日記

■2005年08月31日(Wed)  天皇制の話
8月の最終日は、天皇制の話だ。一連の太平洋戦争がらみの話は、この天皇制の話で終わりとなる。そして、あまりあれやこれやと触れてはいけない話題でもあろう(笑い
天皇制に限ったことではないが、宗教化したものは論じるのが難しい。
なぜなら、これは理性だけでは片付けられないからだ。
信じてしまったものは、誰がなんと言おうと曲げることはできない。
科学的に信者の方が間違っていると証明されたとしても、だ。
そしてこの天皇制の問題も、そう言う性質を胚んでいると僕は思っている。つまり理論で諭しても、科学的に証明しても、信じ込んでしまった人には無意味だと言うことだ。それだけ信じる力は強いし、侮れないし、パワフルなのだ。

もう一つはボクはあまり神道や天皇に関する知識が、今までの政治経済、太平洋戦争に増して乏しい。神道を専門に勉強をしたこともないし、せいぜい、寺社を観光気分で訪ねたり調べたりしたくらいだ。だから、深く天皇を信じている人、勉強している人たちにとっては、これから語ることは滑稽にうつるかもしれない。
それでも、太平洋戦争と関わりの深いものであるからボクなりに綴ってみようと思う。

さて、天皇自身がどう思っていたかは別にして、国民は太平洋戦争を天皇陛下のために戦った戦争である。大東亜共栄圏も、八紘一宇もまた天皇の元に一つとなる、平等となる思想だ。
それだけ天皇制というのは戦前では日本国内において重要なファクターだった。

だから太平洋戦争の項目でも述べたように、天皇に戦争の責任がないかと言えば、それはあんまりにもあんまりだろう。ないわけがない。たとえそれが、当時の軍部がし向けたことであろうが、国民があおったことであろうが、天皇の名の下に戦ったのだから、天皇に戦争責任は十分にあるとボクは思っている。。
だいたい、日本の艦船についていた菊の家紋は天皇家のものだ。
無条件降伏を受け入れられずずるずると戦争を引き延ばしたのは、天皇制の維持にこだわったからだ。当時の政府や軍部でさえも、天皇制が滅ぼされるなら本土決戦もやむを得じと決断したくらいに天皇は特別な存在なのだ。

そもそも歴史を振り返ってみると天皇に逆らった者は少ない。
源頼朝も、朝廷を滅ぼすようなことはしなかった。室町も江戸もしかり。
もちろん武士の時代、天皇家の生活は苦しかったらしいが、それでも滅ぼされるようなことはなかった。戦国時代の時に、誰も天皇を討ち取り、天皇に成り代わろうとする者が現れなかった。
あの信長でさえ、最初は京に登ることを天下統一の道だと考えていたのだから。

それぐらい天皇の存在は日本国民の中で神格化され、特別な存在になっているのではないかとボクは思っている。
当の天皇がどう思っているかは、謎だが(汗)。

これが伝統のなせる技なのか、それとも教育のなせる技なのか、メディアの影響なのか……それはボクもわからない。だが、あのマッカーサーも驚いたように、日本は天皇の元に一つなのだ。

今度は神道に話をうつそう。
そもそも神道は全国を束ねる系統だったものはないのではないかと思っている。それぞれの土地にはそれぞれの氏子がおり、その土地の文化や風俗、風習と一緒に育まれて来た、それぞれの神社の信仰があるとボクは思っている。
だから、江戸時代では仏教と融合してしまったり、風神様がいつの間にかいろんな御利益の神様になってしまったりしたけれども、それはご都合主義のように見えてその土地に暮らす人たちの中から生まれてきた神道のありのままの姿なのではないかとボクは感じている。
そもそも神道を一つのくくりに納めること自体ナンセンスなのだ。

だが、明治になってどうしても神道を一つにまとめて確立しなければならない理由があった。
江戸幕府が大政奉還をし、日本がじわじわと近代国家としての一つの国を形成していこうとしているそのとき、右も左もわからない日本国民を束ねるにはどうしたらいいか……そう考えると、日本国民誰しもが知っている天皇を使う手はないだろう。
天皇の元に一丸となって、日本国という一つの国家を形成していく。
封建社会から一気に近代国家へと変貌していくのに、天皇制は必要な日本国のビジョンそのものだったのではないかと思うのだ。

だが日本人は頭はいいが、まじめで極端なところがある。
いわゆる「○○道」という奴だ。
ある目的が、その目的を達成するための手段が目的になると言う精神だ(笑い
ちなみにこれは今でも立派に日本人の中に脈々と受け継がれている。
理解できない人がいたら、本当に申し訳ないがこればっかりはうまい説明が付かない(笑い
皆さんもたぶん遭遇したことがあるはずだ。たとえば、ある目的を果たすために標語を作ったとしよう。美化運動でも、遅刻撲滅運動でもなんでもいい。ところが、いつの間にか日本人はその標語を暗唱して毎朝言うとか、その標語を必ず黒板に書くとか、その標語そのものが権威あるものとして扱われ、その標語が目指す目的はいつの間にか忘れ去られているのだ。
こういう現象をボクは保育園の頃から目の当たりにしてきた。
それは法律なんかでもそうだ。そもそも何でその法律が作られたのかがないがしろにされて、その法律そのものを作り上げることがメインになってしまうのだ。

天皇制においても、最初は国民を一つの方向へ向けるためのビジョンであったのが、いつの間にか先鋭化し、天皇制の優先度の方が高くなってしまったのである。そして天皇家という、2600 年続く(笑)伝統ある神の子孫という「ブランド」がさらに天皇制を後押しし、いつの間にか天皇制を守る国となってしまったのだ。
ボクにはそう思えてならないのだ。

そしてそう根付いてしまった天皇制を崩壊させるのは難しいだろう。
だが、考えてみて欲しい。

今の日本のビジョンはどこにあるのか?

それは天皇にあるのか?
小泉にあるのか?
アメリカにあるのか?
中国にあるのか?
それについては、国民一人一人がよく考えなければならないのではないかと思っている。

そしてそのビジョンの先に天皇が必要ないのであれば、躊躇うことなく捨てることもまた必要なのではないかと僕は思っている。そして逆に、天皇の元に一丸となり、日本という国がまた強くなれるというのであれば、天皇は必要であろう。
だが、今までの日本のやり方はもう通じないと言うことを我々自身は気付かなければならない。
良くも悪くも、日本は日本だけでは完結しない国になってしまっているのだから。

ああ、なんか読み返すとまとまっていないな……_| ̄|○

aral / Catherine Lara <- ヒーリング・インダストリアル?
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コメント
  • zigbee(2005/09/09 00:32)
    拝見しました。興味深い内容でした。
    個人的に感じているのは公式の場で今上天皇は全くもって私をもっていらっしゃらないことが残念で成りません。彼らは王なのだからもっと堂々と羽目をはずして頂きたい。
    ただ、今の皇太子殿下は羽目をはずしがちなので期待しています。;)
  • たまきん(2005/09/16 15:10)
    しかし、今回、政府や天皇のことばかりになってしまいましたね。国民に戦争責任はないのか? もちろんあります。これは常々思っていることですが、子孫であるボクらにもあります。今のような豊かな日本を相続するボクたちは、もちろん戦争の罪も背負わなければなりません、ボクはそう思っています。
    ところで、昭和天皇は地政学を勉強していたようですし、「個」も「私」も持っていたのではないでしょうか? 今後の天皇家には確かに注目すべき所はありますね。
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■2005年08月30日(Tue)  郵政民営化のヒミツ
太平洋戦争から話はそれるが、郵政民営化について周囲からいろいろ聞かれるので、ボクの知っている知識をまとめてみた。民営化のメリットはさすがに見えないかも知れないが、なんで今の政府が民営化にこだわっているのかくらいは、ひょっとしたら疑問が解けるかも知れない。
ただ、ボクは経済のエキスパートではないので、これから述べることは実は間違っているかも知れない。その辺は、読んだ人がつっこみをしてくれると有り難い<ヲイ

じつは年金問題に手をつける前に、郵政民営化が避けられない状況になっていることをまず述べておこう。今回の衆院選で自民党が勝ち、郵政民営化法案が通れば、次は年金問題に小泉は手をつけることだろう。まぁ、あくまでもボクの予想でしかないのだけど。
さらに、郵政民営化はアメリカの悲願でもある。

