副都心線開通間近

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今月の 14 日に副都心線というのが開業する。
コイツの工事のおかげで、長年明治通りは深夜でも渋滞が耐えなかった。
またこの地下鉄の工事には、道路特定財源が使われている。
副都心線が通れば、車の利用が減り、池袋←→渋谷の車の交通量が減るという名目があるからだ。
ボク個人的には、深夜でも明治通りが使い物になればそれで御の字である。
ただ、聞く所によるとどうやら西武線直通新鮮池袋行きがこの副都心線に接続するそうである。ということは、保谷から渋谷のみならず三軒茶屋まで一本でつながるのだろうか? だとしたらちょっとありがたい。
東急・京王井の頭・小田急方面は西武線沿線には非常に縁遠い。今回、この副都心線が西武池袋線・東急田園都市線が相互乗り入れしてくれれば、西武線沿線の住民が世田谷区へアクセスしやすくなる。でも相互乗り入れするっつっても東急東横線の方かなぁ?

ところでこの電車の開通によって池袋の乗降客は 9 万人/日マイナスになると豊島区は計算しているらしい。また、新宿のデパートではさらに競争が激化するという。電車ってこういう経済効果に非常に密着しているからなかなか興味深い。
高速道路のインターとなると、鉄道ほど期待はされないだろう。
かつて西武王国(笑)が栄えたのも、鉄道を持っていたからである。
広告事業もすごそうだしねぇ。駅とか車内の広告とか。
いろいろ興味が尽きない所ではある。
結局ここまで交通や流通、ネットが普及してもまだまだ距離というのは、人類にとって克服しがたい要素なのである。
ボクが田舎に戻って今の仕事が続けられないのがその名によりもの証拠である。
ボクが生きている間に、この距離というものは克服されるのだろうか?
大いに期待しているところである。

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