日記

■2006年04月12日(Wed)  サーバに
LAN 用のストリーミング・サーバを設置w
これでいちいち何を聞こうか迷う必要がなくなった。
とりあえずジャンル別に10チャンネルほど作ってみた。
ランダムで再生される仕組みなんだが……ディレクトリ(フォルダのこと)で登録するとそのディレクトリごとランダム再生なのね。つまり、あるディレクトリが選択されたら、その中は同じ順番で再生されてしまう……_| ̄|○
次のディレクトリはランダムなんだけど、そのディレクトリの中はまた最初から順番に……う〜む、1曲1曲登録するのはめんどくさいんだけど。
まぁ、そのうち ASP で新着曲のチャネルとか、あとよく聴いた曲のチャネルとかを作ろうかと思っているが……そこまで凝る時間はないと思われる。

あ、もちろんこれは公開しませんwww
したら JASRAC に怒られるううううう。
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■2006年04月11日(Tue)  ユーザーサポートの話
ところでパソコン・ゲームを作っていると、動作環境というものを決めなければならない。まぁここに関してのいろいろな会社内での熾烈な争いはそのうち書くとしてw、サポートするのはメーカー製 PC のみで自作機はサポート対象外としているところが多いと思う。
最近ではノート PC も対象外何てのもみる。
今やデスクトップよりもノート PC に売り上げが推移している中、それもナンセンスだなとは思うのだが……ボク個人的には自作機こそサポート対象にして、メーカー製はサポート対象にしたくないくらいである(笑)。

っていうか自分も周囲も自作機ユーザーばかりなので、メーカー製マシンを買ったという話を聞くと、逆に違和感を感じるほどの環境だったりする。そもそもボクの開発マシンは自作機なのである。
で、メーカー製マシンは先にも説明したとおり、いろいろなソフトがバンドルされている。これらを網羅するのは、中小企業のソフトハウスには不可能だ。なにせパソコン・メーカーは 1 年で 3 回もモデルチェンジをするからねぇ。
で、どうしているかというと、HDD にインストールせずに DVD-ROM だけで動くバージョンを作って、秋葉にいってデモっているマシンで実行したりする(笑)。実はその昔、NEC や富士通のショールームではデバッグのために行くと歓迎されていたものだ。パソコン黎明期の時代はパソコンを扱っていると言うだけでメーカーはすごく協力的だった。

まぁそれはさておき、そんな感じでメーカー製マシンの中身はブラックボックス化が進んでいるので、自作機の方がユーザーサポートが楽だったりすることがままあるのだ。ボク個人的には自作機の方が、まだ使っているパーツの型番をすべて調べてもらうことが出来るので、対策もとりやすい。
というのもネットをあされば地雷だったりするパーツや、俗に言う合い性が悪いと言われているパーツが解るから、情報を調べるのに苦労しない。しかも情報は日本国内だけじゃない。そもそもパーツ類は他の国でも使われているから、英語記事なんかをあされば、古いドライバなんかも見つけることが出来ていろいろと解ることがあるのだ。
ところがメーカー製マシンはそうはいかない。
情報源はユーザーのサイトを捜すか、メーカーのサイトしかない。使っているチップセットやグラフィックチップの細かい設定までは載っていないことがあるし、どのパーツがどこに刺さっているかも解らない。
これらも友人知人なら中を開けてしまうと言う荒技でなんとかしのげるのだが(これでだいたい使っている部品を特定できるので、それらの部品に関する情報収集が出来る)、ユーザーさんにマシンを送ってもらうわけにも、ましてユーザーさんの家にお伺いするわけにもいかない。
というわけで、メーカー製マシンのサポート、実は意外に大変だったりする。
でもじゃぁ自作機が楽なのかというと、100% そうとも言い切れない。自作機となると今度はすごいマイナーなパーツとか、その人が仕事で使っている特注の装置とかをつないでいる場合とかがあって……こういう場合はネットで情報もまったく出てこないのでお手上げだったりする。

まぁそんなこんなで、サポートって大変なのよっていう愚痴めいた話。
でもそれを理由にサポートを投げるのはよろしくない。なぜなら、こっちはそれでお金を取っているわけで、出した製品には責任というものがあるのである。だからもう一つ我々メーカーがすべきことは、コンピュータの使い方をユーザに啓蒙することかなと思っている。
サポートを受けるにしても最低限のデータ収集の方法、またエクスプローラの使い方など、その辺をユーザに教えてあげることによって、こちらのサポートがずいぶんと楽になるんじゃないかなぁと……
まぁそんなヨタ話。
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■2006年04月10日(Mon)  同じく修羅場〜〜〜
同じく修羅場〜。
でも午前中に事務所に行かなくちゃ行けなかったところ、
うっかり寝てしまって 13:30 !!!
うひゃー。

結局 PC の前を離れるわけにも行かず、自宅でそのまま作業の続きを。
17:00 にアップする予定がなんだかんだで 19:30 でした……
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■2006年04月09日(Sun)  修羅場でした
某作品のおまけディスクみたいなやつのマスターアップ作業でした。
つーか、これも部下に一任して終わりにしたかったなぁ……
他の作業が進められないょ。

まぁ、インストーラーだけはボクが組むのは仕方ないとして……_| ̄|○
と愚痴ってみる。
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■2006年04月08日(Sat)  まぁ実質ユーザーサポートなわけだが……
こんな記事をみつけた。パソコンを買うときにコンピュータ・エンジニアに聞けばいろいろ教えてくれるだろうと言うよく聞くアレだ。
かくいうボクも長いことコンピュータを扱ってきたから、会社だけでなく友人知人にコンピュータに関する相談を受けることは多い。ここでいつも問題になるのがメーカーはどこがイイかという質問である。
そもそもコンピュータに詳しい人間は、メーカーがどんなマシンを作っているかに興味がない。なぜなら自分で組み立てられてしまうからだ。