事はバブル崩壊後にまで遡る。世界経済の 25 %を占めた日本の経済が長い不景気に突入したことにアメリカは懸念を抱いた。負債はついに先進国第1位に……あのバカにされていたイタリアの実に2倍の借金だ(笑い
経済大国がこのままこの状況に陥るのは、世界経済の動脈硬化をもたらす。
アメリカはなんとしてもこの日本の景気が回復して欲しいわけだ。
そこで目をつけたのが、銀行の預金と郵貯だ。
とくに郵貯は JH などの特別法人にしか融資されないばかりか、損をしても税金で補填されるという凄く不思議な預金だ。銀行の預金は銀行の投資部門によって然る可き場所に投入されるから(それでも貸し渋りなどの現象はあるのだが)、規制緩和の方向でアメリカは何とか出来ると踏んでいるが、郵貯は一筋縄ではいかない。
がんじがらめの法律で守られているし、既得権益が強すぎる部分もある(ただしこれは郵便局を全国に遍く行き渡らせるために生じてしまった事でもあるのだが)。

まぁそこで、民営化して郵貯を有効に市場に投下させようというのが今回のねらいだ。
そしてなんとかこの長い不景気から日本を脱出させたいと考えているのだ。

ちなみにこの不景気が続けば今度はアメリカは IMF を使ってくるだろう。
こうなると日本の経済はアメリカというか欧米の統治下に置かれ、軍事力どころか経済に至るまでアメリカに握られることになる。ますます主権国家じゃなくなってしまうのだ(笑い
ちなみにこの状況に陥ったのが、韓国。

まぁそんなわけで、実は割と郵政民営化はボクらの将来に重要なキーとなっているのだ。
だが、じゃぁ民営化すればボクらにメリットがあるのかというと、実はそういうわけでもない。おそらく、低所得者層には物流サービスの負担が増える可能性がある。また、ペイオフに似たようなものが郵貯に導入される可能性も否定できない。特に地方の低所得者ほどデメリットが大きいかも知れない。
それは国鉄や電電公社の民営化を見れば解るだろう。

そんなわけで、郵政民営化の本音の所を書いてみたつもりだ。
もちろんこれだけじゃないし、既得権益の部分はたぶんもっといろいろと調べて議論する必要があるだろう。それに、小泉が新しい利権構造を作らないとも限らないわけで、そういう意味でも国民は今回の郵政民営化についてちゃんと見張っていなければならないだろう。よく解らないという理由で、放置してはいけないと思う。
そしてアメリカももっとえげつないことを考えているかも知れないしね。

そんなわけで郵政民営化の意義が少しでも解ったら、これ幸いである。
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コメント
  • 龍英(2005/09/02 18:09)
     うん、国民にメリットはないけれど、何時かは実行しなければならないのが郵政民営化の特徴だよね。だから今までの政治家が手をつけなかった訳だけど、国鉄や電電公社よりも経済という国の根幹を担う分野だけに慎重に方法を選ばなくてはいけないと思います。
     ただ、たまきんは”デメリットも大きい”としているけれど、長期的に見ると、民営化と競争によるサービスの向上という形でメリットがあるとは思う。会社の経営している立場から言えば、郵便局はサービス業として最低ですが、NTTは電電公社時代のお役人体制から脱却していると思います。(たまきんがドコモの携帯の品質が一番と言っていたのがよい例だと思います。)
     しかし残された時間はもう少ない。2007年でも遅いぐらいだと言うのが個人的意見。正直韓国の二の舞いだけはどうしても避けてほしい。親米派の俺ですが、それは本当にシャレにならない。
     経済的占領は文化の支配でもあり、それはそれは国家の崩壊を意味する、それが800兆を超える借金と共に現実として迫っているわけだから、もう少し危機感を持った議論をしてほしい。
     野党には郵政民営化の煮詰めについての対案を期待していたのですが、その点についてはちょっとがっ..
  • たまきん(2005/09/03 09:17)
    他の物流としのぎを削って行くことになるのかなとは思いますが、よく言われる採算のとれない地域などが取り残されるのではないかと懸念されていますね。でもこれも、Yahoo BB なんかがブロードバンドから取り残された地域に、わざわざ儲からなくても線を延ばしたりしているので、一概には言えないところでしょうねぇ。ただ、JR なんかは地方では高かったりするし、なかなか難しいところではある。そこを市場原理だけに任せるのか、国が介入するのか……その辺も気になるねぇ。
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■2005年08月29日(Mon)  秋葉原、食事事情
会社の備品を購入するために、秋葉原に行ってきた。買うものは会社の人がほとんど決めていたので、ボクがすることは荷物運びと車の運転ぐらいなものだ。

買い物をしていると、見慣れない食い物屋ができていたので、行ってきた。
しかし秋葉原はメディアなどでも取り上げられるようになってメジャー化したせいか、食べるところが非常に増えて嬉しい限りである。新しいオフィスビルやヨドバシカメラなんかができて、こぎれいになってしまい、昔の雑居感というか、ごった煮感というかそういうのが失われつつあるが、食べるところが増えるのは歓迎である。
もっとも、秋葉原は昭和通り側に割と食べ物屋さんが充実しており、食べるところに困ったことはないのだが、マンネリ化していることもあって少々食べ飽きていたのだ。

というわけで、中川屋カレーうどんという店が中央通り沿いにできていた。カレーうどん専門店……思えばなぜ東京は少ないのだろうと喞いていた時があった。吉祥寺にできた店もすぐにつぶれてしまったし……カレーうどんは関東ではあまり市民権を得ていないのか!?
って、関西でも得ていないような気もするが(笑い
カレーうどん専門店が市民権を得ているのは中部地方ですな。
ボクの記憶によれば、だけど。

というわけで、中川屋、いい感じである。
出汁が少し足りない気もするが、いわゆる和食のカレー味。
そして油揚げとネギ。
のど越しもそこそこ良い、讃岐風味なうどん。
後味の苦みがなんとも心地よい。
お値段 580 円。

天丼セットだと 980 円だが、その具も多くて凝っている。
でもやっぱり油が安物だから、たくさん食べると胸焼けがする。
そもそも、からっと揚がっているように見せかけて、油がしみこんでいて実はあんまりとからっとしていない(笑い

と、文句ばっかり書いてしまったがボクはすごく気に入った。また来よう。

ところで秋葉原近辺といえば、うまいトンカツ屋、そして広島風お好み焼き屋、インドカレー屋と割とボク好みの店がそろっている。機会があったら、そちらの方も紹介してみようと思う。

話は変わるが、太陽誘電の DVD-R メディア、やすくなったねぇ。8 倍速対応のプリンタブルが 50 枚で 3500 円だよ。やすいなぁ。昔は 1 万 5000 円も出してたよ……_| ̄|○
というわけで、家のサーバのバックアップ用に、50 枚買ってみたりして。

▼BGM
Points of View / Nando Lauria <- Brazilian Jazz と言ってるけど Fusion かなw
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■2005年08月27日(Sat)  キャンプに行ってきた
友人たち男 5 人で、小菅村という所にキャンプに行ってきた。多摩川源流になる場所で、青梅街道をひたすら西に走り、奥多摩を越えた所にある山梨県の村である。
奥多摩湖(小河内ダム)よりも上流にあるため、河原の石も大きく水も冷たくてきれいな場所だ。
スーパー銭湯形式の温泉もあり、最近観光開発が進んでいるようだ。

とはいえのっけあらスタートが遅れてしまった(汗)。
仕事の関係で睡眠時間が充分にとれなかったボクは、出発を2時間ほど遅らせてもらったのだ。
そのおかげで、現地に着いたのは 14 時。
ここはドライブコースでもあるのでよく来るのだが……昼間だとえらい時間がかかるなぁ。
というわけで、さっそく昼食の準備。竈はすでに同じ場所に来たことがあるという龍英が前回来たときに作ったモノが残っており、時間が非常に短縮できた。あとはこれに新聞紙を丸め、細い薪をその上に立てかければ完了である。新聞紙を燃やすとすぐに薪に火がつくので、あとは徐々に太い薪に火をうつしていく。
お昼は定番の焼肉。
なんだかんだと遊びながらやっていると、あっという間に 17 時になってしまった。
温泉が 19 時までなので、火をいったん消して、温泉に行く。

小菅の湯は湯質もなかなかよく、また水風呂は源泉掛け流しだったりしてよかった。
出たあと、自由に使える個室やくつろぎスペースがあって、なかなか至れり尽くせりだ。
お値段は 600 円、タオルとバスタオルは 150 円で借りられる。

風呂から出た頃は 19 時を回っており、もう山は真っ暗だった。
さぁ、ここからがメインイベントである。
冒険者たちはどのようにして暗闇を克服するか、それが今回のテーマだ(笑い

