演劇に誘われた

知人の声優が舞台をやるというので、ご招待いただいた。
おぉ、観劇など凄い久しぶり。
どんな話なのだろうと、なんの説明も無しに劇場に入った。場所は新井薬師ウェストエンドスタジオ。ここのまえは裏道なので時々通るが、こんなところに劇場があるとは知らなかった。まぁ、リハーサル室や稽古場としても使えるもので、あまり広くはない。
劇団は「ちょーごーきん」というところ。15 年も続いているらしい。すごいなぁ。

で、内容。ボクは勝手に牧歌的なモノを想像していたのだが、そんな話ではなかった。群像劇に近いのかな。一応主人公はヴァンパイアになっちゃった刑事なんだけど、事件に関わる色々な人がその事件に関わる経緯が一つ一つドラマになっていて、あんまり主人公は出てこない。で、最終的に主人公刑事が真相解明にたどり着いていくという感じ。

とにかく設定が多すぎて、演劇でやるにはちょっと向いてない気がした。
どれくらい細かいかというと、京極夏彦の小説くらい細かい。
なので、「どうしてそうなった」という説明に終始する演劇となってしまったというか、その「どうしてそうなった」が集まって出来た話、みたいな構成になっている。だからクライマックスや感動的なシーンも、イマイチ感情移入できないまま過ぎ去ってしまう(汗)。

でもふと思ったけど、アレだね、ボクもあんまり人のこと言えないね(ぁ

今日選んだヘビロテは、劇中で Ry Cooder の曲が頻繁にかかっていたので、Ry Cooder から一曲。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です