Top > Diary > 2010-09-10

久しぶりの長い一日とたまきんの収益構造

グスン、グスン…

久しぶりに長い打ち合わせであった。
打ち合わせそのものは 4 カ所。東京 2 カ所、埼玉 2 カ所。
18 時から始まり、終わったのは日付変わって AM2:00 であった。

ボクの理想の仕事量は、シナリオ 1 本と、制作進行もしくはディレクション系 1 本というものである。シナリオの仕事は現在いただいていて、まぁまだあらすじ段階なんだけど、さすがに 9 月中に決まるでしょう。
シナリオの仕事というのは、ボクは 1KB = 1000 円換算である。
もっと取ってもいいという人もいるのだが、ボクはエンド・ユーザにはまったく知られてないし、ボクがシナリオをしたからと言って、売上本数などまったく変わらない。だから 1KB = 1000 円なのである。でもこの仕事だけだとさすがに暮らしていけないので、それ以外に実作業を必要としない、見てるだけの仕事があると、経済的にだいぶ楽なのである。
で、今回はそのディレクション系の仕事関連で打ち合わせがあったというわけである。

1KB =1000 円なら、1 ヶ月 500KB 入力して 50 万円もらえばいいじゃない、という指摘があるが、これがなかなかそう言うワケには行かない。と言うのもその前準備である「企画立案」「あらすじの作成」「各種の指定(イベント画、立ち絵、背景、音楽など)」、「資料集め」の作業が必要で、しかもこれらの作業は払ってくれないところが多い。あくまでもできあがったシナリオに対して報酬が支払われ、その前準備というものは「シナリオ執筆に必要なもの」であり「シナリオに含まれてしまう」ところが多いのだ。
で、だいたいこの前準備に 1 ~ 2 ヶ月はかかるわけで、シナリオ執筆に入れるのは、仕事の話をいただいてから 1 ~ 2 ヶ月後になるわけである。まぁ、今回、その前準備にボクは 4 ヶ月以上かけちゃってるけどwww<笑い事じゃない

ちなみにラノベの挿絵も上記と同じような感じだ。本来イラストを描くには、登場人物のデザインや着ているもの、身につけている小道具までデザインする必要がある。これらの材料が揃って初めて、挿絵が描けるのである。しかし出版社から払われるのは、そのできあがった挿絵の料金のみである。キャラクタ・デザイン料は支払われない。まー、そんなもんなのかねぇ……。

実はディレクション関係の仕事もオファーはそれなりにあるのよ、オファーは。でもね、なかなか始まらなかったり、お金にならなかったりと、大変なのよー(涙)。最初の話は 4 月からお願いしますって言われて、それが結局 7 月になり、8 月になっても始まらなかった……orz
結局その間待機していたので、無収入(ぉ
そう、そうなのよ、無収入もついに 8 ヶ月が過ぎました(爆)。
今年に入って、収入 0 円なのよね。 さすがにキビシ───!!


さて、今日紹介するのは、シカゴのハウスから Kaskade。ボクはハウス、テクノ系は日本人、ヨーロッパのものを良く聞き、四つ打発祥である(とされるところの)アメリカはシカゴのハウスやテクノをあまり聞かない。このアルバムはメロディ重視で、すごくきれい。そしてすごくヨーロッパナイズされているので、気に入ってしまったのかも。秋の夕暮れや夜に聞くと気持ちいいかも! まだまだ暑い日が続いてるんだけどね(汗)。

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Last-modified: Sun, 12 Sep 2010 18:07:48 JST (4967d)