まずはボクらのベースからさらに 10km ほど奥に行った白糸の滝という所に行く。
街灯もないし道路も舗装されていない中、行くことにした。
龍英がランタンを持ってきていたので、まずランタンだけで行こうと試みたがこれはあまりにも指向性が悪く、周囲が少し明るくなるだけで遠くの地形はさっぱりわからなかった。
結局ここは皆が懐中電灯を持って、行軍。
足場が悪くて足を取られる者や、段差や石に気づかずにつまずくもの等が続出した(笑)。

ここでわかったのは、明るい光源があるだけではダメと言うことだ。
というのも、目の絞りがその光源にあってしまい、その光源が照らしている先は真っ暗で何も見えないのだ。だからやっぱり懐中電灯のようにある程度指向性のある光源でないと、行軍するのは難しいようだ。

そして白糸の滝へ。
ごうごうと水が流れる音がすごく、台風が去ったあともあって水量はかなり増していた。
しかも、水が冷たいのなんの。
ちなみにこの滝の水はおいしいらしく、持ち帰る人もいるのだとか。

帰りに少し霊というか何か感じたので、その方向に写真を撮ってみた
一見何も見えないように思えるが、ちょいとトーンをいじってみると……犬をつれている女の人っぽいものが撮れたのだけど、皆さんにはどう見えるだろうか? 霧がかっていたので、たまたまモヤがそう見えただけだと思うけどね(笑)。

さて、それからまたベースに戻って夕飯を作る。
釣りをする時間がなかったので、里で買ってきたニジマスを焼く(笑い
あとはホットケーキ。
そしてデザートに梨をむく。

明かりはたき火だけだ。

実は車を止めている地点から河原までは、そこそこ山道を降りなければならない。
暗闇の中で荷物を運んだりしたが、4 人パーティでも行軍がすごく遅くなることがわかった。みんなが同じペースで歩かなければならないし、先頭が両手を開けるとなると、2 番手が明かりを持つことになり、少しでも 4 にんがはぐれるととたんに行動不能の陥るのだ。

う〜ん、冒険者って大変だなぁ……とか思いつつ。
まぁもっともあの時代にはあの時代の常識や夜行動するためのさまざまな知識があるから、こうやってにわかに思いつきでやってみたところで全然シミュレーションにはならないのだけれど、夜とかキャンプ中にモンスターに襲われたときに、わりと気軽に行動に出られてしまうテーブルトークのプレイに一石を投じたのは確かだと思う。

特に河原でのキャンプは水の音がけっこう大きく、周囲に敵が忍び寄ってきたときなどを察知するのはかなり難しいと感じた。だから、こういった音がしている場所では罠の設置や、キャンプ周辺の巡回を怠るとヤバいということもよくわかった。

というわけで、22:00 にキャンプ地を出る。
なかなか面白い体験だったと思うが、一緒に行ったみんなは楽しめたのかな?w

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  • 龍英(2005/08/28 14:01)
     お疲れ様でした。僕は自分の企画だから楽しかったけど、みんなはどうだったのか心配。あまりこういう経験はないからね、普段。
     一番今回痛感したのは、アウトドアは準備と、現地のシュミレーションが重要だと言うこと。今回のような、キャンプ場などではない所では、一度出発したら一切補給は受けられない、それから増水した川を光なしでわたるのは危険すぎる。
     俺も一回来た場所だと言うのに結構ミスしてしまった。懐中電灯の電池が切れたときはマジで焦りました。
     最後に火を消しに一人で川を渡るときは怖かったなあ、魔法が使えない戦士は不便だと思ってみたり(笑)一人で冒険するのって大変なんだね。
     心霊写真?は今日わかってよかった。昨日だったら怖くて行動不能になってました。
     
     来年はメンバー増やしてダンジョン探索だ!<何処の?
  • こじいち(2005/08/29 09:55)
    楽しそうで何よりでしたね。今回は参加できませんでしたが、次回はぜひ。それにしても、心霊写真とは、、、。
    夏って感じがしますね。

    それはさておき、千葉マリンに応援に行きましたが、寒い試合でした。21世紀ではじめて、個人的には盛り上がっていますが、PO進出に向けて、厳しい状況になってきてしまっていますね。
    ジョニー黒木はおめでとう、ですが、うーん。厳しい。ファンクラブ会員として、応援を続けますよ。
  • 通りすがりの(2005/08/29 12:59)
    5人いる!!
  • たまきん(2005/08/31 11:43)
    龍英>
    またやりたいですね。今度は紅葉の季節にでも。
    こじいち>
    今回は予定が合いませんでしたが、時間があるときにまた。
    野球は寂しかったですか……_| ̄|○
    オリックスは今3位かな? このまま維持できれば PO 進出ですね。でも寂しいとはいえ、セリーグよりは面白いと思うけど、いかが?
    通りすがりのさん>
    今気付いたのですが、4 人で行ったのに日記では 5 人って書いてしまっています。
    やはりあのとき誰かいたのかもしれない(笑い
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■2005年08月23日(Tue)  大東亜共栄圏の夢(笑い
太平洋戦争が是か非かという話を前回した。
太平洋戦争は避けられる戦争ではなかったこと、戦争に出るのはやむを得ないとしても、その引き際、負け方がまずかったことをボクなりの意見で説明してみたつもりだ。
ここで太平洋戦争に勝つためにはじゃぁどうすればよかったか、とかそう言う話はするつもりはない。ボクはそう言う知識を持ち合わせていないし、当時の政府には存続して欲しくないと思っているからだ。
それはどうしてかというと、価値観が違うからだ。
そう、今回はその価値観という部分を説明しようと思う。

良くも悪くも、ボクは(そして今の日本国民の多くは)戦後の教育を受けてきた。
民主主義、資本主義の教育だ。
ぶっちゃけて言えば、アメリカ流の思想を教えられてきたのだ。
だから太平洋戦争やそれ以前の日本の行動に関して否定的な意見をとる人が多いのは当然だと思う。平和憲法の存在を知り、民主主義という考え方を教え込まれれば、仕方のないことだ。

で、ボクが二つ前の戦争の話からちらほら話題に出している「豊かになること」も、この民主主義、資本主義社会が発展し、国民一人一人の所得や自由が広がって行くことがボクにとって「豊かになる」ことなのである。
この価値観が異なっていると、そもそもボクの意見に賛同できないだろう。
たとえば右の人はかつての日本政府がやってきた帝国主義的であり天皇を中心とする世界こそが豊かな世界であるだろうし、左の人はマルクス主義の唱える平等な世界こそが、豊かな世界だろうし。

だからボクが今まで語ってきたことは、今説明したようなボクの価値観でのことなのだ。ボクが「豊か」という言葉を使ったら、民主主義、資本主義において豊かになることを意味していると思っていただければありがたい。
そして日本が目指して欲しいビジョンも自ずとそれに沿ったものになる。

EVE-ZERO と EVE TFA という作品にはアジア経済圏を確立し、日本はその頂点に位置すると言うような諜報部員たちの会話が出てくる。これを見て、ボクを右だと思った人が多いようなのだが、戦前の政府のやってきたこととは少し違うことを認識してもらいたい。
ただ、これはかつての日本がスローガンとして掲げた「大東亜共栄圏」と性質は似ていることは否定しない。どういう事かというと、アジア全体を豊かにし、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの三つの独立した経済圏を築き、アジアの経済圏は日本が握るというものだ。
まさに大東亜共栄圏という言葉になってしまうだろう。
ここで戦前の日本政府と違うのは、アジアに民主主義と資本主義を浸透させ、アジア全体を富ませると言う所にある。天皇中心の世界、日本中心の世界とはちょっと違う。そしてこれは軍事力だけでは実現できない事である。
アジアの諸外国(中国も含む)に経済のエキスパートを派遣し、現地を教育、市場を作り上げていく。そこには日本企業が食い込むが、しかし自由市場経済の基本を崩してはいけない。現地人たちでも努力し、市場開拓を行っていけば豊かになることができる。
というよりも、現地が豊かにならなければ意味はない。
こうしてアジア全体の経済力を底上げしつつ、日本にうまみのある構造を作り上げる。
これこそがボクの目指すアジア経済圏の確立である。
そしてこれはアメリカが日本にやっていることだとボクは思っているのだ。
そしてこれは植民地とは一線を画する搾取構造だと思っているのだ。
つまり、現地でも(民主主義、資本主義において)豊かになれるし、占領している側も搾取ができる、そういう構造なのだ。

ペリーが日本に開国を迫ったとき、彼は絶対に武力を行使するなという命令を受けていた。
このときすでにアメリカは新しい植民地政策の方法を模索していたんじゃないかとボクは思っているのだ。
今までヨーロッパでやってきた力による制圧よりも、現地を豊かにし、そこからうまみを得る。現地が栄えれば、それだけアメリカも栄えるという構造だ。そのためには武力で強制するのではなく、現地民を教育し、市場を開拓していくことの方が重要になってくる。
日本は成功したモデルケースの一つではないかと、ボクは思ったのだ。

