ロシアンルーレットなお茶

仕事部屋にはちょっとしたティーコーナーがあるんだけど、いわゆるヒモがついていて紙パッケージに入っているタイプは何のお茶かわかるんだけど、ティーバックだけになっているやつは、ガラス瓶の中に一緒くたにしまってあるのよね。そこにはジャスミンプーアルウーロンの三種の何も書かれていないティーバックが入っているんだけど、どれがどの茶っ葉か見た目ではよく分からず(汗
あとお湯を通さないと香りもあんまりしないのねw
ウーロンはかろうじて分かるかな? まぁそんなわけで、この三種の茶を入れるときはロシアンルーレット状態となってしまっている。

イイお茶っ葉なら、香りで分かるのかもしれないなぁ。

気になる軽自動車。

PayPay などの QR コード決済がボクは嫌いだ。理由は時間がかかるからだ。アプリを起動して QR コードを店員に提示する時間は意外とバカにできない。SUICA などのタッチ決済の方が圧倒的に速い。んだけど、最近、ポイントカードも QR コードやバーコードをかざすじゃない? なので結局レジにかかる時間はあんまり変わらないなぁと思って諦めている。
まぁそれでも「ポイントカード提示」→「QR コード決済の QR コード提示」よりはタッチ決済の方が速いけどさ。

ヒドいのがウェルシアT ポイントWAON ポイント両方がたまるんだけど、それぞれのバーコードを提示しないといけないばかりか提示順序が決まっている。「T ポイントのバーコード提示」→「WAON ポイントのバーコート提示」をしたあと決済という手順を踏むのだ(汗)。しかも T ポイントと WAON ポイントのログインは別々なのでアプリ使用開始時に両方のユーザを登録しないといけないし、T ポイントではログインが継続しているのに WAON ポイントの方はログオフされてて、それがレジで決済するときに気付いて、ログオンし直すのに時間がかかるため WAON ポイントは諦めるなんてことが何度かあった。
でもアレか、多くの人は  WAON  ポイントしか使ってないのかなぁ? T ポイントを扱ってくれてるだけありがたいと思うべきか?

未だにやってるソシャゲだが、ふと気付いたことが、水橋かおりという声優が担当しているキャラクタがとても多いということ。
すごいなー。
ちゃんと演じ分けられているかどうかは、実はよく分からない。というのもこのゲーム、必殺技とか勝利とかに喋るぐらいで、劇中では決まった台詞しか喋らないので評価のしようがないのだ(逆にそういう仕様だから何キャラも担当できるのかもしれないが)。

そしてどうでもいいがコンシューマやソシャゲはなんでフルボイスじゃないんだろうね。どういうことかというと劇中の台詞の声が入っていることはほとんどない。その台詞にあった感情表現の台詞しか喋らない。ゲーム側はそう言う感情表現や口癖しか録音していなくて、それらを使い回して劇中の台詞を喋る。コレはもはや伝統に近い。

一方、エロゲはすべての台詞について収録する。

開発にかかってる金額は圧倒的にコンシューマやソシャゲの方が大きいのに、こういう部分をケチるのはなんでなんだろうなぁ?
たぶんケチっているわけではないんだろうけど。

エロゲにおける声優の存在意義

なんか面白いツイートが流れてきたので、日記に取り上げてみた。
ドラマもエロゲも、まったく同じ現象が起きているようだ。

ボクは長いことゲーム業界にいるが、声優という職業に基本的に興味がない。
もともとゲームに声はいらない派だからだ。
とはいえこの業界にいたら声優ナシでゲームを作ることはもう不可能になってしまったので、別にそれに抗う気はないし、別に声優がいらないとかそういうことを思っているわけではない。ただやはり声というのはゲームの制作費と制作期間を圧倒的に圧迫する、ボクにとってはかなり厄介な存在なのである。

