LOOX U の FM トランスミッタを試す
日記はなんだかのほほんとした内容しか続いていないが、実際のところ実はものすごく忙しい。だもんで、せっかくの LOOX も全然試せていないのだが、とりあえず車内で音楽を聴く新しい環境として、ちょっとだけ遊んでみた。
ちなみに最終的な目的は Docomo
のハイスピードでサーバ上にある MP3 などの音楽データをこの LOOX U でストリーミング再生することである。こうすることにより、LOOX U 側に音楽データを持たなくても済むというわけである。
今までこれは W-ZERO3 で実現しようとしていたわけだが、W-ZERO3 では以下のような問題が発生し、結局出来なくはないが、実用的ではないという結論に達していた。
- 転送速度が遅いため、バッファリング時間が長く、再生が始まるまでに何十秒もかかる（ただし、これは個人的には我慢できないことはない）。
- 再生途中でバッファが足りなくなると続きをバッファリングせずに、次の曲に飛んでしまうプレイヤーが多い。
- バッファの量を調節できるプレイヤーも見あたらない。
幸い LOOX U はフルスペックの Windows が使える。つまりプレイヤーには winamp が使えるのである。winamp はオンラインで音楽を再生するためのいろいろな設定が出来る。しかも Docomo のハイスピードとなれば、まぁあまり速度を心配する必要はないだろう。
ただこちらはとにかくサーバの設定をしなければならないので、そんな時間はない（汗）。
というわけでとりあえず LOOX U についている FM トランスミッタを試してみようと思ったのである。
この LOOX U にはなぜか FM トランスミッタがついている。これは LOOX U で発せられる音を FM の電波に乗せて発信することが出来るのだ。そこで LOOX U で MP3 を再生し、それをカーラジオで受信することが出来るわけだ。
まず電池の持ちであるが、1 時間で 20% だった。
ただボクの車は AC コンセントをつけているので、電源はエンジンがかかる限りあまり心配する必要がない。とはいえ、乗るたびにいちいち電源アダプタを取り出してセットするのは面倒くさい。ちょっとした移動ならバッテリのみで動かしたいところ。というわけで、 4 時間は持つと思われる。
次に FM トランスミッタ・ソフトなのだが、個人的に問題になったのが FM トランスミッタを ON にしても、LOOX U のスピーカーが OFF にならないこと。デフォルトで OFF になってほしいなぁ。どうせラジオで受信して聞くわけで、LOOX U のスピーカーで聴く訳じゃない。それにスピーカーを鳴動させれば、その分バッテリだって食うわけだし。しかも OFF に設定しても次回起動すると、ON になっちゃうのよねぇ。
そして最後が気になる電波の強さ。安物の FM トランスミッタはホントに使い物にならない。LOOX U に付いているやつも、どうせオマケみたいなものだから、あまり期待できないかもしれないと思っていたんだけど、やっぱりイマイチだった（汗）。特に雨の日はダメねー。関係あるのか知らないけど＜ヲイ
あと置く向きによっても全然ダメ（笑）。
それでも助手席に転がしておく分には、ちゃんとステレオで乱れなく送信し続けてくれる。
いやー、ケーブルをつながなくていいって言うのはありがたいねぇ。
最後に FM トランスミッタを設定しやすいようにタブレット・ボタンなどを設定。
これで、車に乗った後、Winamp を起動し、FM トランスミッタ・ソフトを起動する一連の操作を手早くすることが出来るようになった。
あとは amatsukami.jp サーバに MP3 のストリーミングをさせるように設定するだけなんだけど、こっちは実はけっこうたいへん。前やった設定を全部消してしまったのだ。特に認証周りがねぇ……orz
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