ホタルツアー 2019 – ホタル編

さわやかで腹を満たした我々は、一路、清里に向かって北上を開始した。
中部横断自動車道はまだ作りかけの道路で、一ヶ月経ったからと言って、何か進展があったかというとそういうことはなく、途切れている区間も富沢 I.C.下部温泉早川 I.C. と変わっていなかった。

途中、道の駅とみざわに寄る。本当はなんぶの方に行きたかったんだけど、ドライバーの睡眠限界が近づいていたので、富沢 I.C. からより近い方へ。相変わらずのぼったくり値段が並ぶ。たけぇなぁ。そういや熊脂置いてないかなと思ったけど、置いてなかった。
置いてたら買ったのに……。

すると同乗者が鮎の塩焼きをやっているのを見つける。
マジか。前回ボクが来た時、こんなの無かったぞ。その頃はまだ鮎漁が解禁されてなかったのかなぁ??

というわけで、鮎食べる。
うまい。
身が柔らかくて、身がほろほろ。そしてクセがない。魚が苦手でも大丈夫。
でも食べ方を忘れてしまった。なんか骨ごといけた記憶があるんだけど、けっこうダメだった。

それからまた北を目指す。途中、理由あって身延駅に寄る。
ここは通過するばかりで寄ったことはなかったのだが、なかなか風情ある雰囲気であった。電柱も地下に埋めているようだ。あと家に全部家紋がついてる。最近建てた建物にもちゃんとついてる。面白いなぁ……。まぁそれは前回通過したときも知ってはいたんだけどね……。

いくつか家紋を写真に収めてみた。それぞれの由来とかは解らない。

あとこの身延駅は饅頭が有名らしく、次々と饅頭を買い求める客が訪れていた。が、店の人の話によると、すでに午前中で完売したとのこと。すごいな身延饅頭。しかも Wikipedia に載ってたwww

12、13 番目の写真は富士川である。

その後、下部温泉に寄る予定だったのだが、ちょっと時間的に間に合いそうにないので、このまま北上を続けて清里まで行くことにした。で、清里で温泉に入る。清里には単純アルカリ泉系の温泉が二カ所あるのだが、それとは別に重曹の温泉が一カ所あるのだ。

天女の湯

やべー、羽衣どっかに落ちてないかな

温泉から上がると、当たりはもうだいぶ暗くなっていた。
さて、果たしてホタルはいるのか……?
ホタルが出る条件は曇り。晴れだとあまり出なくて、雨だとまったく出ない。
天気は曇りなのだが、時折雨がぱらつく感じで、なかなか難しい天気だった。

現地に着くと一応農協の人達は出ていて、ガイドをしていた。
お客さんもそこそこ。
だが、ホタルはまばらだった。まったくいないわけじゃないけど、去年みたいにぶわーっと飛んでるとかそういうことはなく、遠くの方でチラッチラッと光っているのが見えるくらい。近くでも一匹がすーっと通るだけで、数は全然少なかった。
まぁこんなもんかもなぁ……と思いつつ、肉眼ではバッチリ見えたので由としよう。
下の動画は iPhone XS で撮ったんだけど、ピントがまったく這わず。前回はちゃんとピントもあって光が流れていくのが撮れたんだけど、今回のはボケボケ。どうやら近くに焦点が合ってしまっているようで……これ、どうしたらよかったんだろう? たぶん操作でピントを無限遠に出来ると思うんだけど……。ちなみに下の動画は普通にボクらの会話が入っちゃっていたので、雰囲気を出すために 5/27 に録ったカエルの音を使ってます(汗

それから晩御飯へ!  なかなか雰囲気の良い居酒屋さんを見つけていたので行ってみたら……なんと、今夜は貸切だった。まじかー。ちょっと期待してたので、残念だ。

時間はすでに 21:30。この時間に空いている店は少ない。
いちおう次の候補地に向かう。が、次の候補地は 20km も先だ……。
なんて車を走らせていると、ガストがwwww
もうガストでいいか、ってなる(ぁ

ガスト、久しぶり! ファミレスで食事をすることは滅多に無いからなぁ……。
今回当たりだったのが、わさビーフ ポテトフライ。マヨと山葵をつけて食べるだけなんだけど、すごいジャンク感出るwww うまいwww わさビーフだよコレwww ポテトそのものにもコンソメか何かかけてあるみたい。

ちょうどさわやかのハンバーグとお肉の食べ比べが出来るなと思った。
うん、全然違う。さわやかのお肉の方が圧倒的に良い。歯ごたえがしっかりしているし、肉汁のおいしさも全然違った。ガストのはやはり安っぽいお肉って感じがどうしてもしてしまう。なるほどなぁ。