なので自分が作るゲームの場合でも、声優をボクが決めることはない。
ゲーム業界には声優が好きな人がたくさんいるので、その人たちに決めてもらう。
自分で決めない理由はもう一つあって、シナリオを入れている時、すでに各キャラクタの声というのはボクの頭の中にあって、そしてそれは当然現実に存在する声ではない。そのため、声を付けるとイメージと必ず異なってしまうため、それならばいっそ声優好きに決めてもらった方がユーザ受けがいいからである。
ちなみに声優好きなシナリオ ライターは自分のキャラに声優さんを当ててシナリオを書いているので、イメージと異なると言うことはないらしい。

そんなこんなでボクは基本的に声優の有難味を感じない人間なのだが、声優の上手い・下手についてはとても重要である。というのも文章だけで感情を伝えるのが難しい場合があるからだ。特にエロゲのような文学作品ではない、台詞がメインの作品ではこの問題はより顕著となる。
特に文章でのぶれが大きいのが疑問形だ。語尾が上がるか下がるかで心情は異なる。文章だけだとどちらで受け取ればいいかはユーザに委ねられるが、声が入っていれば些末なニュアンスまでちゃんと伝えることが出来る。ここに声優の上手い・下手が関わってくる。
もちろん収録に立ち会って、細かいニュアンスを声優に伝えることはできるのだが、その感情を声優さんが脳内でシミュレートできないと、その細かいニュアンスというのは表現出来ないのだ。そして人気声優というのは概ねその辺がしっかりしている。
特にボクみたいな、台詞と台詞の間にたくさん隠れた情報があるようなシナリオの場合、その行間に隠れた情報を読み取らなければならないのだが、上手な声優さんというのはそれらをくみ取って演技に取り入れる。もちろんそれをくみ取ってもらえなかったときは、ボクの方から説明はするのだが、下手するとその行間に気付かなかったばかりに、そのシーンを最初から録り直さなければならないなんてことも。

また、普段の演技はとても上手でも、エッチシーンになるとてんでダメな声優さんもいる。
これで困るのが、収録時間がとにかく延びること(笑
エッチシーンって台詞が長いし延ばす系の声も多いので、リテイクが入るとどんどんと収録時間が延びていく。しかも声優さんの喉も酷使するので休憩時間も多くなる。その上、演技指導がどうしてもセクハラになるのも、こっちの精神をすり減らす(爆)。いやまぁ、声優さんの方が精神はすり減ってると思うけどね……。

あぁ、で、なんの話だっけ?

あぁそうだ、人気声優を使う意味があるかどうかだった。どんどんと論点がずれていった。
男性向けに限って言うと、人気声優を使っても売上げにはまったく貢献しないことが解っている。それでも有名声優を使うのは、ボクが見ている限り、制作者側に声豚が多いからだとボクは感じている。そして言わせてもらえば、20 世紀、ゲームに声がつき始めた頃、声豚どもが声優にポンポン高い金払ったから声優費が高額になったじゃねーか! っていうね。

とはいえ上手い声優さんを使うことは制作期間を短くするし、作品のクオリティはぐっと上がる。
だから人気声優を使うことにまったく意義がないわけではないし、人気声優=上手い声優というのはそんなに間違ってはない。
男性ユーザは好きな声優が出ているからという理由だけでゲームを買わないのと同じように、見てくれだけでなく、演技の上手い声優さんをちゃんと選んでいるように見えるがどうか。

実写というものに初めて挑戦する

この日は収録があった。内容については話せないが、何をしたかは充分にネタになる話なので書こうと思う。
今やっている仕事で、あるシステムを作ったのね。普通そういう場合の納品物って、作ったシステムそのものとその仕様書などだ。ところが今回の仕事ではその使い方を説明するビデオも納品して欲しいと言われた。

えー、そんなの初めてw

でね、最初はそのシステムのサーバ側を作ったボクと、ディレクタの同僚で作ったのよ。おっさん二人で「ここを押すと、こうなりまして」みたいな説明を一分くらいの動画にまとめたわけだ。そしたら「声優さんにナレーションとかしてもらえないですかね」とか、いきなりのダメ出しですよ。
しかもコンテまで送ってきた。その内容によると、放課後、家に戻ってきた女子高生がそのシステムを使って、まぁいろいろするってことになっている。

ちょwww

というわけで、知り合いの中出し顔出ししてもいい声優さんに急にお願いして簡単な実写ドラマを撮ることになったのである。
映像として近いのは運転免許更新の講習で見せられるドラマとか、ワイドショーとかで流れる短い再現ドラマとかそういうのに近いかなぁ?

