実写というものに初めて挑戦する

この日は収録があった。内容については話せないが、何をしたかは充分にネタになる話なので書こうと思う。
今やっている仕事で、あるシステムを作ったのね。普通そういう場合の納品物って、作ったシステムそのものとその仕様書などだ。ところが今回の仕事ではその使い方を説明するビデオも納品して欲しいと言われた。

えー、そんなの初めてw

でね、最初はそのシステムのサーバ側を作ったボクと、ディレクタの同僚で作ったのよ。おっさん二人で「ここを押すと、こうなりまして」みたいな説明を一分くらいの動画にまとめたわけだ。そしたら「声優さんにナレーションとかしてもらえないですかね」とか、いきなりのダメ出しですよ。
しかもコンテまで送ってきた。その内容によると、放課後、家に戻ってきた女子高生がそのシステムを使って、まぁいろいろするってことになっている。

ちょwww

というわけで、知り合いの中出し顔出ししてもいい声優さんに急にお願いして簡単な実写ドラマを撮ることになったのである。
映像として近いのは運転免許更新の講習で見せられるドラマとか、ワイドショーとかで流れる短い再現ドラマとかそういうのに近いかなぁ?

貸しスタジオでリビングを借りて、そこに必要な機器類を持ち込んで、声優さんに演じてもらうという内容だ。女子高生と言うことなので、Timepiece Ensemble1/2 summer の制服を持って行ったwwww<バカじゃないの?
そこでカメラ 4 台と昨日買ったマイクを使って収録。

ドラマ自体はとても短いので、三時間ほどかけて何度も何度も撮った。
これらの中で使えそうなシーンをカットごとに抜き出せばいいだろうと思ったのだ。
ちなみに制服は Timepiece Ensemble の制服を着てもらった。1/2 summer のはけっこうやれてて、繕い直さないといけない所がけっこうあった。

結果的に収録そのものは失敗だった。というのも、借りたリビングは普通の電灯しかなかったんだけど、圧倒的に光量不足で 4 台のカメラどれも高感度ノイズがひどい!
そっかー、AV の撮影とかでもライトをガンガンに焚いてるのはそういうことだったのかー!<なぜ AV を例に出す?」
とにかくノイズらだけで……カワイイ声優さんに申し訳ない。
やっぱり素人がいきなりこう言うことやるもんじゃないね。
しかし納品は今月末だ!(ぁ
撮り直しなんて出来ない。そもそも貸しスタジオもいっぱいでおさえるの大変だったし。
あとは Premiere のフィルタで何とかするしかないと思いつつ、この日の収録は終わったのだった。

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