夕食後はウチの別荘へ。一応、コンビニに寄ってなんか飲み物やお菓子でも買っていこうということで、このガストの隣りにあるデイリーヤマザキに入る。デイリーヤマザキはパンも売ってるはずと思いながらみてると、とても可愛いパンが!! ナニコレ!! やばい、熊好きにはたまらない……!! 欲しい……!! けど……さすがにパンが入るほど腹の余裕はないし、そもそも京都から来た人がいろいろなお土産を買ってきているとのこと。

写真だけ撮って諦めたw

いいなー、熊のパン。これ、東京のデイリーヤマザキにも売ってるのかなぁ??

最後は別荘でおみやげ開封大会となった。
なんかもっと写真撮ってたと思ったんだけど、コレしなかった。おかしいな……。

京都は名物が多いから、毎回違うおみやげを買ってきていただいている。
ボクが京都に行ったのは 2015 年が最後かー。つーかこの年って OZ Meets OZ ! を出版した年だから、もう 4 年もなにも出してないのか!! やばい……ホントやばい……。一年に一冊は出さないと……orz

ホタルツアー 2018

またホタルの季節がやってきた。去年と同じメンツで行ってきた。
今年は暑くなるのが早かったので、6 月中に見に行った方がよいと判断したのだが、なんだかんだで 6/30、去年と三日しか変わらないというw

さて、今日も北八王子で待ち合わせ。八王子なんて一時間もかからないじゃんと高をくくっていたのだが、なんと中央道高井戸から相模湖東まで渋滞。えー。ただそれに気づいたのが調布インターのある国道 20 号に入ってからなのよね……。東八道路だったらまだ良かったのだが……。
当然 20 号も断続渋滞でノロノロ。

結局 2 時間近くかかって、北八王子にある高倉町珈琲に到着。ここで朝食をとる。
この店を選んだ理由は単純に西日本から出てきてる人がいて、その人に紹介するため。
ボクはホットケーキは選ばずにオムライスを選んだ。フワフワでうまい。しかも結構量がある。

しっかしこの日は東京は 36℃。ついに猛暑日となってしまった。

さて、次に我々は車を一つにまとめて清里方面へ向かう。今回も参加者の一人が車業界の人で、7 人乗りの車を借りてきてくださっていた。マツダ二代目 CX-9。ほほう。マツダ車に乗るのは RX-7 以来である。マツダ車というと高級路線はどうなのかとちょっと心配もあったがサスペンションはしっかりしているし内装もちゃんと高級感を演出しているし、マツダも変わったなぁとしみじみ思った。
あとハイテク装備がちゃんと最初から着いているから内装もまとまっててイイネ。ボクの車はドラレコも Bluetooth も後付けだからコックピット周りがどうしてもちぐはぐだし統一感がなくて目にうるさいw

まずは温泉。拠点となる清里の別荘からそんなに離れてない温泉で入ったことがない温泉ということで増富温泉へ被爆しに行く。言ったら凄い人! 増富温泉ってそんな人気なの!? しかも入った温泉がちょっと中が独特。浴槽がどれも仕切られていて、一人一人がその仕切りの中に入るんだけど、おかげで詰めて入れたりしないから湯船につかれないこともしばしばあった。
いったん湯船から出ると自分が入っていた所は誰かに入られてしまうし、他の浴槽は満杯だしで余計に誰も出ようとしないという悪循環……。
うう~ん、なんともはや。

ちなみに温度は低めで、温度ごとに浴槽が用意されている。一番低いのは 27 ℃から。暑いのは 43 ℃だったかなぁ。

それから増富温泉に行く途中にあった小さな湖にちょっと寄る。塩川ダムと言うらしい。湖の名前はしおがき湖。あまり大きくない。車を提供してくれた人が自動車ライターなのでついでに記事用の写真を撮る。なるほど。ちょうど橋もあっていいロケーションである。

撮影を終えて清里方面へ戻る。とは言え時間はまだ 17:30、ホタルには早い。そこで晩御飯を食べようと言うことで 18:00 頃お店に。ネットで調べて「やまの時間」というグリル屋さんへ。店構えや建物のデザインを見て、意識高い系がちょっと入っためんどうくさいお店なのかしら(ただの偏見です)とか思ったら出てきたのはすごい老夫婦。ぜんぜん想像してなかったw
お婆さんの方はちょっと耳が遠いらしく、注文が通りにくい(汗)。
しかしそんな華奢な見た目に反して、重い鉄板を次々と運んでくるのは恐れ入った。

