Diary/2012-02-16

夢

久しぶりに、心霊系の夢を見た。
場所はあきる野市だ。
ここはボクが免許を取り立ての頃よく行った、ちょっとした山道コースがあった。一つは小峰峠、もう一つは七曲峠でどちらも真っ暗でくねくねした道が続く。もっとも距離は短く、数 km くらいしかない。今では立派な道路とトンネルができ、これらの旧道は車では通ることはできない。

夢の舞台はこのどちらもが混ざった場所というのはすぐにわかった。
夢ではここに一人で置いて行かれるのだが、べつに知っている場所だし、暗さへの恐怖心はあるが市街地への降り方はわかる、と思い、歩いて行くのだが、行けども行けども小峰峠→七曲峠→小峰峠→七曲峠とループし、いつまで経っても里まで下りられないという夢であった。この降りる間に、まぁいろいろと冷静に話すとバカらしい様々な心霊現象が起きたりした。ここは丁度、宮崎勤の事件の舞台でも有り、またそれ以前から心霊スポットとして取り上げられていたので、ボクの脳内でそっち方面の補正がかかったのだろう。
冬と言うこともあり、寒さのあまりついに動けなくなるところで目が覚めた。

しかしなんともはや懐かしい風景であった。ボクの中に残る小峰峠も七曲峠も新しい道路ができる前の景色であるから、今がどんな景色かはわからないが、あの景色はもうないのだなと思うと急に寂しい思いになってみたり。いや、べつにこの二つの峠に限らず、景色は日々刻々と変わっているわけであって、何も感傷に浸るほどのことでもないのにとも思う自分がいる。

そういえば、luv wave の東京にはスカイツリーがないななどと、苦笑いしてしまった。
曲は immi から Sign of Love。

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