セクハラをしてしまう心理

朝日新聞に以下の様な記事があった。

簡単に言うと、介護される側が、介護する側に対してセクハラをすることへの記事だ。
これねー、介護される側がセクハラをしてしまう心理をボクは少しわかった(ような気がした)ので、ちょっと綴ってみようと思う。

最近電車通勤するようになった。でね、電車通勤なんて年単位で久しぶりだし自分自身に色んなコンプレックスがあるから、心の中では凄い緊張してるのね。だから隣に誰か座ってきた時とかは、臭いは出てないだろうかとか狭い思いはさせてないだろうかとか、まーネガティブなことをいろいろ考えちゃうわけよ。
また、席がどこも満席で立ち客がいるような状態でボクの隣りだけ空いてたりすると、「体臭が臭ってるんだろうか?」とか「デブの隣はやっぱりイヤなんだろうか?」とか「怪しいヤツと思われてるんだろうか?」とか「ボクの隣りに座るなんて気持ち悪いと思われてる?」なんてことを勝手に想像するわけ。
他人なんてそもそもボクのことを気にもかけてないし、なんとも思ってないはずなのにねw

そんな精神状態の時にキレイなお姉さんなんかが隣りに座ったりしたらもう大変だ。ボクの脳はひどいもので「自分がそのお姉さんに受け入れられた」っていう感情が湧くのよね。ほんとおめでたい脳みそしてるわ。

他の人がどんな気持ちで電車に乗っているのかは解らないんだけど、まぁボクが公共機関に乗っていると終始こんな感じでずっと緊張しっぱなしなわけ。だから自分の車で通勤したいんだけどさ……。ストレスで死んでしまう。

で、上の朝日新聞の記事につながる。介護をしてもらうような立場の人はたぶん精神的にだいぶネガティブになってると思うんだよね。自分の思い通りのことが出来ない、他人に迷惑をかけている、そんな引け目がある。そんな精神状態の時に自分に優しく接してくれていろいろ面倒を見てくれる人がいたら……。

自分を受け入れてくれている、と強く感じるんじゃないかな。
そしてその心の緩みから下の方もさらけ出してしまう(セクハラ行為をしてしまう)。
そんなことを思ったよ。