東北旅行 その 2【青森~岩手】


二日目はまず十和田市現代美術館へ。同行者の一人がここを希望していた。
もともとこの旅は北海道に行く旅だった。三連休とさらに開発休みの 3 日、さらにお盆休みの 3 日の計 9 日間を費やすというものだったのだ。その時にこの美術館に寄ろうなんて話が出ていた。ところが、 1/2 summer のマスターが終わったあともサッパリ忙しさがなくならず、休みを取るのを諦め、連休のみの東北旅行となったのである。

常設展ではロン・ミュエク という人の作品がお出迎え。
他、様々なテーマのものが展示されているのだが、 美術館というと、彫刻と絵画というイメージがあったのだが、今はそれは古い考えだというのが解った。なんていうんだろうね、コンセプトとでも言えばいいんだろうか。森林浴を表現とか、表と裏を同時に表現とか、ぶっちゃけてしまえばアイデア勝負的な、いわゆる作者の思考の披露であって、そこには絵とか彫刻とかそんなもんじゃなくて、そこにある空間すべて(落ちている石ころとか、草とか)ひっくるめてアートと呼んでいるんだなと言うことに今頃気付いた。
なので理解するのはなかなか難しいと感じた。ゴミのようでも有り、無限の価値を秘めているようでもあり、でも共感しなかったら、ゴミ(価値が解らないということ。例えば夫の趣味の電車模型がサッパリ解らない妻のように)だよねっていう。ホントにそんなものがずらりと並んでいた。
ボクは無理にそれらを理解しようとも、価値を見いだそうともせず、あくまでもボク自身の価値観と感性によって捉えたつもりである。つまりゴミはゴミだし、アートはアートとして素直に感じてきた。ただどんなものでも、どのような思考でこの作品に至ったかと言うことはなるべくシミュレートしてみて、それがなかなに面白い。良い体験であるとともに、自分自身が作り出すものへの迷いというのもこれでまた一つ吹っ切れた。
つまりボクの作品はゴミに見える人には、何をどうしようともゴミなのだ。だから、そんなことを気にせず、自分の魂の赴くままにゴミを作れば良い。そういうこと(笑)。
  
  
より詳しいギャラリーは、こちら

さて、美術館をお昼前に出た我々は、今度は岩手県の久慈市へと向かった。その距離 128km。次なるイベントは何か? それが琥珀堀りである。琥珀とは木の樹液が固化したものである。今度は別の同行者の希望である。久慈市には琥珀博物館というものがあり、ここで実際に琥珀を発掘し、見つけたものは持って帰っても良いのだ。
途中、どこかでお昼を食べようと言うことで、同行者の一人が食べログの点数などから「千草」という鳥のスープのラーメン屋をみつけたので、そこに行くことにする。場所は久慈駅のすぐそば。

さて、この千草というラーメン。非常に個人的には興味深かった。
簡単に言ってしまえば「高級チキンラーメン」。チキンラーメンってあの日清のチキンラーメンのことである。何が言いたいかというと、スープも鳥カツも非常にこだわって作ってあるのだが、その基本の味はあのチキンラーメンなのだ。ただあそこまでなんて言うんだろう、鋭い味ではなく、マイルドでコクが柔らかくて美味しい。いや、これ美味しいよ。また食べたくなる味だった。
ただ麺がのびるのがすごく早い。
  

あと、途中に寄った道の駅に展示してあった江戸時代の住宅があったので写真をとってきた。なんかいろはを思い出してしまったなぁ。

腹を満たした一行は、一路、久慈琥珀博物館を目指す。
ここの琥珀掘りは予約制で、前日に予約を入れておいた。
到着すると名前を書き込み、お金を支払うと、全員目隠しをされる。そして琥珀博物館が所有するバスに乗せられて採掘場所に連れて行かれる。これは盗掘を防ぐためなので仕方がない。目隠しされる際、係員の腰に UZI がちらっと見えたのだが、敢て声には出さなかった……というのは大嘘で、採掘場はバレバレです。博物館から 5 分とかからない場所。ちなみに道路はダートだった。
到着すると、ゴム手袋・長靴・アイスピック・シャベルを貸してくれる。そしてなんの説明もなく「さぁ、ほれ、ほりやがれ」と言わんばかりの放置っぷり(汗)。いちおう掘る場所には係員(といってもおっさん)が居て、いろいろとアドバイスしてくれる……はずなのだが。
「おじさん!この辺出ますかね!?」とか聞いても「ふっ」って鼻で笑う始末。ちょっとマテwww
で、なにげに「そこは出ないんじゃないかね」とぼそっと一言言って、去ってしまう。おーいwwwとらせる気ないだろwwww
だいたい、琥珀かどうかを見極めるのが難しい。
琥珀は樹液だからして、石炭がたくさん出るところから一緒に出るらしいのだが、琥珀も石炭と同じような色で出てくる(磨く必要がある)ため、出てきても石炭や茶色がかった粘度と間違ってしまうのだ。しかも思ったより固くなく、簡単にアイスピックで壊れてしまう。
力任せにガンガン地面を掘るもんだから、何もかもが一緒くたに破壊されていくという始末である。
でもここでハッキリと差が出た。
男性陣はひたすら掘るだけで、さっぱり出ないが、女性陣は全員琥珀を掘り当てた(爆)。
やはり宝石への思いは、女性の方が強いと言うことか!?<そこかよー
ちなみに常連のおばさんというのがいて、その人はウズラの卵大のものとかも含めて、ごろごろ琥珀を掘り当てていた。どうやら経験がものを言うようだ。また最近でも 450g ある琥珀が出たとのこと。これはボクのこぶし大くらいの大きさもある琥珀だった。
もちろんこれらは、もらえるのである意味一攫千金も夢ではないのかも知れない。

琥珀掘りを堪能した我々は次の宿へと急ぐ。
琥珀博物館を出たのが、17:22。次の目的地は福島県飯坂温泉。距離は 200km くらいだから休憩入れても 3 時間でつくだろーなんてカーナビに入れたら、377km だったwwwおっおっwwwおぢさん目算間違えちゃったwwww
377km とかwwww
5 時間コースじゃないですかwww
だって晩御飯も食べたいし。

というわけで、ひたすら移動。
東北は広いなぁ……<今更言うな

ちなみにボクはよく東北に行くのだが、だいたい 1 週間くらいかけてのぼーっと下道を行きながら旅行する。今回、二泊三日とは言え、一日目は午後からの出動だし、三日目は帰らないといけないしで実はそんなにのんびりとは出来ないのだった。

途中、前沢 S.A. で給油。行きもここで給油したので、なんとなく感慨深い。
ちなみに上りと下りで値段が 1 円違うんだが……それって有りなんだろうか??
それからひた走り、菅生 P.A. で晩御飯。牛タンを楽しみにしてたのだが、牛タンメニューはなんと 20:00 で終了。現在 20:54 ……orz
いちおう丼とカレーだけ残っていたので、みんなでそれを頼む。
くそー、牛タン定食くいたかったー! 牛タン オムレツもあったんだじぇ。
さらにひた走り、22:34、飯坂温泉千歳旅館に到着。みんなバタンキューかと思いきや、明るくなるまでまた騒いでいたらしい……。ボクは運転もあるし、なんか疲れたので寝てしまった(^^;

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