そして、ボクが戦争を否定する理由はまさにここにあるのだ。
知恵を使えば植民地支配よりももっと有益でお互いが豊かになれる方法があるんじゃないかと。
今ボクは民主主義と資本主義において豊かだと言ったが、おそらくこの考え方をさらに進めて、より新しい概念、新しい思想が生まれてくるのではないかと思っている。

ああ、なんか太平洋戦争の話じゃなくなっちゃったな……_| ̄|○

さて、いよいよ次回は天皇制の話かな(笑い

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  • 聖あずま(2005/08/29 08:21)
    いや、でも結構面白い話じゃないですか(笑
    戦後戦略というものは確かに重要で、負けるにしろ、勝つにしろ何らかのメリットは発生するわけで。

    豊かになれる考えと方法・・・となると、主義的な近代的思想は俄然と時代遅れに成らざるを得ない気がします、そんな気がするだけですけど。
    主義、というより全てに模索する散逸構造的な形になるんでないかと。
    ぶっちゃけ、いつもどおりって気もしなくもない(笑
    では。
  • たまきん(2005/08/29 20:17)
    そうですね、主義とか思想などを追い越して市場や科学は発達してしまっていますね。とはいえ、多くの人間は民主主義さえもまっとうに理解、そして実現できていないのだからそのギャップたるや(笑い
    まぁ、面白く読めれば幸いです。
  • zigbee(2005/08/29 20:53)
    日本が直接統治した台湾及び朝鮮は欧式の植民地支配(ブロック経済)を行わず、あくまで日本の一部とした模様です。
    証拠としては教育の徹底、インフラ整備、(宗主国との)自由貿易など。(ふつう植民地には教育/インフラ資本を投下しない。例外として香港とかあるけどアレは対中国戦略の一環に見えまつ)

    確かにたまきんさんの言う通り、アジア共栄圏としての台湾・朝鮮支配はあくまで日本の一部としたため、現在まで禍根の残るお粗末なものに成り果てましたが、欧式同様の植民地支配とひと括りにするにはどうかと。

    だからといって戦前の日本は今よりも冗談が通じない分肯定できませんけど。

    ということで天皇論を楽しみにしてます。:)
  • たまきん(2005/08/31 03:17)
    日本の場合は植民地というよりも日本にしてしまう感じなのでしょうねぇ。満州なんかは日本人の移住もあったみたいですし。将来的には現地民も日本人としての権利が発生したのかもしれません(八紘一宇?)。ただ、宗教的な部分は大航海時代にキリスト教を使って西洋も同じようなこともしていたので、あまり差を認識できなかったのかもしれません。
  • zigbee(2005/09/09 01:05)
    朝鮮でも台湾でも現地人は2等国民(だったはず?)で選挙権がなく、徴兵の対象でもなかったはず。(志願兵はいた、朴元大統領などがその例)
    満州はどうなんでしょ。あそこ日本の友好国扱いだから特に日本での特典は無かったっぽいですけど。ただ祖父は満州帰還組で向こうではいい生活をしていたと聞いています。

    大航海時代ということはイエスズ会ですか。漫画ピルグリムイエーガーに出てくるザビエル君はかわいいですね。あのような少年が奇跡を残すとは・・・。
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■2005年08月21日(Sun)  太平洋戦争の話……
遅くなってしまったが、太平洋戦争の話である。
とはいえ、論じることは多岐にわたるのでそれらすべてを書くことはできないし、自分自身そこまで太平洋戦争に関する知識を有しているわけではないので、簡単に戦争の是非であるとかそう言う部分だけ述べていこうと思う。

歴史としては日本による真珠湾攻撃が太平洋戦争の始まりとされているが、戦争そのものは明治以降、日本は割と積極的に参加してきた。それもそのはず、当時の先進国になるためには植民地を有し、そこからの搾取構造を築くことによって国益を増強していくことが一般的だったからである。
したがって西洋の発展を勉強した日本は、ご多分に漏れず植民地政策をとった。
この当時は経済だけで国益を確立するという考え方はまだあまりメジャーでなかったし、軍事力を背景に食い込んでいく方法しかとれなかった場合もあるので、当時の日本の国策を単純に批判するのは難しいと思う。

ただ、国民一人一人が軍事力による拡大政策を望んでいたかどうかはボクは疑問視している。よく、右側の人の意見で天皇や当時の政府に責任があるのではなく、それをあおり、先導した国民にこそ責任があるという人がいるが、おそらくそれをしたのは裕福層の人間であって、国民全員が当時の国政を望んでいたかどうかは微妙だ。ちなみに 1925 年まで選挙権は税金を 3 円以上納めている 25 才以上の男子しかできなかった。1925 年から 25 才以上の男子に選挙権が与えられたことを付記しておく。

次に当時の日本政府がちゃんとした先進国へのビジョンを持っていたのかどうかということにボクは疑問を感じている。おそらく官僚には国際政治に精通し、地政学を学んだブレインはいたと思うのだが、内閣や軍部をはじめとする政治家、軍人たち(ここで軍人を出さなければならないことに、まず疑問を抱かなければならないのだが)にそういった国際感覚、そして日本の未来のビジョンが描けていたのかと思うと、それは違ったんではないかとボクは思う。
これはアメリカ参戦の時に情報担当者が持ってきた情報を感情だけで否定したり、占領地の地図がなくて司令部が前線からの報告に対応できなかったり、天皇制維持に固執し無条件降伏を受け入れられずに戦争をずるずると引き延ばしてしまったあたりに如実に表れていると思う。

つまり何が言いたいかというと、あの当時、先進国になるために植民地政策をとることは間違っていないが、当時の政府が果たして植民地をどうするか、日本をどういう国にしていくかという明確なビジョンがないまま、西洋の見よう見まねで植民地政策をとったのではないか、というのがボクの意見なのである。
そしてそのような行き当たりばったりの末に導かれた答えが、太平洋戦争ではないのかと。
大東亜共栄圏とかあの辺は、植民地政策をとるための詭弁にすぎないとボクは思っている。

とはいえ、仕掛け人はアメリカである。石油の禁輸政策をとり、有名な ABC 包囲網で日本は締め付けられた。出る杭は打たれるというわけではないが、当時日本は実は世界第二位の経済大国。これ以上の発展はアメリカにとって驚異となるのは必至だったのは間違いない。
ここで開戦に踏み切らなければにっちもさっちもいかなかったのも事実である。
つまり太平洋戦争は、避けられない戦争であったとも言える。

ボクが太平洋戦争で一番まずかったなと思うことは、やはり引き際である。
結局、多くの先進国を相手にしてしまった戦争であるし、資源の量を見ても負けるのは確実である。だから本土決戦なんてもってのほかで、アメリカの踵にかみついて、痛い思いをさせる程度で良かったのである。その上で外交の席で戦い、譲歩を見せたりすれば泥沼の戦争に突入することはなかったのではないか?

まぁ、もっとも当時の政府が存続していたら今のようなそこそこ自由な世界になっていたのかどうかというのは非常に疑問なのだけれど……ただそれはここで議論する話題ではない。

もう一つ、これは知人の受け売りなのだが、日本てやっぱりどこか変な国だと思ったこと。それは当時の政府や天皇を日本国民の手で罰しなかったことだ。ドイツでもナチ狩りが行われたし、イタリアではムッソリーニは公開処刑。他にもヨーロッパの国々では、国民たちの手によって、国を間違った方向に導いた者達が処罰されているが、日本では彼らを処罰をしたのはアメリカだ(笑い
しかも天皇制は残っているし、アメリカに協力した軍部や開発者たちはおとがめなしだったりするし、アメリカも手ぬるいことこの上ない(笑)。
国民が信じて戦ってきた戦争。家族も友達も愛する人も奪われた戦争なのに、その戦争に導いた人たちに国民が怒りをぶつけないのも、変だよなぁと思ったが、みなさんはどうお思いだろうか?

