レストラン あすか

月夜野の真沢の湯でひとっ風呂したあと、最後のイベント、夕飯の場所へ。このお店もボクが見付けたわけではなく、同乗者の女性が見付けたお店。検索ではロシア料理でひっかかったらしいのだが、洋食全般を扱ってるらしい。名前は「レストラン あすか」。
しかしラストオーダーが 20:30! 慌てて、店に向かう。
同じ月夜野だったこともあり、10 数分で到着、何とか間に合った。
頼んだ料理はボンゴレにドリアにハンバーグ。
そして、この店当たりです!

めちゃめちゃ美味い!!

まずしょっぱくない(塩で味加減していない)。まぁ、だいたいボクが美味しいと言うところは、まずしょっぱくない(関西ではしょっぱいことを辛いという)。そして素材の味がちゃんとしていること、それが楽しめること。
ちゃんと手間かけて作ってますよ、このレストランは。
食べログの店数が、3.6 とか 3.7 とか行ってもイイお店だと思う。
難点は……東京から遠いなぁ(汗
でも月夜野 I.C. からすぐなんだよね。この店はまた来たい!!

と言うわけで、水上沼田の方に行った人は、ぜひ寄ってみて!

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八兵衛

匠の里についてまずお昼ご飯をとることにする。今日も昼は蕎麦がよいということなので、匠の里内をテキトーに歩く。ここは蕎麦打ち体験もあるしそ蕎麦屋もあるはずだ。
するとすぐに蕎麦の店を二軒見付ける。
十割と書いてある方に行く(ぁ

入ったのは「八兵衛」というお店。一日に出す膳の量が決まっているらしい。
何食かは聞いたんだけど、忘れてしまった(汗

山菜の天ぷらと十割蕎麦。やっぱり十割蕎麦は蕎麦の風味が濃くていいよね。
天ぷらもサクサクで美味しかった。
ただだし汁の味はもう忘れてしまった……orz

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匠の里

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朝、10 時に積善館に風呂に入りに行く。ここは公式サイトを見れば解るが、非常に趣のある建物のお風呂。しかも不便さも当時のまま、みたいな。朝一番だったので、ほとんど貸し切り状態。
そして、四万温泉を後にする。目指すは「匠の里」という所。
ここは 10 年以上前になるが蕎麦打ちをしに行ったことがある。その時は湯宿という温泉宿に泊まった。あそこもいい所だったなぁ。料理も美味しかった。
で、この「匠の里」というのは、あくまでもボクの勝手な理解なんだけど、世の職人さん──陶芸家とかガラス職人とか木彫りの名工とか──を集めて一つの村を形成している感じだ。一人一人は食っていけなくても、こうして職人が住む集落を作りその集落全体をテーマパークにしてしまおうという。
そしてこの日はけっこうたくさん人が来てて驚いた。もっと寂れてると思った<失礼

ここではそういった職人さんたちが作ったものを買うだけでなく、体験コーナーがあって、色んな工芸(?)を実際に体験できる。
ボクらも陶芸をするつもりで来たのだが……定休日だった!!
仕方がないので、ガラス工房とかも巡ってみたのだが、定休日だった!!
とりあえず木彫りの職人のところはやってたので、そこで色々話を聞いたりした。しかし、本物(?)は高い。例えば木彫りのコップなんか万単位、急須のセットとなると二桁万円……うひぃ。
とりあえず桑の削り出しのスプーンと箸、桜のコップをお土産に買った。どれも安い(ぁ
夕方近くまで匠の里で過ごしたら、今度はお風呂に入りに行く。
前々から目をつけていたお風呂があったのだ。それは水上の奥深くに入っていくとある「龍洞温泉」というところで、温泉のテーマパークと自称し、掛け流しのお風呂が 10 以上あるらしいのだ。
ただ心配事が一つあった。それは値段。
日帰り温泉もあるとサイトには書いてあるものの、値段が書いてない。
で、山道を延々登ってやっとこさたどり着いて値段を聞くと、2000 円!?
というわけで、帰りました(ぁ

次に目指した温泉が、月夜野にある「真沢の森」という所。
ここの泉質を何というのは解らないけど、わりと今まで入ったことのない不思議なお湯だった。見た目は透明だし、たぶん単純アルカリ泉に分類されるんだろうけど、つるつるなんだけどつるつるじゃないという不思議な温泉である。
どういうことかというと、肌を手で撫でるとつるつるなんだけど、つかんでみるとつるつるじゃなくてすっごい摩擦があるというか、石けんで洗った直後みたいなきゅっきゅ感? 伝わるかなぁ。まぁそんな不思議な肌触りの温泉でした。