貸しスタジオでリビングを借りて、そこに必要な機器類を持ち込んで、声優さんに演じてもらうという内容だ。女子高生と言うことなので、Timepiece Ensemble1/2 summer の制服を持って行ったwwww<バカじゃないの?
そこでカメラ 4 台と昨日買ったマイクを使って収録。

ドラマ自体はとても短いので、三時間ほどかけて何度も何度も撮った。
これらの中で使えそうなシーンをカットごとに抜き出せばいいだろうと思ったのだ。
ちなみに制服は Timepiece Ensemble の制服を着てもらった。1/2 summer のはけっこうやれてて、繕い直さないといけない所がけっこうあった。

結果的に収録そのものは失敗だった。というのも、借りたリビングは普通の電灯しかなかったんだけど、圧倒的に光量不足で 4 台のカメラどれも高感度ノイズがひどい!
そっかー、AV の撮影とかでもライトをガンガンに焚いてるのはそういうことだったのかー!<なぜ AV を例に出す?」
とにかくノイズらだけで……カワイイ声優さんに申し訳ない。
やっぱり素人がいきなりこう言うことやるもんじゃないね。
しかし納品は今月末だ!(ぁ
撮り直しなんて出来ない。そもそも貸しスタジオもいっぱいでおさえるの大変だったし。
あとは Premiere のフィルタで何とかするしかないと思いつつ、この日の収録は終わったのだった。

声優さんの収入について

今やっているソーシャル系の仕事で、シナリオを担当している。
で、そのまま自ずと声もボクが録ることになったため、慌ただしく都内を走り回っている。用意する声優さんは 6 人。今まで声優さんをボク自身がいろいろ集めたり、スタジオを予約したりすることが全くなかった(人任せにしてきた)ので、この業界長い割には初めての仕事である(汗)。
とはいえどういうものかは解っているため、それ自体は大変ではないのだが……。

でね、声優さんって生活するのが大変ってよく聞くじゃない?
大物さんはともかくとして。
でも今回、ブッキングしていて思ったのが、声優さんの実際の仕事の金額は決して悪くない。具体的な金額はかけないけれど、まぁ、なんだ、100 ~ 150 セリフ喋るのにだいたい 1 時間くらいかねぇ。で、声が潰れちゃうから 8 時間とかは労働しない。3 ~ 4 時間で終わる。
で、もらえる金額は土木工事の日雇いより全然高い。
問題はその仕事が毎日あるかどうか、だ。 週 5 日入っていれば、全然暮らしていける。無名の声優さんでも月収 2 ~ 30 万いける。週 5 日、入ってればね。

でもなかなかそうはいかない。週一、いや下手をすれば数週間仕事がないなんてこともある。

なので声優さんに払う、仕事単価そのものは充分高いけど、 各々の声優さんが毎日仕事出来るくらい仕事があるわけではないのだなと。
なかなか悩ましい問題である。

写真は声優さんとデニーズで打ち合わせしたんだけど、その時に頼んだかき氷。
量がすごかった……orz
普通にカレー皿にどーんの盛られてる感じ。
頭がキンキンしまくった(笑

