愛媛県を目指す

朝 7:30 頃、清里出発。今回はドライバーが 3 人もいるのでかなり余裕の旅になるだろうと心の中では思う。ただ、時間もかかるだろうなと踏む。人が多ければ多いほど、例えば S.A. とかに寄ったときも時間を食うし、そもそも S.A. に寄る回数も増えるからだ。

清里の天気は悪くはなかったが、八ヶ岳には大きな雲がかかっていた。とはいえ出発地点の天気を心配してもあまり意味が無い。目指は 800km も先なのだから天気も変わると言うものである。

ルートは中央道名神高速中国道山陽道しまなみ海道である。名神高速は新ではなく古い方。名古屋手前、内津峠 P.A. で運転交代。ここから神戸辺りまでを担当した。その後は他の二人の運転で四国入りした……と思う(汗)。よく憶えていない。
下の写真は大津パーキングエリア「パヴァリエ びわ湖大津」。
とてもピカピカなので色々写真を撮ってみた。最後のパノラマ写真は展望デッキからの風景である。この時点で 11:50。

ここで朝飯兼昼飯も食う。なんでもこのパヴァリエ びわ湖大津には名物バーガーがあるという。その名も『琵琶湖 BASS バーガー』。琵琶湖ではすっかり悪名が轟いてしまったブラックバスを、駆除するだけじゃなくて食ってしまおうというものだ。
実際食べてみると、これが普通のフィレオフィッシュと特に変わりなかった。身は柔らかめ、クセもないが、魚って感じもあまりしないという……。もうちょっと歯ごたえはあった方がイイかなと思いつつ。

もう一つの写真は松阪牛マンである。こっちはねー、まぁなんだ、サービスエリアの飯っていうレベルだった(ぁ。

四国に入り、今治の来島海峡 S.A. に到着したのが 16:27。なんとか明るいウチに瀬戸内海を写真に収めることができた。

晩御飯は『白楽天』という今治名物・焼豚玉子飯専門店。っていうか、そんな名物知らないし(Wikipedia にまで載っているとは!)。まぁどんな料理かは写真を見れば一目瞭然。ご飯の上に豚肉と目玉焼きが載せてあるって言う。食い方としてはこの半熟卵を崩しながら食うのだろう。
味付けだが、これがとても甘い! なんだこりゃっていうくら甘い。例えるならすき焼きの割り下のもっと甘いヤツと言えばイイだろうか?
こりゃ甘過ぎだろうと辟易しかけたところに、七味をかけてみたら、びっくり、味が締まってがらりと変わる。そしてうまい。なにこれ? うまいよ。

ちなみにここまで甘いのは白楽天の特長なのだと言う。他の店はここまで甘くないそうだ。

そんなこんなで 19 時頃、帰り着いた。
今回はグルメに関してはまだ 20 代の姪のサポートであった。大津のハンバーガーや白楽天の焼豚玉子飯も彼女のチョイスである。全てネットで調べた前情報と思われるが、いやはや恐れ入った。

さて、最後に車の話を。写真には出ていないが、車は先代トヨタ ノアであった。普段乗っているエスティマに較べて明らかに小さいのが運転していても解り、取り回しは楽であった。しかし騒音などはやはりボクの車よりもうるさかった。またレスポンスも悪く、エスティマでさえ悪いのにさらに悪いってどういうことなのって戸惑いすら感じた。ここでスッと出たいのに反応が遅くてなかなか思い通りにコントロール出来ないことが多かった。まぁこの辺は慣れればよいのだろうけど……。