その後、同じく月夜野で食事をして帰途へ。
今日の食事処は二カ所あるので、別記事で書きます。
家に着いたのは日付をまたぐ頃だったかなぁ。

今回の旅行は初日はほぼ大成功、二日目は工房が休みだったり、行きたかった温泉がとんでもなく高かったりというトラブルはあったものの、入った温泉も食べた料理も非常に良かったので、全体を通してはよい旅行だったのではないかなと思う。

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富沢家住宅。四万から匠の里
に行く途中に発見。
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匠の里で売ってた
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見たまんまw
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匠の里、メインストリート
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匠の里、空の様子
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匠の里のカフェ
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道脇には花がたくさん
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綺麗
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この水は飲めるのかなぁ?
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こんな感じで花づくし
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ちゃんと手入れもされてる
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でもボクは花の種類が解らない
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アップ
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龍洞温泉の帰りに現れた
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どうぞの森
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なぜどうぞの森なのか
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結局よくわからず
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まぁでも開けた森
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同じく龍洞温泉から戻る途中
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裏見の滝があるというので
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山道を30分ほど歩いた
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しかし行けども見つからず
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ようやく発見したが
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前日の雨で立ち入り禁止だった

 

四万温泉 柏屋カフェ

四万温泉を散策したあとは宿に入りたかったのだけど、チェックインは 17 時から。しかも四萬館は何故か閉まっていた。え、旅館が閉まってるってことあるのか? っていうか、泊まり客はいないってこと???
なんだかよく解らないが、とりあえずまた四万で時間をつぶそうと言うことで入ったのが「四万温泉 柏屋カフェ」。外から見るとなんか普通の家に見えるんだけど、中があらステキ。一階が吹き抜けになっていて、二階席につながっている。へー。
最近、田舎でもオシャレなお店が増えたよね。
そしてボクらが入った時、積は満席。
しばしお土産コーナーで時間をつぶす。

さて、カフェに入ったはイイが、あまり食べるのはよくない。
どうせ旅館の食事は早い。といいつつ、お腹の太りそうなものを注文してしまった(^^;

ケーキは自家製なのかなぁ。

まぁとにかく雰囲気がすごくいいので、山からの風に涼みながら甘モノをいただく、イイお店でした。そうなんだよね、今、寒くて震えながらこの日記書いてるけど(1/12)、この記事は 8 月の出来事なんだよねぇ……。

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中島屋

お昼前に四万温泉に着いた我々は、まずはお風呂をいくつかハシゴ。そしてお昼ご飯となった。
群馬といえば、っていうか田舎は蕎麦だろという偏見の元、蕎麦屋を探す。ちなみに田舎だと蕎麦という感覚は、おそらく関東人しか持ち合わせていないような気がするんだけど。何せ、東北や関東は土地がやせているから蕎麦しか育たない。
西日本はそんなことないからなぁ……。

で、中島屋という蕎麦屋さんへ。

蕎麦の種類が豊富。しかも、色んな味が一度に楽しめるメニューになっているのも面白い。もちろん鴨南ソバとか天麩羅ソバとかあるんだけど、小さな器にそれぞれ小分けして出してくれるものもある。出雲の割子ソバの亜流だろうか(ぁ
もっともこの店では、お重で蕎麦を提供しており、一つのお重が 0.5 人前。1 人前だとお重二つ、大盛りだとお重三つという具合らしい。

残念ながら時間が経ちすぎて、ここでの出汁の味を忘れてしまった。

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四万温泉

僕は群馬県が好きである。全国魅力度ランキングでいつも下の方にいるのが謎で仕方がない。群馬県は温泉湯量日本一だし、湯質の良好な温泉がたくさんある。それだけでどの県よりも魅力的だと思うのだが……。
しかも湯治場が多いから、そういう温泉地は宿泊料も安い。
群馬県、魅力的じゃないか!
でもやっぱり魅力度ランキングを左右するのって、温泉より食べ物って気はなんとなくしてるんだけどね(ぁ
群馬にはうどんとイタリアンが美味しいんだけど、どっちもより美味しい場所がいくらでもあるからねぇ……(ヲイ

しかし、最近、友人・知人に「おまえは群馬と長野から金をもらっているのか!?」と言われる(笑)。それくらい僕は群馬や長野を他人に勧めることが多いし、実際にどこかに連れて行けと言われると、群馬・長野に連れて行くことが圧倒的に多いのだ(汗)。
いいよ、群馬。

で、四万温泉である。
この温泉は単純アルカリ泉なので、草津とかの帰りにちょっと寄るくらいの利用法しかしたことないのだが、群馬の温泉というと四万温泉がテレビで良く取り上げられる。何故か? それは女性に人気の温泉だからだ。
ただ、なんで女性にそんなに人気なのか、僕はよく解らない。
今回も「四万に泊まりたい!」と言い出したのは女性であった。

