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X48 と P45 の違い

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さて、江古田事務所の開発マシンのメモリ騒動から三日が経ったわけだが、江古田事務所のマシンはマザボを元に戻すのが面倒くさいので、P45 のままでとりあえず使い続けている。そんなわけで、X48 と P45 で何が違うのかというのを体感的に感じたことを書いてみようと思う。

まずは何故ボクが X48 にこだわっているところから説明しようと思う。X48 はワークステーション向けに開発されたチップセットである。一応パソコンとは違うという名目が付いている。歴史的にワークステーション向けとなると、I/O 周りの設計が速いとされていて、現に X48 は PCI Express の x16 が二本付いている。P45 では x16 のソケットは二本あるが、実質は x16 と x8 である。
実際にビデオカードを二枚差した場合、X48 では x16 で二枚ともドライブできるため、P45 より確実に速いのだ。
ボクの開発機の使い方は時代によって変わってきているのだが、現在では同時にいくつものアプリを起動することが多い。また、最近ではデバッグはすべて仮想 PC 上で行っている。そのためバックでいろいろ動いているものも多いのだ。
だから、一つのことが爆発的に速い機械よりも、タスクの切り替えや、裏タスクが動いていてもパフォーマンスが落ちない機械を好むのである。

で、P45。
とにかく X48 と、基本的にパフォーマンスは体感的には変わりない。
Windows 7 でのスコアも X48 の時と全く同じであった。
ところが、ちょこちょこっとしたことで P45 は引っかかりがあるのである。もちろんこれはボクが「 P45 は I/O が遅い」と思い込んでいる部分もあるかもしれないのだが、例えば IE8 で新しいタブを作った瞬間や、エクスプローラによるファイルのコピーや移動終了時、DVD に焼いている終了時などにタスクの切り替えや、マウスカーソルの動きが鈍るのである。
これは X48 では体験したことのないラグであった。
あと決定的に違うのはビデオエンコード時の動作である。
h264 を裏でエンコードしている時にブラウジングしていると、重く感じる場面がしばしばあった。テキストを入力しているときは特にそういうことはなかった。ページに切り替えやスクロール、タブの移動などで一瞬引っかかりを感じる場面がけっこうあったのである。

というわけで X48、やっぱり P45 より良いチップセットなんじゃないかなぁと思う三日間であった。でも戻すのめんどくせー(ヲイ

ちょっと野暮仕事

江古田事務所の仕事とは全然関係ない仕事だが、スクリーン・セーバーを頼まれていたのでそれの最終調整をやっていた。インストーラ作ったり、デバッグしたり。スクリーン・セーバーそのもののプログラムは Entis である(ぉ
まぁこの辺は慣れたもんで、インストーラもあっという間に出来てしまった。

今まで作ってきたスクリーン・セーバーは 800x600 の画像を用意し、スクリーン・セーバー起動時に、排他処理で画面モードを 800x600 にした上で表示していたのだが、これだとワイドのモニターには対応しづらい部分があった。
そこで今回(正確に言うと、前回なのだが)、800x600 と 1600x1200 という二つの画像を用意し、ユーザーのデスクトップの画面サイズによって適宜、それらの画像を拡縮して利用するようにしてみた。
で、けっこうびっくりしたのが Direct Draw の拡縮の性能。
きれいなんだな、これが。
確かに、Windows Media Player で 320x240 の古い動画を 640x480 とかで表示したとき、けっこうキレイだナーって思ってはいたんだけどね。

ま、そんなヨタ話(ぉ

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Last-modified: Mon, 30 Mar 2009 03:04:08 JST (5496d)