そんなわけで、ボクは太平洋戦争そのものを否定するつもりはないのだが、果たしてその戦争が日本を豊かにするための正しい戦争だったかどうかは非常に疑問に感じている。かつて日本の商社が世界の海を制したように、日本は非常に優れた頭脳と実行能力があることは、おそらく我々日本人より世界の方が知っているだろう。
そこを、戦争の駆け引きに使えたのではないか、というのがボクの意見なのだ。

まぁとりあえず、太平洋戦争が是か非かの話。
次回は大東亜共栄圏の部分とか、豊かさってなんなのよとか、地政学とかその辺の要素を交えながら、太平洋戦争の話をしていこうと思う。

▼BGM
BT - Rare & Remixed / BT <- Trans
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コメント
  • こじいち(2005/08/26 17:42)
    天皇陛下万歳って、金将軍マンセーと似てるよね
  • 龍英(2005/08/26 19:33)
    お帰りなさい、かなり真剣に読ませて貰いました。要点を簡潔に、なおかつ客観的にまとめてある”たまきん論”は素晴らしい。やっぱり文章で飯を食ってる奴は違うね、知識量では負けないけど、自分の論旨の表現力については勝負にならないなあ。次回も期待してます。
  • たまきん(2005/08/29 20:15)
    こじいち>
    天皇制についてはまた別に書くので、それまでお待ちを。まぁ、北朝鮮のそれと似たようなものだとボクも思いますけど、日本の場合は年期が違うから、それだけ「伝統」という名のブランド化した重みが強いのよねぇ。
    龍英>
    キミから得た知識などを、かみ砕いて論じたにすぎないんだけどね。甘いところがあったら、指摘よろしく。
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■2005年08月19日(Fri)  車関係
オイル交換をした。念願の BPVervis Zero NA というオイルだ。前回買えなかったので、ちょっと嬉しい。
やはりふけ上がりが、イイ感じだ。

さらに、助手席のヘッドレストにつけられる多機能ポケットもゲット!
地図などのポケット、ペットボトル、そしてティッシュ(箱ごと)が格納できる優れものだ。今までこれらは別々の場所にそれぞれぶら下げていたのだが、場所をとるしぶらぶらしていたので、一つにまとめた。なかなかイイ感じ。
あとはボクの車の後部座席に、室内灯をつけたいのだよねー。
前の車は後部座席専用の室内灯があったのだが、今乗っている Euro R にはない。
しかし導入しない理由は、ライトはいろいろ売っているのだけど、ボクの車は後部座席に電源がないから前のシガレットの所から電源をとることになるんだが、そうなると前席から後席に配線することになり、これがわりと車内が汚くなるのと、車内清掃をするときに邪魔なのだ。
う〜む、何かいい手はないものか……?


給油:40.55L (走行距離:352.7km/燃費:8.6979km/L)
単価:133円/L(シェル、ハイオク、セルフ、東京都練馬高野台)

給油:33.0L(走行距離:405.6km/燃費:12.290km/L)
単価:137円/L(JOMO、ハイオク、養老サービスエリア)

給油:40.28L(走行距離:503.4km/燃費:12.4975km/L)
単価:135円/L(パイオニア石油、ハイオク、愛媛県伊予郡松前町)

給油:40.70L(走行距離:436.3km/燃費:10.7199km/L)
単価:130円/L(シェル、ハイオク、セルフ、愛媛県新居浜西)

給油:31.77L(走行距離:358.3km/燃費:11.2779km/L)
単価:133円/L(エッソ、ハイオク、セルフ、愛媛県松山市)

給油:36.66L(走行距離:440km/燃費:12.002km/L)
単価:137円/L(コスモ石油、ハイオク、名神大津SS)

給油:42.38L(走行距離:522.7km/燃費:12.3336km/L)
単価:133円/L(シェル、ハイオク、セルフ、東京都練馬高野台)

総走行距離:2666.3km(最初の給油はのぞく)
う〜ん、思ったよりのってないな。

▼BGM
Merry Christmas Mr.Lawrence / 坂本龍一
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■2005年08月16日(Tue)  液晶導入後の
液晶導入後の仕事机を撮ってみた。

仕事机の話題も出たついでに、PC のデスクトップの話題なぞ。
これが今現在の、ボクのデスクトップ。何も起動してない状態。自慢はアイコンの少なさかなぁ……実は 0 にもできるんだけど、そうするとデスクトップ上のアイコンにアクセスするのに、1クッション操作が増えるので、こうしている。
実際の画面サイズは 1600x1200 ドット。壁紙は 10 分毎に更新される(笑)。

常駐物は、とりあえずこんな感じ。ログインしただけで、300M 近くメモリを食っていたりする。う〜む、地球に優しくない環境だ。ちなみに 1GB はけっこうオーバーするので、そろそろメモリを 2GB にしたいところだ……_| ̄|○
タスクバーの左にある「ツール」って言うのは、アプリケーションほど巨大ではないちょっとしたプログラム類のショートカットが格納されている。
実は Windows XP のタスクバーは使いこなすとランチャとかその手のソフトが一切不要なくらいコンパクトにいろいろなショートカットを隠し持っておける。ボクのデスクトップでは、他にもよく行く仕事で使う website 、そして主なアプリケーションのショートカットを、画面の左に設定している。

まぁ、そんなヨタ話。

▼BGM
Novo Brasil / Nando Lauria <- Brasilian Jazz
FSE2002G.png 128×128 9K
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  • ken1(2005/08/17 21:08)
     立ち上がるまで時間がかかっていそう。常駐物ありすぎ(笑)
     よく使うアプリはキーボード 2 クッションで立ち上がるようにしてます。マウス操作よりも早い(笑)
  • へぽかる(2005/08/18 00:31)
    私も似たような感じですね。アプリケーションは全部キーボードショートカット。
    ゲームをそこそこやってウィルスチェックとネットセキュリティを入れている状態だと768Mじゃ少ないですかね?
  • たまきん(2005/08/18 18:10)
    起動までわりとかかっていると思う。時間は計ったことはないけど。ただ XP はログオンしてからすぐに操作可能になるので、常駐物が起動している間に、エクスプローラをいじるくらいは可能。キーボードショートカットは使わないですねぇ……どうしてかというと、管理者をしている手前、他人のマシンをいじることが多いので、ショートカットになれるとついついそのショートカットを使ってしまってイライラすることが(笑)。768MB は映像や音をやらなければ、十分だとはおもいますが、3D ゲームをする場合は足りないでしょうね。
  • 聖あずま(2005/08/19 01:04)
    立ち上がりが煩わしいなら、休止モードで常駐するまでのラグを飛ばせるのでは?
    特にRAID 0+1だと起動にかかるストレスがかなり減りますよ。
    上下にアイコンバー配置って2000で出来たのですけど、もしかしてxpって出来ない?
    WindowsVista出た時はどうなるんだろう(笑
    GUIって時点で9.0要るらしいですけどネ。
  • たまきん(2005/08/19 22:59)
    ふっふっふ、そもそもボクはパソコンの電源を切ることがありません。常に点けっぱなしです。再起動するのはパッチの時、電源切るのは何かハードをいじるとき……そんな感じです。
  • ken1(2005/08/20 23:42)
     Winで再起動をしないとはツワモノですな。
     とても怖くてそんな真似はできません(笑)
  • たまきん(2005/08/21 07:51)
    う〜ん、スラッシュドットとかでも Windows が安定しないと発言する人おおいけど、NT4.0 からボクはそうして使ってる。不安定になったことはないけどなぁ。しかもあれだけ常駐物多いのに。それともボクの安定の基準が違うのか?
  • 聖あずま(2005/08/21 23:23)
    二重電源ですか? それか、ニプロン製ですとか(笑
    たまきさん感覚だとそう安っぽいのは使ってないような気が・・・
    電気代が怖い怖い。
  • へぽかる(2005/08/22 00:14)
    たぶん98やみいちゃんのせいではないでしょうか?
    みいちゃんはじゃじゃ馬でしたよ(笑
  • たまきん(2005/08/23 18:33)
    電源はサーバのはそこそこ高いですが、クライアントはケース付属ですね。星野金属のですけど、それが良いのか悪いのかはいまいち謎です。OSタンは Me が好きですが、ボクは w2k かなぁ。でも XP も捨てがたい<ヲイ
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■2005年08月15日(Mon)  戦争の話
さて、敗戦日である。記念日であるかどうかはわからないが、日本人としては忘れてはいけない日であることは間違いないだろう。で、まぁ、太平洋戦争のことを話す前に、そもそも戦争そのものをクローズアップしてみようと思った。
というのも、ボクも人のことは言えないのだが「戦争」と聞いただけで「No」と感情的に反対する人が圧倒的に多く、そもそも「議論」にならないことが多いからだ。もう、売り言葉に買い言葉の世界に突入してしまうのである。

というわけで、まずはボク自身の戦争の認識から入ってみようと思う。

感情的に言って、ボクも戦争は「嫌い」である。
なぜなら、死に関わるから(笑い
だって死にたくないも〜ん、戦争なんかに行くのもイヤだし、巻き込まれるのもイヤだ。
まぁ、これは多くの人がそうなのかも知れないが、感情的にはこんなもんだ、戦争って。
ただそれだと議論もクソもない。殺し合いは知性のある人間のすることじゃないよね、痛いし、死にたくないし、野蛮だよね、うんうん、で終わってしまうのである(笑)。そこで、もうちょっと視点を引いてみよう。