というわけで、初めて四万温泉に泊まる旅行をしてきた。

四万温泉は近い。僕は草津温泉によく行くのだが、草津温泉は高速を降りてからがとにかく遠い。昼間だと高速を降りてから 2 時間かかる。東京からだと 3 時間以上かかることになり、3 時間あったら名古屋まで行けてしまうよねっていう不便さなのだ。
一方の四万温泉は伊香保よりは高速から離れてはいるものの、まぁ高速を降りてから 1 時間かかるかかからないかって感じなので、東京から約 2 時間は手頃な場所だと思う。
そしてボクは知らなかったのだが(いつも四万温泉の入り口付近しかうろつかなかった)、四万温泉ってかなり細長い温泉地なのね。一番手前から奥まで 5km も温泉街が続いている。なので温泉街を歩くだけでもけっこうな運動に(^^;

いつもコースや宿なんかはボクが決めるんだけれども、ボクの考える旅行プランはとにかく女性向きじゃない(笑)。宿なんか素泊まりだし、安くて汚いところを選びがち。ご飯も美味しい所は選ぶものの、わりと昭和チックな女性からすると衛生面で難有りとか、オシャレじゃないとかそんな所ばかり選ぶので、今回ボクは口出しはせず、宿も食べ物屋もすべて女性が選んだ旅となった。

泊まった旅館は「四萬館」。千と千尋の神隠しに出てくるような雰囲気の旅館。そういえば、四万温泉の入り口近くのメロディロードジブリの何かだったなぁ。ジブリ作品の舞台になったことでもあるのかしら?

四萬館の凄いところは、お風呂が大浴場以外に 10 個以上あること。そして貸し切り風呂も別にあるんだけど、狭めのお風呂もあるため、そこが空いていれば、それがもう貸し切り風呂となる。
入り口に札があって、それを下ろしてしまえば他のお客さんが入って来ない。
しかも貸し切り風呂と違って、特別にお金を取られるわけでもない。
へー。

お風呂の種類も、木のものから岩風呂、さらに桶のものまで様々。
深さが 1.2m もあるお風呂もあった。

湯質は単純泉だけれども、長湯に適して湯あたりもほとんどしない。
肌がずっとつるつるである。
なるほど、女性に人気の秘密はここか?
あと四萬館は料理もすごく凝っている。おかずの種類も豊富な上に、フランス料理ばりの素材の多さ。これも女性に人気の理由かと思ったのだが、クドすぎるという意見もあった。
まぁそんなわけで、初日はとにかく四万で温泉に入りまくり、食って、そして寝るだけという一日だった。
あとは写真にコメントを添えたので、そちらで雰囲気を味わってもらえれば。今回、カメラは全部 iPhone 4S なので暗いところはけっこう画質が荒れてます。ただジオタグは全部ついてるので場所は解りやすいかも。

四万温泉散策

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御夢想の湯
四万温泉の一番奥の共同浴場
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御夢想の湯の近くにあった
重要文化財らしい。
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中の様子。ガラスになんか
映ってたら、怖いな(ぁ
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中の様子、反対側から。
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お堂
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お堂、アップ
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こちらも重文的な宿『積善館
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壁とかイイ感じ
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渡り廊下(?)もステキ
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1694 年からあるそう
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この佇まい
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共同浴場『河原の湯』
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四万川
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道路脇に可愛いものが!?
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照明だそうです
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一つ一つ形が違って
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可愛い。けど
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灯っている所はとれなかった

 四萬館の夕食

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お品書き
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夕食全景
 
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瓦の形をした鉄板
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前菜
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飲み物
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湯葉巻き胡麻豆腐
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ブルーベリージュース
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成分表
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お新香
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お味噌汁
1408282880牛ロース
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焼き茄子寄せトマトジュレ
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岩魚唐揚げ
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南瓜羊羹

 

四萬館のお風呂

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四万館、入り口
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廊下
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廊下
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幽霊疑惑のある廊下
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ひたすら廊下
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こちらも廊下
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遊技場
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大浴場、入り口
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大浴場、脱衣所
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大浴場、洗い場
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大浴場
1408282936大浴場
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→の風呂の洗面台
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桶型風呂(貸切可)
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岩風呂(貸切可)
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広めの風呂(貸切可)
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その洗い場
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その風呂
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個人風呂。貸切にできる
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湯船も小さい
 

四萬館の朝食

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 左翼
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右翼

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みそしる
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やはり朝は鮭なのか
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がんも
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器も
キレイ