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箇条書き、いろいろ

twitter 等から拾った色々、箇条書き。

  • 声優さんの、処女喪失回数
    エロゲって基本的に攻略キャラは処女のことが多い。そうすると声優さんは、そのキャラの初めてのセックスの時に処女喪失シーンを演じなければならない。で、例えば年 10 本の作品に出たとしたら、10 回処女喪失することになる。つまりその声優さんは 1 年に 10 回も痛い思いをしなければならない。
    そこで、一度処女喪失を演じた声優さんはもう処女キャラを演じてはいけないという法律を作ってはどうか?(ぇー
  • Windows 8 のスタート画面
    Windows 8 / 8.1 はスタート・メニューではなく、スタート画面になる。んで、ノート PC はそのスタート画面の背景の色が青なのね。で、ノート PC で作業してる時に間違ってスタート・ボタン(Windows ボタン)を押すと一瞬画面が青くなるんだけど、その時ブルー・スクリーンになったのかと思って、ドキッとする。背景変えておいた方がいいかなぁ……。
  • USB メモリが壊れた
    LOOX U から受け継いで、ThinkPad X200 でも使っていた USB メモリが壊れた。USB コネクタに挿すとハードウェア認識の SE が鳴るものの、エクスプローラでは「メディアが挿入されていません」エラー。買って 3 ヶ月しか経ってないし、そもそも半分も使ってないのに……orz
  • Winamp の開発が終了
    そっかー、BGM の再生にはずっと Winamp を使っていたんだが、どうしよう……。
    取りあえず今のところ続行して使ってます。

まぁそんな感じ。twitter は備忘録には使いづらいね。どんどんと流れて行ってしまうから、過去の発言を見つけるのが難しい。検索では 2 ~ 3 日前くらいのしか出てこないしねぇ……何とかならんものか。過去の検索ができれば、もっと使うんだけどなぁ。
写真は朝、出勤前の外の気温。
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収録というものを説明してみた

朝、会津から戻ってきてから、台本のチェックなどをして 10:30 には収録現場へ。
いやー、眠かった<当たり前
思ったのが、良い声優さんというのはいかに台本で繰り広げられるドラマを頭の中で映像化し、あたかも自分がその場にいるかのようにシミュレーション出来るかというのが、一つの指標であるのかなと。シナリオ・ライターからするとそもそもその技能がないと、エロゲのシナリオというのは出来ない。これはアニメ的・映画的な映像化ではなくて、本当にエロゲ的な映像化である。背景があって立ち絵があって、っていう。そうしないと、演出的にも齟齬が出てくるからだ(アニメ的・映画的な映像だとアングルは自由だし、コンテも自由になってしまう)。

ところがこの頭の中での映像化、わりとライターさんも出来ていないことが多い。立ち絵がどう動いて、それに合わせて背景もスクロールしたり拡縮したり、SE が鳴り、BGM が切り替わり……そういうのを想定しながらシナリオを書いていないライターも多い。そうなると声優さんもなんとなーくな演技となってしまう。この辺、なかなか難しい所だ。そして力量のある声優さんはそういうシナリオであっても、違和感なく成し遂げる。それは自分の引き出しにもかかっていることもよく解った。
そしてそれが解っていると、ここはどんな演技をするんだろうというのが色々と解って面白い。そしてそれら全体をシミュレーションしながら演出プランをボクの頭の中で構築しながら収録すると、自分が書いたパートは、自分が意図したとおりの演出になっていく(もちろん声優さんの力によって、ボクのシミュレーションが修正されることもある)。
今書いたことは当たり前のことなんだろうけど、何となく文章化することによって、ボク自身も色々納得したしだいである。

今日も収録だった~

収録でした。
この日は夕方からだったので助かった~。
でもアレだ、ヒロインがそのヒロインのルートよりも他のルートの方が可愛かったりして……くそう。まぁ、よくあることなんだが。あと、別のヒロイン・ルートなのに関わってくる他のヒロインの方が可愛いとかね。くそー、可愛かった。とりあえず可愛くは書けているようだ。

夜は電車で帰れなくなった人たちを送って戻ってきた。なんだかんだで AM3:30。
とりあえず土曜日はゆっくり寝て、日曜日に仕事しようっと。