暖房と HEVC

前回灯油を買ったのが 12/16。買った容量は 20L。冬休みがあったことを考えると、1/19 で切れたのは持った方ではないだろうか? ちなみに 20L の灯油は 2000 円くらいだ。エアコンの電気代が 8000 円だとするとずいぶんと安く済んでいると思う。

ただ石油ファンヒータは消したときの臭いがね(いちおう臭わない機能はついている)。あとこれらの排ガスが肺にどういう影響を与えるのかも心配ではある。

iOS が保存する画像形式 HEIC(HEIF)についてはこの間も触れた。これの大元の処理形式を HEVC と言うのだけれど、静止画だけでなく、動画もこの形式で保存される。それを Windows 版の Premiere で読み込ませたところ、映像は表示されるものの、最初のフレームが表示されるだけで、再生ボタンを押してもずっと静止画のままだった……orz

ダメかー。

でね、HEIC 形式での保存は iOS の工場出荷時の設定でそうなっている。ということはこの形式だと困る人は世の中にたくさんいるはずなのになんで話題になってないんだろうと思ったら……!!!

そもそも Mac や Windows につなげて iPhone の中のデータをコピーしようとすると、静止画は JPEG に、動画は H.264 にしてコピーされるということが判明したwwww
要するに正規の手段で iOS 上のファイルを PC にコピーしてくると、古い互換性のあるデータ形式でコピーされるのだwwww
なるほど、そりゃ問題が起きないわけだwwww

ボクはとあるツールを使って iPhone の中のファイルをそのまんま自宅のサーバにアップするようにしているため、このような変換が一切なされず、HEVC 形式のままサーバに保存される。そのため Windows でも HEVC のまま開かねばならないという状況なのだ。

ということはボクも iPhone を PC に繋いでデータをコピーすれば良いことになるのだが、心配事もある。それはデータの劣化だ。当然 iOS 側には HEVC 形式のデータしかない。JEPG や H.264 のデータが同時に保存されているわけではない。ということは PC にコピーする際に HEVC から JPEG や H.264 形式にコンバートされていることになる。
HEVC は非可逆で保存されているので、となると画質が劣化しているのではないかという心配をしてしまうのだ。まぁボクが見てわかるくらいに劣化するわけではないと思うが……しかし気になってしまう~~~。それにデータサイズもせっかく 2/3 にはなるのだから HEVC 形式のまま保存しておきたいなぁ……。
なんとか PC の世界でも HEVC が普及するのを待つ or 祈るしかないのか……。

パンチョ

秋葉で買い物をしたので、お昼にパンチョに寄った。
ナポリタン専門店。

とはいえ、色んなナポリタンがある。カレーとかホワイトとか辛いのとか。あとトッピングが色々。ベーコン、ハンバーグ、目玉焼きなどなど。そして 600g までは追加料金ナシ。

というわけで、全部乗せの 600g を頼む(ぁ
味は辛いヤツ。

600g もあると飽きるかなーと思ったんだけど、トッピングがたくさん載っているのと、辛いヤツのおかげで飽きずに最後まで食べられた。パルメザンチーズもかけまくったし。ただ全部乗せは非常に食べにくい。具を一時的に避けておくスペースが必要だ。
まぁでも腹一杯食えたので良しとしよう。

しかしこの店、並ぶほど人気だ。解せぬww

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ところで秋葉原へはいろいろ消耗品とか小物を買いに行ったんだけど、実はビデオカードを新調したくて、ビデオカードの値段も調べてきた。欲しいのは GeForce GTX 1060 というチップを使ったビデオカードが欲しい。チップとしては最新の世代のものだ。予算は 3 万円くらい。
で、GeForce GTX 980 という世代としては一つ前になってしまうが、最上級のチップが今 3 万円くらいなんだよね。
ベンチマーク見ると、性能はほぼ拮抗。どっちを買ってもイイ感じだ。

