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鯨肉

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ボクは鯨肉が好きだ。小さい頃から、親父がよく買ってきては調理していたので、それをよくもらったものだ。今でも四国に帰ると、何故か鯨肉が売っていて、食べることが出来る。
けれどボクの周囲で鯨肉が好きな人ってなかなかいない。
アレのどこがいいんだって言われることの方が多い。

で、思ったんだけど、日本における捕鯨のメリットって何だろうか?
単純に食文化?
それとも鯨そのものの資源化?
確かに鯨は残すところがないくらい、いろんなモノに使われる。捕鯨が解禁されれば、それで日本経済も良くなったりするのかなぁ?

鯨肉が流通すると、食肉業界、特に牛肉業者が困るなんて話を聞くけれど、ボク個人的には懐疑的だ。というのも、穀物メジャーは牛肉の高級化に成功したんじゃないかなぁと思うのだ。しかも昭和の人たちなら、鯨は美味しいと思うかもしれないけれど、平成生まれの西洋料理にならされた人たちが、鯨を美味しいと感じるだろうか?
だから頑張って流通させたとしても、せいぜい、今のラム肉とかそれくらいの地位が限界じゃないだろうか?

ちなみに 2002 年の日本国内における一年間の牛肉流通量は 128 万トンで、そのうち輸入が 76 万トン、国内生産が 52 万トンだそうな(外務省発表)。翌 2003 年では 124 万トンで、それに対し、羊は 2.7 万トンらしい。ちなみに Wikipedia によると、鯨肉がもっとも流通したのは 1962 年の 22 万 6 千トンらしい。

現在日本で消費されている鯨の量は、よく解らなかった。Wikipedia によると 3500+1200+400+70+400=5570 トンっぽい?(2007 年)
あと、鯨一頭から取れる肉の量も、よく解らなかった。まあこれは鯨の大きさや種類によって全然違うんだろうけど。

仮に年間 22 万トンまで消費量が復活したら、鯨は絶滅しちゃうのかなぁ?
なんかその辺を調べた資料ってないかなぁ……。
って、ボクの調べ方がまずいのかもしれないけどね。

あぁ、何が言いたいのかよく解らなくなってしまった(笑)。
要するに、ボクの勉強不足なんだけど、なんで日本がそんなに鯨が捕りたいのかよく解らないってのと、それはそれとして、普通にスーパーで鯨肉が買えるといいなぁ……っていう Ambivalent な感情が錯綜しているんだよという<余計意味が解らん


さて、今日紹介するのはケンイシイという Techno の人。特にこの JELLY TONES は luv wave の絵コンテを切るときにこれを聞きながら映像を思い浮かべた、非常に感慨深いアルバムだったりする。
ところで一言で Techno と言っても、ケンイシイのそれは YMO の流れとは違う、全く異なる文化の Techno である。今の Techno はシカゴからの四つ打ちの流れや、Europop の流れや、そして YMO や Kraftwerk のそれぞれの流れが一緒くたになってしまっているが、この当時の Techno はまだそれぞれのルーツが独立していた時代であったと言え、その中で日本人独自のテイストとヨーロッパのテイストが上手く融合しているのではないかなぁと思ったりしていたのだけれど、いかがでしょう?

  • うちの近所ではスーパーでわりと普通に買えますね>鯨。
    保存技術あがったからか、我々の子供のころは食べられなかった刺身がよくならんでます

    一応技術維持という意味はあるのではないかと。
    あと、鯨肉はアレルギーが出ることがとりあえず無いらしく、牛/豚/鳥でアレルギーがでてしまう人の重要なタンパク源になってるという側面もあるそうです。 -- ごう? 2009-11-08 (日) 02:02:50
  • うおぉ、ごうさんの近所のスーパーでは買えるのか。いいなぁ……。アレルギー対策になるというのも興味深いですね。鯨が養殖できるようになるといいのかなぁ<ヲイ -- たまきん 2009-11-08 (日) 13:07:19

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Last-modified: Sun, 08 Nov 2009 13:44:21 JST (5276d)