ボクはハンバーグを頼んだのだけど、ハンバーグそのものは柔らかめ。フォークをいれただけでぐずっと崩れる。でも肉汁が閉じ込められていて、肉は美味しかった。そして焼き加減が表目はかなり焼きすぎる感じ。なんだけど、これが炭火かどうかは解らないんだけど香ばしい。

さて、晩御飯もおわっていよいよホタルである。前回は道志とこの清里二カ所を見に来たのだが、今回は清里のみ。ホタルの種類はゲンジボタルである。天気も雨上がり後の曇りでちょうど良い感じだ(ホタルは晴れよりも雨上がり後や曇りの日がイイらしい)。

そして結構人がたくさん来てた。子連れもいっぱい。
みんなホタル見に来るんだなぁ。

ホタルの写真は同行者が撮影したもの。さすがに iPhone ではこういう写真は撮れない。シャッター速度は 10 秒くらいらしい。前回は全くとれなかったので、よかった! 動画の方は iPhone のものだ。辛抱強く見てもらえればけっこうな数が飛んでいるのがわかる……はず(^^;


(MP4 / 1080p / 30fps / 12Mbps / 1’09” / 101MiB / iPhone 7)


(MP4 / 1080p / 30fps / 12Mbps / 1’41” / 145MiB / iPhone 7)

山梨に蛍を見に行く

蛍を見に行こうツアーをしてきた。今回はネットで知りあった人たちが集まった。軽いオフ会みたいなものだ。しかも車を出してくださるという(いつもはボクがドライバーをすることが多い)。というわけで待ち合わせ場所である北八王子駅へ。
八王子駅だと駅が大きいのでランデブーするのが面倒そうということで、北八王子なら寂れてるだろうということでここを選んだ。

資料ついでに駅舎とか撮っといた。ネタとしては一番右のセブンイレブンの看板だろうか?w
711m じゃないところが惜しい!

まずは中央道に乗り、道志村のホタル ポイントへ行く。そこにはヘイケボタルがいる。
とはいえ時間はまだ早いので、まずは温泉とご飯。道志村に『紅椿の湯』というスーパー銭湯形式の温泉がある。この道志村のホタル ポイントと紅椿の湯は友人から教えてもらい、何度も行っているのだが、日記を検索すると全く出てこない……。なんでだろうか?

紅椿の湯は飯も食えるので、ついでにここで飯も食う。わりと地元の素材を使った料理が出てくるのだが、う~ん、いわゆるサービスエリア系のレベルは脱出していないように感じられた(汗)。いやまぁ、味的には悪くはなかったけどね、うまく表現出来ないんだけど、その値段でこの内容かと思うものがいくつか(特にデザート系、一品物系)。セットものは逆に安いんだけどねぇ……。

腹ごしらえも済んだので、いよいよ蛍を見に行く。この場所は非公開と言いつけられているので、場所を書くことはできない。が、着くとけっこう人がいてびっくりした。今までここで他の人に出会うなんて事、一度も無かったのに。
ひょっとして誰かが暴露したのか、それとも地元の人なんだろうか??

肝心のホタルは、ちょっと弱かったかなーって感じ。でも、肉眼ではたくさん見ることができた。
これをカメラに収めるのは難しいだろうなぁと思いつつ、とりあえず iPhone をかざしてみたら、けっこう撮れていたので貼ってみる。


(MP4 / 1080p / 60fps / 9Mbps / 1’46” / 115MiB / iPhone 7)

さらに時間が早かったので、清里の蛍も見に行く。
清里にいるのはゲンジボタルである。一日にして、ヘイケとゲンジ両方見られるとは!
と思って行ったんだけど、清里のホタル ポイントについたのは 22 時ちょっと過ぎ。
ほとんどいなかった……orz

ホタルって 22 時過ぎるとパタッといなくなるのよねぇ……。遠くの方に数匹光ってるのが見られたくらい。う~ん、ちょっと欲張りすぎたか(汗)。

この日はそのまま別荘にみんなで泊まることにした。
下の写真はお土産にいただいた『松風』というお菓子。戦国時代から続く由緒ある食べ物らしい。ところがこの松風、後日、母に話すと『松風焼き』というものとして知っていると話してくれた。そちらは挽肉というか、すり身を焼いたもので、見た目はこのお菓子の松風とほぼ同じだった。
どちらが元祖なのだろうか?