そもそも戦争を起こさなければならない理由というのは、それなりにあると思う。
権利や意識の奪還、資源や利権の確保などだ。これらは外交政策という手段をもって行うこともできる。いわゆる「話し合い」というヤツだ。
日本人にはこの「話し合い」さえすれば何でも解決すると思っている人が非常に多い。テロ犯や北朝鮮も話せばわかってくれるってヤツだ。ところがどっこい、世の中そうは甘くない。
独裁者や特定の利権を得ようとしている人間にとって、手段というのはわりと重要ではない。話し合いもするが、自分の思うとおりにいかなかったらそこは暴力に訴え出る。それは、何も国家だけでなく自分の身の回りや、そして国内で起きる犯罪者の動向を見ればわかるはずだ。
しかもテロ犯に至っては破壊することが目的になっているのだから、話し合いもクソもないのだ(テロを指揮している人間はまた別だが、ここの区別もなかなか難しい)。
さらに極論を言えば、生きるか死ぬかがかかっている連中に話し合いもクソもないだろう。
相手を殺してでも、自分は生き残りたい。
そう思うのが人間の性(さが)というものだ。

そう言うわけで、物理的な強さ(つまりこの場合、暴力、軍事力)を外交のカードに使用することは、ごく自然の──人間が持っている──事だと思う。だから、戦争=悪とそのまま決めつけることはナンセンスだし、そもそもそこから「戦争をなくす」ということは生まれてこないとボクは思う。

さて、戦争をまた一つ別の角度から見た話だ。それは命を失ってでも、勝ち取る価値があるかどうか、というものだ。もっと極端な話をすれば 1000 万人が死んでも、1 億 1000 万人が幸せになれれば良いというものだ。
ボクはこれはすべてを肯定するつもりはないが、わりと必要な事なのではないかと思っているのだ。そして国を動かす人たちには、この冷酷な意識が必要だと思っている。
しかしここが、なかなかナイーブな所なのだ。
この話をすると、人非人だとかそういう風な反応を示す人が多い。
だがよく考えてみよう。
そもそも、先進国にいられるという幸せ。
その幸せを得るために、我々はどれほどの命を犠牲にしているのかを。
そこを見ずに、ボクのような人間を「命を何とも思っていないと人非人だ」吠えるのは、非常に心外である。多くの文明の利器、毎日消費する資源、そして今ある日本のほどほどの自由(日本は決して自由な国じゃないとボクは思っている)、そのためにいったいいくつの命が失われているのか、意識したことがあるのか?
そもそも、今の楽な生活を享受する我々は、多くの死にあぐらをかいているのである。
そのことを、先進国の国民はまず自覚すべきであると思う。

(補足として、この資本主義、そして今の文明がイヤな人もいると思う。そう言う人たちにとっては、もちろん今の日本は楽でもなく、幸せでもないだろう事を付記しておく)

そう、つまり豊かで知的な先進国であっても、命を失ってでも勝ち取る価値があるものに対しては戦争という手段をとることもあるのではないか(必要なのではないか)、というのがボクの考えである。
じゃぁ、日本が豊かになるために諸外国に打って出よう!
1000 万人日本人が死んでも、1 億 1000 万人が幸せになるなら、OK だ!
となるのかというと、それはとんでもない誤解である。
そもそも豊かになるための手段は、いくらでもあることに注目しなければならない。むやみに自国のそして他国の人命を奪う権利は、どの国にもない。重ねて言うが、命を奪う権利のある国(人)などどこにもいないのだ。
国民を豊かにする方法は、他にいくらでもあるのだ。
ではどういうときに戦争が必要なのか?

それは不当に権利、意識、資源を害されたときだ。
意識というのは漠然としているが、要するに民主主義や資本主義の誇りとか日本民族の誇りとか、そう言うヤツである。
もちろんこれらの回復には外交政策を使う。
だが、それでもにっちもさっちも行かなくなる場合がままある。また逆に、相手が暴力をふるうこともある。
ここで初めて、人命か、国益かを天秤にかけ始めるのである。ここで冷酷になれる政治家も必要であろうとボクは思っている。そして、冷酷な政治家だけではダメで、理想主義の政治家も必要であろう。

さらに別の視点で見てみよう。
ある資源を巡る戦争があったとする。まぁ、石油でも何でもいい。泥沼にはまり、血で血を洗う戦争になったとしよう。そうなってくると資源よりも家族を殺された恨みなどの感情が強くなり、国民意識として相手の国を許せなくなってしまう。
それでも和平を結ぶためにお互いの国のトップが話し合ったとしよう。
そして和平が成立し、停戦。
こういうケースは珍しくないと思う。

だが、和平は結局のところお互いが「我慢」してしまっている部分があることを忘れてはならない。いわゆる「妥協」というヤツだ。ところが、その妥協を国民は我慢できないかも知れない。
いや、そうじゃない国民もいるかも知れない。
その鬱積が蓄積され、また数ヶ月後、数年後には衝突をしてしまう。
これを繰り返している国は、わりと多い。
この悪循環から脱しているのはベトナムなどの徹底的に戦い、そして犠牲を払い続けた国だけだ。
結局「和平」などというのは、一時しのぎ、もしくは問題の先送りにすぎないことが多いのだ。

さて、ところで戦争=悪はナンセンスだといったが、実は戦争=悪だったりする。何故か、それは国際法で戦争は犯罪だから(笑)。つまり、戦争=悪なのである。

というわけで、四つの視点でボクなりに戦争というものを考察してみた。
そしてボクは常々、戦争や紛争、テロが起きるたびにこういった視点でその起きた事件を分析するようにしている。そうすることによって、それがただの殺し合いではなく、意味を持った一つの行動であることに気づかされる。
人間は知性を持っている動物であるから、「戦争」を感情的に非難するだけでは何も生まれないと思うのだ。戦争反対と叫ぶだけでは、ダメなのだ。戦争を世界からなくしたいのであれば、それぞれの国の事情と歴史を勉強し、その国に見合った支援やアドバイスを行っていく。それこそが、反戦家のするべき道なのだ。
もう一つ大事なのは、戦争の悲惨さを伝えることだ。そして、他人の痛みを、自分の痛みとして受け止めることだ。そうすれば、どうして戦争がそもそも「悪」なのか、それを知っていくことになる。

さぁ、それらの知識をふまえた上で、太平洋戦争の話をしていこうと思う。
ただ。太平洋戦争時代は現在とは事情がかなり異なる。国際法もなかったし、帝国主義なんて言葉がまだ謳歌していた時代だ。それはそれで、今とは別の視点が必要であろう。
まぁでも、長くなったのでその話は次回に(笑い

▼BGM
TBA / De De
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コメント
  • Thor(2005/08/21 00:19)
    いや、国際法で違法だからといって戦争=悪ではないのでは?
    今は植民地支配は悪とされているが合法だったわけだしね。法が善悪の根拠とはならないよ。

    今いる反戦論者は馬鹿ばっかりだとは思う。
    戦争反対、だから軍隊を持つのも反対。当然それに近い装備の自衛隊も反対。それから安保条約反対。米軍駐留反対。でもアメリカの言いなりにはなるな。
    これってつまり「非暴力不服従」だよね。でもガンジーは殺されたんだけどさ。国はそれじゃダメでしょ。非暴力を選んだ時点で「服従か死か」の2択を迫られるわけで。そこで不服従選んだら死しか残ってない。
    「軍備増強して不服従」か「誰にでも完全服従」のどちらかを選択してから反戦を唱えて欲しいものだ。
  • たまきん(2005/08/21 19:46)
    わはは、国際法のところは反戦家を揶揄しているのだがね。ところで非武装中立をつらぬくには、優れた国際感覚と優れた情報収集能力があれば不可能ではない。平和を訴えても、諸外国は平和で解決できないこともあるわけだから、各国の情報を正確に集め、それを正しく使えば外交だけで乗り切ることは可能だと思っている。だが、それはアメリカが許してはくれないようだ。
  • Thor(2005/08/22 03:24)
    非武装中立が成り立つのは戦略的に無意味な土地を拠点とする国だけだと思う。話せばわかるって言う人もいるけど、話してわからないから、もしくは聞く耳持たないから力で無理矢理聞かせるんでしょ。