なおビデオカードの使い道だが、3D ゲームではなく、ビデオのエンコードだ。
今、720×480 ドットの H.265 の圧縮に実時間の 83% かかっている。つまり 120 分の動画の圧縮に 100 分くらいかかる感じだ。しかし僕がメインで使いたい画素数は 1920×1080 ドットである。さらに今後 4K(3840×2160 ドット)も見え始めている。
となると、今のマシンでは全然計算力が足りないのだ。できれば 1920×1080 を実時間ぐらいで圧縮したい(2 時間の動画を 2 時間でエンコードする)。

まぁそれがビデオカードを買い換えただけで実現できるかどうかは解らんのだけどね……。
マシンごと買い換えないとダメかなぁ……。

H.265 を試す

自宅の動画エンコード環境を、H.264 から H.265 に移行した。
H.265 は H.264 の半分のビットレートで同じ画質を提供できるという触れ込みの動画圧縮形式で、名前から解るとおり、H.264 の後継コーデックである。

とりあえず試しに Handbreak というソフトで試してみる。
1 Pass の VeryFast、Quality 20 だけ指定してやってみる。
かなり速くエンコードできるが、もちろん画質は難有り。

こんどはいろいろ細かく設定してみる。但し、1 Pass。
2 時間の 720p のデータを圧縮するのに 9 時間もかかった……orz

これはやってられん。だいたいこれで 1080p とかやったらどうなっちゃうのよ!

というわけでツールを変えて、色々いじる。『x264guiEx』というソフトを使う(リンクを張ってないのは、公式サイトがどれかよく解らなかったため)。
設定は 1 Pass のまま。1 Pass に拘るのは H.264 でも 1 Pass でかなりキレイな画像が得られるからってのと、2 Pass はまずキレイ(ぁ。そもそも 2 Pass の時は時間かかってもいいやってなるから、かなり上の方のパラメータにするし(爆)。なので 2 Pass でボクはあんまり細かいパラメータの研究はしなかったりする。

すごく大雑把だけど、結果的に VerySlow で Quality は 17 で 720p の 2 時間のデータが 100 分ほどで圧縮できるようになった。できあがるファイルサイズは、以下の様な感じだ。

形式 パラメータ 動画サイズ エンコード時間 ファイルサイズ
H.264 Quality 20 / VerySlow 720p 120min 60min 960Mib~1.1GiB
H.265 Quality 17 / VerySlow 100min 640Mib~750Mib

エンコードに使ったマシンは、Intel Core i7 970LGA 1366)でビデオカードは ELSAGeForce GTX 460 で一応 Over Clock 版。とはいえどちらも 7 年前の機械だ(Nehalem 世代)。今の LGA 2011-v3 の Core i7 でやったらもっと速いんだろうか? なんか劇的には変わりそうにない気はするんだけど。

最近のエンコーダはビデオカードも使うので、せめてビデオカードくらいは新しくしたいなぁと思いつつ。

んで、まぁ寝もせずに朝 6 時迄やってたんだけど、ふと、アニメのテストはやってないってことに気付いて、一気にやる気が失せて不貞寝した(ぁ
アニメは自然画と違って、ぜんぜんパラメータ設定が異なるのよ。特に輪郭線とべた塗りがハッキリしているから、自然画の設定はまったく通用しない。まぁ最近、ほとんどアニメを見なくなったし…… H.265 でアニメの設定を色々探るのは当分先になりそう。

ただ問題なのは、Adobe Premiere。H.265 ではき出せないのよねぇ……。

あと HandBreak も x265guiEx もどちらもまだまだ H.265 の圧縮プログラムがチューニング不足なのか、CPU を 100% 使ってくれない。30 ~ 40% をウロウロ。x265guiEx はスレッド数を設定できるので、無理矢理 32 とかに設定すると 60% までは行くようになった。
なのでマルチタスク性能が上がれば、エンコード時間はもっと短縮されると思われる。