さらに言うならば、業務系のプログラマやエンジニアはパソコンのことを全く知らない人も多い。コンピュータが扱う範囲は広大である。電子レンジや炊飯器、ビデオデッキなどの操作部分のような小さなプログラムから(最近のビデオデッキはもはやすでにパソコンだがw)、銀行の ATM、コンビニやファミレスの POS システム、証券システム、鉄道や航空機などの路線/券売/各種監視システム、宅配便の管理システム、自動車、医療機器……エトセトラ、エトセトラ、それはもう人間の生活すべての分野にコンピュータが使われていると言っても過言ではないくらいの分野がある。だからどの分野のコンピュータのをやっているかによってそもそもパソコンのことは全く知らないエンジニアがいることにも要注意だ。

ところが質問する側は、すべてひっくるめて「コンピュータ」なのである。
だがコンピュータが関わるすべての分野を網羅している人間は少ないだろう。
つまり何が言いたいかというと、コンピュータ関係の仕事をしているからと言って、個人が使うパソコンのことに詳しいかというとそれはそうでもないと言うことである。そしてコンピュータ関係の仕事をしているからと言ってカタログとかを見せればそのカタログに載っているコンピュータがどんな性能で、どういう使い方に向いているかを読み取ることができるかというとそうでもないと言うことも付け加えておこう。

ただ、アセンブリ言語やハードウェア設計をやっている人間は、「コンピュータに何ができるか」をわきまえている人間が多いから、概略や中身をちょっと読ませればアドバイスすることはできるだろう。

さて、もう一つメーカー製のパソコンを尋ねられるに当たってコンピュータ・エンジニアと質問者との間にできる問題が「バンドル・ソフト」である。そもそも素人はコンピュータを買うと言うよりも、コンピュータでできることを買うという感覚に近い。つまりワープロであったりウェブ・ブラウザであったり、年賀状の印刷であったり……目的は人それぞれだがそれらを行使するために「コンピュータ」が必要なのである。なにも「コンピュータ」が欲しいわけではないのである(この意味が通じるかな)。
で、メーカー製のパソコンには最初からいろいろなソフトがインストールされている。これを「バンドル・ソフト」と言うのだが、これがメーカーによって違うばかりでなく、同じメーカーでも出た時期によって違ったりする。さらにソフトにはバージョンというものがあるから、同じソフトでもいろんなバージョンが存在していたりする。
そして世の多くのコンピュータ・エンジニアはこれらのバンドル・ソフトが「邪魔」だと感じている。なぜならそんな使うかどうかもわからないソフトがごちゃっと入ったコンピュータを使うよりも(メーカーによってはこのバンドルソフトの数をアピールしている所もある。100 本入っているとか売りにしている機種もある)、自分の使うソフトだけ入ったシェイプアップされたコンピュータを使う方が圧倒的にパフォーマンスも良いし、何かトラブルがあったときも何が入っているかわかるので対処しやすいからだ。
だからメーカー製のマシンを勧めて買ったあと、何かトラブルが起きてもそれにコンピュータ・エンジニアが対処できるかというとそれもまたそう言うわけでもないのだ。

それだけコンピュータとは分野が細分化されており、パソコンとはその中のほんの一部分であることを我々コンピュータ・エンジニアは一般のユーザーに説明すべきだと思う。

で、ボクの場合どうしているかというと、まずやりたいことを聞き出すことから始まる。メーカーとかそういうのはさておいて、コンピュータで何がしたいのか。次にデザインである。ボクのような人間はあまり外見にはこだわらないが、部屋にずっと置いておくものであることは変わりないし、しかも大きさも例えキューブだったとしても決してバカにならない。そうなると置いて見苦しくないものがイイ。
そしてやっとそこでメーカーの話に入る。
バンドルしているソフトはカタログではわかりにくいのでメーカー・サイトに行ってじっくりと調べる。もちろん調べるのはボクだ。質問している側はソフトの名前を言われても想像すらできないだろうかr。
そして過去いろいろな経験から得た知識を元に、バンドルソフトの善し悪しを決めていくが、ここばかりはどうしても「感覚的」にならざるを得ない。いわゆる「ウィルスバスター好き」「ノートン好き」と別れるような感じだ。ここではどのソフトがいいとかは触れない。触れるとただの宗教論争にしかならないからw

もう一つ大事なのはドライバや BIOS の更新頻度だ。
これらのソフトウェアがバージョンアップしたときに即座に対応するメーカーかどうかを調べる。これもどこがいいとかはここでは触れないが、これらのことを調べた後、聞き手が買いたいと思っている機種と照らし合わせる。
そして、問題がなければ聞き手が欲しいと思っているものをそのまま買わせる。そう、大事なのは聞き手はなんだかんだで先入観で欲しいものをすでに決めていることが多いのだ。上で紹介した記事にも書かれているとおり、あとは専門家に背中を押して欲しいだけなのである。
だが、聞き手が選んだ機種が聞き手の用途に向かない場合もある。だから、ちゃんと調べる必要が出てくるのだ。

というわけで、コンピュータの専門家だからと言ってむやみやたらに質問するのはやめた方がいいかもしれない。それよりもむしろ、その専門家からまず話を聞くことが大事かも知れない。答えを急がず、その専門家がちゃんと知識を持っているかどうかを確かめるといいだろう。
聞いてもらえると、専門家というのは饒舌になるものである。自分が尊敬されたと思ってぺらぺらとしゃべり出すだろうし、質問者の願いを聞き入れてくれることもあろうw
まぁ、バカとはさみは使いようと言うところかw

▼BGM
BARE KNUCKLE 2 / SEGA with Yuzo KOSHIRO
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