    それと、米軍が駐留している時点で中立は無理。まあ、君はわかってるだろうが。
    「信長の野望」っていうゲームのシリーズに「将星禄」って言うのがあってさ。同盟を結んでおいて同盟国の城を自国の軍で囲んでから同盟破棄っていう方法で簡単に兵糧攻めできるんだよね。友達とマルチプレイの最中に思いついて使ったらずるすぎるってことで以後禁じ手に。でもその後よくよく考えたら、これ日本がアメリカにやられてることなんだよね。そりゃ逆らえないよ。
  • 龍英(2005/08/23 04:22)
    Thorが言わんとしているのも解らないではないが、完全に無理と言うわけでもないと思います。流石にアメリカや中国も、理由なき武力侵攻を出来る時代ではなくなってきているし。
     
     方法論は2つ、現代のパワーバランスの中では、地政学よりも経済力が何よりも優先されるので、経済的に無価値になればいい。経済流通を国内のみにして、鎖国をすればいい。文化は江戸時代に戻るけれど、わりかし安全な方法じゃないでしょうか。日本は海に囲まれているので、そういった意味でも安全。モデル国としては(?)ミャンマーやカンボジア。どちらも軍隊がありますが、この国に侵攻する国はないでしょう、意味ないから。この2国は内戦で荒れ果てた焦土国家なので正確には意味合いは異なりますが。
     
     二つ目はたまきんの言うとおり「優れた国際感覚と優れた情報収集能力」を持つ方法。モデル国としては、ベルギーやスイス、シンガポール。どの国家も地政学上きわめて重要な土地を拠点にしているが、鼻くそみたいな軍隊しか持っていない。最大の力は金融という経済力であることも一致している。まあこの三国は、歴史上大激戦区の中心にいた経験があるので、国際的なバランス感覚が優れているのでしょうが。
     俺は個人的にはアメリカの支配からの脱却は不可能ではないと思う。問題は国民がそのリスクを併せ持つ強い意志を持っているかどうかが肝心なのでは。
     
     ただねえ、どうやっても無理なケースもあると思います。ポルポトやアミンクラスの独裁者が地続きで存在する場合、又は石油やウランなど天然資源が大量に存在している場合。モデル国家は前者がイスラエル、後者がナイジェリアなど。
     たまきんがイスラエル国家元首で、国会で「非武装中立」が可決したらどうしますか?俺なら国民全てに極真黒帯の着装を義務づけます<それって武装じゃないの?
  • たまきん(2005/08/24 14:50)
    まぁ、とりあえず平和ボケは悪いとは言いませんが、自衛の必要性をしっかりと認識し、日本の中で完結せずに世界の中の日本と言うことをしっかりと知って欲しいですね。そうすれば、ただ戦争反対を唱えているだけではダメだと言うことに気付くでしょう。そして、本当に戦争をなくすには途方もない労力がいることに気付くでしょう。
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■2005年08月13日(Sat)  ぬこの話
トートツであるが猫の話である。
うちには猫が一匹いるのだが……まぁ、それはさておき、冬、よく車にのろうとすると、ボンネットの上に猫が居座っていることがある。別に居座っていなくても、猫の足跡がボンネットに付いていることがよくある。
まぁ、エンジンを切ったばかりのボンネットは暖かいし、野良猫がそこで暖を取るのはよくわかるのだ。別にそれを阻害しようとか、そう言う気も毛頭ないのであるが。

しかし、この猫の足跡、夏もあるんだよね。
ええっ!? マジで!?

この夏、ウチの猫は暑くて廊下のヒンヤリしたところでぐでーと過ごしていることが多い。
夜も、暑そうに体を最大限伸ばして、空気にさらそうとしている(のかどうかは知らないが)。
夏は猫も暑いのだ。

でも、駐車場に行くと、ボンネットには猫の足跡がある。
まぁたしかに、ボンネットにいるところは目撃したことはないんだが……

寒いのか?
マジで寒いのか!?

たぶんボンネットの上にのるのは夜だとは思う。
夏はだって、あーた、やけどすんじゃないの?
よう知らんけど。
ダッシュボードとか170℃とかですぜ?
ボンネットはソコまで熱くないにしても、熱伝導率のいい金属だしさ。

つまり、猫はボンネットの上にのるのが好きなだけ。
熱さとかそう言うのは関係ない!
に、違いない(笑)。

▼BGM
a new dimension vol.1
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  • 通りすがりの(2005/08/15 12:57)
    ぬこ・・・
  • たまきん(2005/08/15 19:03)
    うむ、ぬこ。いいよね、ぬこ。
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■2005年08月12日(Fri)  アホな話
友達がこんなのを買ってきた。
おいおい、本気だよ、この人。
まぁ、でも面白そうなので借りてみた(笑)。
さぁ、さっそく心霊ツアーだ!

目指したのは自殺の名所でもある相模湖
さらに、ボクが幽霊を見た旧相模湖と相模湖を結ぶ山道w。
そして、ボクと知人が幽霊に襲われた、陣馬山
この3カ所を巡ってみたのだ。

結果は……何も変化無し。
まぁ、こんなもんか。
ちなみに、幽霊を見たとか襲われたとか書いてあるが、あくまでも演出である(笑)
もし、この探知機が正しい反応を示すとして、そのためにはもっと幽霊そのものに近付かないとダメなのかなぁと思われる。まさに真後ろにいるとかそんな感じ? まぁ、かつては車と一緒に憑いてきたりとか、後部座席に座られちゃったりとかしたので(笑)、そう言う現象の時じゃないと反応してくれなさそうだ(爆笑)。
でもさ、それってさ、もう手遅れだよね。
個人的には、この先に幽霊が!?
っていうのを前もって知りたいわけで、出会ってから幽霊だよって警告出されてもねぇ。いやもう今そばにいるから……ってなるわけで、遅いっての!(笑。

さて、やっぱりもっと強烈な所に行かないとダメかな?
今度はどこ行こうw
青木ヶ原樹海か!?
古戦場あとか?

ところで、自分の部屋と駐車場も特に反応無しだった……つまらん。

▼BGM
Ghost in the Shell - Stand Alone Complex: O.S.T. 2 / KAN-NO Yoko
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■2005年08月08日(Mon)  時代は液晶なのね……
実は今の勤め先がいろいろと組織改編なんかがあって、機器の入れ替えや新規購入なんかがあったのだけれど、そのときに CG チームのディスプレイにすごく苦労している。
というのも CRT のディスプレイがもうないのだ。
三菱ナナオソニーも軒並み CTR は生産中止。CRT は在庫のみ。
残っているメーカーは台湾・韓国系か飯山だけ。
いずれも CG 制作には向かないメーカーばかりである。
ちなみに、有名メーカーとかも中身は台湾韓国製じゃんと言うが、製品のチェックの厳しさが違う。日本のブランドをつけたものの方が、品質は高い。少なくとも僕が今まで経験した中では……だが。
もっとも、日本の信頼のあるメーカーでも廉価版はひどい(笑い
ナナオなんかやすい奴は台湾、韓国製のと変わらないからなぁ……(汗

全然関係ないけれど、Made In Japan をみて、欧米の人は同じ感覚を持ったのだろうなぁとボクは思った。

まぁ、それはさておき、そんなわけでいろいろな販売店に問い合わせたのだけれど、19 インチの発色のしっかりした CRT モニタは結局入手不可能ということになった。もう、液晶ディスプレイしか作ってないのね……(汗

で、ボクは 1600x1200 以上の画面サイズじゃないと仕事ができないので、そもそもずっと CTR を使ってきた。今の勤め先でマシンをそろえるときも、わざわざ CRT を選んでいたのだけれど、CG さんの CTR が入手できないので僕が使っているモニターを CG さんに使ってもらうことになった。
そこで、いろいろ液晶を当たってみたんだけど……
やっぱり 1600x1200 出る液晶は3〜4万じゃないのね……あたりまえだけど。

一応、I-O DATA、DELL、飯山、ソニーなどを検討した結果、ソニーのSDM-S204を買った。ソニーを選んだ理由は、自分が使っている VAIO の発色がけっこう好きだったからだ。お値段 84000 円とやすい。まぁ、I-O DATA のが 74000 円くらいであったんだけどね。

で、それが今日届いたのだ。つーか、やっぱり中身は韓国製だった(笑い
早速使ってみた感想。
やっぱり色は CRT の方がいいねー。しかも圧倒的に。なんかナナオの高い奴は CRT と同じ発色らしいけど……20 インチの液晶となると、すでに画面の端で色が違って見えちゃうんだよね。
あとこれは SONY の特性なのか解らないけど、全体的に色が白く飛んでいる。露光オーバーみたいな感じに。まぁ、これは補正してなおした。おかげで、写真なんかはすごくキレイに出るようになった。

そんなわけで、まだまだ廉価の液晶は CRT に及んでいないなと言うのがボクの印象。
これの何倍ものお金を出せば、CRT より「良い」のだろうけどね。
そう、今度は液晶の利点だ。

