おみやげ

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たぶんだけれど、ボクはよく旅行する方だと思う。旅行とまで言わなくても、夜中ちょっと遠くへ行くことも多く、最近では深夜でも東京から 100km 以上離れた場所に行くことも珍しくなくなってきた。
そんなときにふと高速のサービスエリアや道の駅でお土産を買う……こともあるんだけど、最近お土産について色々考える事も多い。

昔はよく職場にお土産を買っていったものだ。
あと取引のある会社さんとかね。
逆に親や知人にはあまり買ってこないことが多い(汗)。

お土産は基本的に「食べ物」を選ぶ。これは古くからの知人の受け売りで、「物をもらうと、いつかはゴミになってしまうのだが、他人からいただいたものなので捨てられなくて、逆に迷惑だから、お土産は食べたらなくなるものが良い」という物だ。 その話を聞いてからと言うもの、ボクもキーホルダーとかペナントとか、そう言うのは買わずに、食べ物を買ってくるようになった。また、どうしても形あるモノを買ってくる場合は、渡すときに「ネタで買ってきたものだから」と言って渡すようにしている。

しかしそれら最近、買わなくなってしまった。
というか、お土産、買い忘れるんだよね(汗)。昔は旅行する前に「○○社は○○人」「□△社は□△人」とかをチェックして、現地に行ったときに買ったんだけどね~。でもお土産代ってバカにならない。そうやって会社に買っていこうとするとお土産代で一万円以上飛ぶことも……(汗)。

閑話休題。
最近は自分のためにお土産を買うことが多くなった。これは主に二つに分かれていて、一つは漬け物とか佃煮とか、ご飯の上に乗せて食べるもの。もう一つは消耗品(日常よく使うもの)。石けんやシャンプーなどのものから、文房具などである。
前者はただ単に、土地土地のものをご飯と一緒に食べたいっていうだけなんだけど、後者はわりと 30 代になってから気付いたことで、旅行先で買った消耗品を家で使うと、その旅行先での思い出がけっこう思い起こされるのだ。
しかもそれは消耗品がなくなるまで続く(もちろん思い出は美化されているだろうけど)。これが「旅行にいって良かった」と思う気持ちが長続きして、面白いのだ。
と言うわけで、お土産って自分のため買うのも悪くないと思っている今日この頃である。

p.s.
今日、出社している時にセミの声を聞いた。東京では今夏、初めて聞いたかもしれない。