Top > Diary > 2009-04-28

モバイルへの危機感

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携帯できる機器の性能が日増しに伸びている。
もちろんパソコンの性能を凌駕すると言うことはないとは思うが、しかし普段の使用ならば携帯できる機器だけで事足りる時代はじわじわとボクらの身の回りに押し寄せつつある。今時の 10 代は、携帯だけで事足りるので、パソコンを買わないなんていう話も、いろんな人から聞くようになった。
google も Microsoft も戦場の舞台をモバイルに移行しつつある。

つまりエロゲも新しいユーザーを獲得するには、パソコンを持っていない人にもプレイできる環境を提供していかなければならない。

この危機感は 5 年ほど前から持っているのだが、具体的にどうすればいいのかさっぱり形が見えないまま、漠然とボクの前に立ちはだかっている。とにかく初期投資が大きい。ソフトを作ればいいかというと、それだけでは終わらないからだ。
どうやって囲い込むのか?
どういう環境を整備すべきなのか。
そして、どういう形でお金を集めるべきか……。
本当に漠然としているんだよねぇ。

で、ココまでが伏線。

姫屋ソフトに行ってきた

この日は秋葉原にある姫屋ソフトに行ってきた。
ボクもマスターアップが終わり、やっと暇ができたので、ボクの周囲で仕事がない人たちのためへの営業活動を開始したのである。
幸いにも姫屋の社長さんはボクを歓迎してくれ、いくつか業界情報を交換するとともに、今のエロゲ業界の景気の動向について話し合うことができた。そのような中でモバイル環境のエロゲについて意見交換をすることができ、上記の漠然としたものが少し具体的な形になり始めたのである。

姫屋ソフトはパソコンのソフトのみならず、携帯電話の様々なコンテンツを提供しており、具体的に何をするとどれくらいのお金がかかるのかを見積もることができるのである。
というわけで、まずは中身やサービスの仕組み、そしてビジネス・モデルを企画書という形でまとめ、それを姫屋ソフトの社長に見せて、いくらかかるのか、そもそも実現可能なのかを話し合い、お金になりそうだったら一緒にやっていけないか打診していこうかなぁと思った次第である。
というわけで、こっちもちょっと道が開けてきたような感触をつかめて非常に有意義な時間を過ごさせてもらった。

本当にコネクションっていうのは大事だなぁとしみじみ思ったのであった。

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Last-modified: Thu, 30 Apr 2009 17:52:59 JST (5468d)