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大型スクーター
バイク乗りというのは、ポリシーがあるとおもっていた。もちそんそれはあくまでも僕の偏見である。ただどうしてそう思っていたかというと、バイクは好きな人が乗る乗り物だからだ。夏は暑いし、冬は寒い。排ガスはもろに食らうし、雨の日は大変だ。
はっきり言って好きじゃなければ乗れない乗り物なのだ。
それでも人車一体、風と一体になるという言葉をまさに体感できるのがバイクである。僕はオープンカーに乗ってその味を少しだけ賞味することができたが、バイクはその比ではない。そして市販車で味わえないのが、とんでもない加速である。
あの G もまた、バイクでしか味わえないであろう。
そんなわけでバイク乗りというのは「走ること」に意味を見出し、そしてまた自分なりの「走り方」を持っている(これを僕はポリシーと呼んでいる)と僕は思っているわけだ。
もちろんこれは新聞配達やバイク便など、商用利用には当てはめない。
もっともバイク便に関してはバイク乗りがやっている場合があるので一概には言えないのだが。
で、ビッグスクーターである。最近はやりの 250cc とか 400cc のスクーターである。
僕はいままで中型以上のバイクをそんなに邪魔だと思ったことはなかった。彼らは僕の進行方向の邪魔な位置に割り込んできても、次の瞬間にはまたどこかに行ってしまう。
信号待ちで僕の前に出てきても、青になった瞬間に圧倒的な加速で僕の遙か前方に行ってしまう。たとえ道交法違反をしていたとしても、彼らが通行の邪魔だと思ったことは滅多にない。彼らは車の流れをよく読んでいるし、タクシードライバーよりも先に客を見つける能力を持っている*1。だから僕はバイクに対して特に苛ついたこともないし、腹を立てることもなかった。
で、ビッグスクーターである。
彼らとバイク乗りの決定的な違いは、スクーターが「交通手段の一つ」であることである。別にスクーターのライディングそのものに何かポリシーとかそういうものがあるわけではない。強いて言えば、格好付けがあるくらいだろうか?
だがバイクなのですり抜けだってできるし、赤信号で最前列に行くことも可能だ。
ところがこれが、すぱっと発進しない。
すり抜けするときも、いつまでも危ない場所にとどまる。
まるで自転車感覚でライディングするのである。
これでまだ車群のペースで一緒に走るとかならまだイイが、自分の好きなペースで走る。
困る……非常に困るし、冷や冷やする。
だいたいあのビッグスクーターはオヤジが粛々と乗るものだろうが*2w
そんなわけで最近、ビッグスクーターにやられっぱなしの僕だったりする。
そして今後、このようなビッグスクーターはもっと増えるだろう。今、バイク産業を支えているのはビッグスクーターだと言っても過言ではないくらいに売れているのだ。
もうちょっと周囲のことを考えて走ってくれないかなぁ……
- よっぽどやられているようで。 -- ken1?
- やられまくってます。でも忘れてはならないのは、自分の運転が彼らビッグスクーター乗りのように、他人に迷惑をかけていないかということに気をつけることですね。 -- たまき?
- 最近はホントに増えてますよねー。 チャリ乗りとしては原付と違いビックスクーターには全く勝てないので好きじゃありません。 -- 阿修羅?
- 自転車で負かしてやってくださいよ。いやマジで -- たまきん
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