スパイス王国

姫彦温泉からの帰り、晩御飯を食べていなかったので、何か食おうと思っていた。讃岐うどんか地元の瀬戸内海の幸を使った料理が食べられる所……なんて思いながら車を走らせていると、ボクの中で幻になっている看板が目に入った。

あ!!

と思った瞬間、急ブレーキ!<ヲイ
駐車場に突っ込んだ。

お店の名前は『スパイス王国』。ただのインド料理屋である(汗)。
食う予定のものとまったく違う店に入ってしまった。
何故入ってしまったのか?
実はこのスパイス王国という看板、今治から四国入りする時いつも見るのだが、果たしてどこに店があるのかサッパリ解らない、ボクにとっては幻の店だったのだ。カレー屋なのかなとは思っていたが、まさかインド料理屋だったとは。

味はマイルド。辛さは一番辛いのから一つ下を選んだが、ボクにとっては辛くともなんともなかった。なので一番辛くても大丈夫だったと思う。そして辛さは食べ始めに起き、後味はいろんなカレーに溶けた味が強く出る(野菜の甘みとか)。
ナンはフワフワ。モチモチ系ではない。
そして驚いたのが、チーズナン。ボクの中でのチーズナンは、ナンの中にチーズが入ってるんだけど、ここのチーズナンはナンの上にチーズがタップリ。ほほう。そしてチーズの塩分が控えめな感じ。

というわけで、四国に住んでればともかく、四国に来たときにわざわざ入る店ではないなというのは最もなんだけど、気になる看板の正体がわかったので満足としよう。個人的にはもうやんカレーのようなオリジナルのカレー専門店を期待していた。

客の入りは閉店間際に入ったため、よく解らない。ボクを入れて二組だけ。もう一組は女子会だったようだ。結構若い(20 代?)女の子たちが 5 ~ 6 人でワイワイやってた。笑ったのが隣が CoCo 壱だと言うこと(笑)。
まぁ、CoCo 壱のカレーとインドカレーは根本的に違うから競合はしないんだろうけど。

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博多行きを考える

博多にはご飯を食べに行きたいと、もう 10 年以上前から言い続けている。名古屋大阪には、ご飯を食べるだけに行った。他にも北海道にもご飯を食べるためだけに行きたい。また、最近、博多に知り合いが出来たというのもある。
なのでせっかく四国にいるのだから、博多にまで行けないだろうかとちょっと色々調べて見た。

方法としては、全陸路とフェリーを使う二つがある。全陸路とは今治からしまなみ海道で本州に渡り、そこから山陽道→中国道で関門海峡を渡る方法である。一方フェリーを使う方法はいろいろあって、これがなかなか面白い。

いろいろ検討した結果、金額的にも時間的にも安いのは防予フェリーで柳井港に上陸してそこから山陽道に乗るというものだ。ただこれでも片道 18,000 円くらいかかる。往復で 36,000 円だ。これは下手したら東京⇔博多の飛行機代より高い(汗)。

というわけで、今回は諦めた……。しかしいつかご飯食べるためだけに博多に行きたい……!

さて、今日は吉野屋に行った(ヲイ
というのも、西日本では吉野家の味も違うからだ。
さっそく豚丼を注文。
ところが!
味、同じだった! たぶんだけど。東京で食べた時と同じ。同じにしたのかなぁ? それとも豚丼だから同じだったのかなぁ?

夜は媛彦温泉というところに行ってきた。愛媛と言えば道後温泉が有名なのだが、実は湯質は……ごにょごにょ。あれも日本書紀から出てきて有名なだけで、中身は……ごにょごにょ。権現温泉の方がまだ……ごにょごにょ。
媛彦温泉は単純泉だけど、けっこうぬるぬる。長い時間はいれるのがいいね。

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