四尾連湖ツーリング

山梨県四尾連湖というところに行ってきた。場所は富士五湖のさらに向こう、富士山の西側。湖の形成としては富士五湖より古いと聞いた。カルデラ湖で有り、流入する川も、流出する川もない湖である。
ということは、水の供給は雨水だけなんだろうか? 湖底に湧き水の可能性もあり? でも、湧き水があった場合は、すぐにあふれて川ができると思うので、本当に雨水だけなのかもしれない。

今回は僕の車だけでなく、二台に分乗して行った。途中談合坂 S.A. で合流し、まずはお昼ご飯として富士吉田市の吉田のうどんを食べる(グルメ情報は、別記事にて)。
本来は『白須うどん』という店に行きたかったのだが、今日は定休日でもないのに休みだった。そこで近くに『麺許皆伝』というお店があるので、そちらでお昼を食べた。

それからは下道でひたすら四尾連湖へ目指す。下の動画は談合坂 S.A. から四尾連湖まで。

(1080p / 60fps / 59’42” / Marcus 4 / 2 倍速)

四尾連湖は雨こそ降っていなかったが、霧がかかり、なんとも不思議な雰囲気を醸し出していた。周囲は 1.2Km とそんなに大きな湖ではない。そしてここも龍の伝説があるそうな。四尾連湖の「四尾連」は「4 つの尾びれ」という意味らしい。尻尾が 4 本ある龍だったのだろうか?
まずは湖を一周し、それからボートを出して湖の上を堪能した。魚がかなりたくさん生息しているらしく、所々で湖面を跳ねる。車にブラック バス用の竿が 1 セットあったので同行者が垂らしてみたが……かかることはなかった(汗)。バスの釣り方をちゃんと学んでおく必要があるようだ。

▼湖を一周
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(1080p / 30fps / 0’28” / iPhone 6)

湖面には一時間ほどいたのだが、程なくして湖は霧に包まれてしまい、なにも見えなくなってしまった。なんとも言えない恐怖感もないことはないのだが、逆に珍しい体験だったため、とても面白かった。このまま漕いでも漕いでも岸に近づけなかったらどうしようかとか、ボートを丸呑みできるほどの主が現れて飲み込まれたらとか、霧が晴れたら違う湖にいたとか、まーそんなくだらないけれどもありきたりな想像を膨らませていた。

▼湖面からの景色
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(1080p / 30fps / 2’15” / iPhone 6)

湖を堪能したあと、今度は温泉である。この辺は温泉はたくさんあるがボクの好きな酸性硫黄の温泉はないため、どこでもいいかーみたいな<ヲイ。というわけで『みはらしの丘みたまの湯』というところに行く。
けっこうお客さん入ってた(詳しくは動画参照)。けど、お風呂の中はそうでもなかった。
ここでのぼせるまで湯につかった。

(1080p / 60fps / 23’41” / Marcus 4 / 等倍)

さて、第二部。第二部は螢を見に行く。
場所は『北甲斐亭ホタルの里』というところ。何度か行っているが、実はちょぼっとしか見られことがない(笑)。今日もけっこう厳しいだろうなというのがボクの予想だった。その予想は近づくにつれて確信へと変わって行く。というのも、雨が降り出したからだ。雨が降っては、螢は出てこない。

途中、双葉 S.A. で二台に別れていたメンツを、ボクの車で合流した。一方の車はこのまま双葉に置いて行く。双葉 S.A. は上下のサービスエリアが繋がっているうえに ETC 専用出入り口もある。螢は別にツーリングを楽しむ場所ではないため、ガソリンの節約も兼ね、一台はここに置いておき、帰りにボクは双葉の上りに入って、そこから徒歩で下りのエリアに入り、置いてきた車をいったん ETC 出口から出て、再び双葉の上り側の ETC 入り口から入って合流した。なかなか便利である。

(1080p / 60fps / 32’27” / Mercus 4 / 2 倍速)

肝心の螢は、一応見られた(汗)。動画にも撮れたので、貼っておく。ただ Youtube にアップした段階で、いくつかの光が消えてしまった(笑)。フル HD で表示すると、よりちゃんと見えるかもしれない。

(1080p / 30fps / 1’09” / iPhone 6)

これで本日のイベントは全て終了。あとは帰るだけである。
帰りは双葉 S.A. まで下道で戻り、上り側に入って、そこから下り側に歩いて移動(上下側を繋ぐ階段がある)、下りに止めてあった車を上りに持ってきて、みんなでお土産を買って解散となった。
なかなか充実した一日だったと思う。