まず、ゆがみがない。画面の真ん中でも端でも線は真っ直ぐだ。どんなに高い CRT モニターを買っても、定規をあててみると若干のゆがみやたわみが発生する。これが一切ないのがやはりすばらしい。
違いを特に体感できるのがアイコンだ。CRT ディスプレイだと小さなアイコンはぼけて表示されるが、液晶はハッキリくっきり。どんなに小さなアイコンでもしっかりと認識できる。これは GUI を使っている上で非常に重要なことだと思う。
もっとも、DVD やゲームなんかはエッジが目立ち、ハッキリしすぎて逆に汚く見えてしまうのも仕方のないところだ。
つぎに、スペース。奥行きが占有されないのはボクのように机の上をサルガッソーにしてしまう人間としては非常にありがたい。さらに液晶本体が軽いのでスタンドも小さいから、液晶ディスプレイの下にも小物が置ける。つまり発色の問題さえ解決すれば、液晶はすべてにおいて CRT に勝っているディスプレイなのではないかと思った。

ところが欠点が一つだけあった。それは液晶ディスプレイの画素よりも低い画素の画面モードを表示する場合である。たとえばボクの場合 1600x1200 ドットよりも少ないモードだ。640x480 とか 1024x768 とか。
液晶側で拡大して 1600x1200 で表示してくれるのだが……やっぱり汚い。
特にエッジのところが汚いのだ。こればっかりはどうしようもないか……
ボクはそう言う場合、拡大せずに実サイズで表示させている。これだと画面はきれいだが、まんなかに小さく表示されるので寂しい(笑い。

そんなわけで SED に期待したいが……コイツは今の液晶よりもべらぼうに値が張りそうだ。
でも人間、慣れというものがある。
郷に入っては郷に従えとでも言おうか。
少なくとも映像の仕事をメインにするわけではないので、そのうち慣れて、1週間もたたないうちに液晶マンセーとか言ってる自分がいそうな気がする。

そうそう、最後に反応速度だが、スクロールやマウスカーソルに関しては特に違和感はなかった。ゲームはやらないので、ちょっと解らない。ただゲームの場合は反応速度だけが問題ではなく、VRAM の書き換えが V-SYC とかに関係なく見えてしまうから汚く見えるという現象もあるので、反応速度だけで液晶を評価するのは間違っていると僕は思っているが、その変どうだろうか?
たぶん V-SYNC 中は液晶の表示を止めるとかすれば、この現象は回避されると思われる。

▼BGM
Cautionary Warning / John Sykes <- Hardrock
やばい 24 時間以上ループできいてるじぇ!
FAM0601.png 128×128 11K
コメント
  • L.Entis(2005/08/12 01:00)
    最近液晶は調べたことがありますが、私の用意した条件を満たすものは50万ほどしてました。これが10万くらいまで降りてきたら話は別ですが…
  • たまきん(2005/08/14 08:58)
    やっぱりそうだよねぇ。ナナオの医療用とかどうなんだろう(笑)。やっぱり SED 待ちかねぇ? でも、1年で液晶は30%〜50%くらい安くなってきてるから、50万のが降りてくるのも、そんなに遠くないのかも。
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■2005年08月05日(Fri)  ガソリンがすごいことになってますな
洗車をしてきた。そのためにわざわざ浦和に行く(笑)。
いみねー、とか思いつつ。
しかし、ハイオク 136 円っすか……。
あまり車に乗らなくなったので、給油する量が減ってるから、毎月の車の維持費としてはほとんど変化はないんだけど……これがピークだったら泣いてたな……さてさて、いつまで続くのか。
頼むぜ、アメリカw

さて、敗戦日が近くなり、ボクの周りでもちらほらと太平洋戦争の話題が出るようになった。ボクの周りはありがたいことに、右派、左派どちらもいるので、いろいろと意見を聞くのは面白い。そのうち日記で話題にしてもいいかもしれないなぁと、思っている。今までは、この手の話題は理論よりも感情に出る人が多く、日記や掲示板で話題を出しても荒らしや揚げ足取りだけで終わるのだが、だからといってそれを理由にその話題を避けるのはもっと行けないことのような気がしているのだ。
もっとも、ボクの中でも固まった考えがあるわけではないので、ただのお目汚しになる可能性もあるのだが……

まぁ、そんなわけで、とりあえずガソリンが高いぞ、ちくしょうという話(なに

▼燃費
給油:45.00L(走行距離:401.4km/燃費:8.92km/L)
単価:136円/L(モービル、ハイオク、埼玉県さいたま市)

▼BGM
MESSAGE#9 / 種 ともこ <- 変な曲!
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コメント
  • 龍英(2005/08/08 17:54)
    えー、俺はどっちなんだ(笑)しかし「固まった考えがあるわけではないので。」とか言いながら敗戦記念日と銘打っている段階で矛盾しているぞとか言ってみたり。
     でも確かに俺も感情的な意見になりがちなのでたまきんとの討論は勉強になります。まあ今度ドライブで軍歌や宇宙戦艦ヤマトをBGMに語り合いましょう<オイ
  • たまきん(2005/08/09 04:36)
    まぁ、ポリシーがないわけではないからねぇ、敗戦と書いたわけですヨ。キミは現実主義なんだけど右ってわけでもないんだよねぇ。リベラルだけど現実主義? でもタカ派だよね(笑)。まぁ、今週末あたり、話しますか。
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■2005年08月02日(Tue)  サーバがほぼ正常に戻る
8/2にamatsukami.jp サーバのルーティング&リモート アクセスというサービスをついに全面停止にした。コイツは家庭内LANとインターネット界をつなげる玄関口の役割を果たすサービス(UNIX の世界ではデーモン)で、ルータ、NAT、ファイアウォール、VPN ルータを兼ね備えたいわば amatsukami.jp の要所だった。
こいつを全面停止させることによって、やっと FTP の機能が回復した。
う〜む…… Windows Server 2003 SP1 を導入した 4 月 21 日から実に 3 カ月と 10 日……やっと SP1 導入前の状態に戻ったと言わざるを得ない。
もちろんその間、忙しかったりしてメンテナンス自体は少しずつしかしていないのだが、それにしても長かった。問題は設定と言うよりもルーティング&リモート アクセスの仕様が変わったからだと思われる(もしくはバグ?)。SP1 を導入したサーバでこのサービスを使っているところはことごとく影響を受けているようだ。
しかし、あまり企業サーバの世界で問題にならなかったのは、そもそもこのサービスはおまけ程度のものであって、ちゃんとした ISA サーバという商品が Microsoft にはあるからだ……。あと FTP などというセキュリティ的にイマイチなプロトコルをメインで使っていること自体、すでに時代遅れといえば時代遅れなのだ。
とはいえ、手軽にアクセスさせるためには HTTP と FTP が未だに有力なのは確かだ。
あとは WebDAV かなぁ。でも WebDAV もセキュリティ的にどうよ……と思わんでもない。
本当は VPN で暗号化してやりとりして欲しいところだ。
ちなみにボク自身はもはや FTP を自分のサーバとのやりとりで使うことはまったくない。
FTP はもっぱら友人、知人に貸し出しているサーバ領域で使用されている。

そんなわけで、FTP 以外のファイルをやりとりするメジャーなプロトコルが普及してもらえないかと思う今日この頃だったりする(汗)。

▼BGM
LOVES THEME / JEI & JEI
grp0808113158.png 128×128 9K
コメント
  • ken1(2005/08/08 18:06)
     つssh
  • たまきん(2005/08/09 04:35)
    SSHねー、Linux だと導入簡単なんだけどねー。それにWindowsのクライアントでいいのあったりする? ちょっと情報集めてみるかなぁ。
  • ken1(2005/08/10 20:10)
     つhttp://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se320973.html
     まだインストールしただけで使ってませんが(笑)
     引越し後の環境がクライアント一台のみなんでなんもしてまへん.orz
  • たまきん(2005/08/10 21:50)
    ワシもこれ使ってる。でも、一般人にこいつで FTP アクセスさせるのか!?(笑い
    理想は NextFTP とかで SSH とかしてくれるといいんだけどな。
    でも IIS を SSH 化する方法を俺はしらないじぇ!
  • ken1(2005/08/11 20:38)
     クライアントはこいつじゃだめなん?
    http://winscp.net/eng/docs/lang:jp
     IIS は知りませぬ。Cygwin+SSH じゃだめん?(笑)
  • たまきん(2005/08/14 09:42)
    おお、いい情報をありがとう。サーバ側は、IIS というよりも Windows Server でできるかも……まだわかんないけど、時間があるときに試してみようと思う。
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