類は友を呼ぶ
類は友を呼ぶ、という言葉があるが、これが科学的に証明されているのかどうかボクは解らないが、生きてきてそう感じることは多々ある。そしてそれ自体は、べつに嫌いなことではない。とにかく感じるのは、自分の友人や知人、また仲良くしてくれる外注さんなんかを観察して、自分と似ているところ、自分と趣向が同じ所を見つけて、そう思ったりするわけだ。
が、一つ、ある問題に気付いた。
ボクはたぶんだけど、世の人よりお金にこだわりがない。ただ働きも平気でしてしまうし、「今月苦しいんだけど」とか言われたら、はいはいと相手の言い分を聞いてしまう。ボクに未払いのクライアントってのはそれなりにあったりするんだけど、別に取り立てたこともない。時々、「今霑ってます？ 霑ってるなら、未払い回してもらえないですか？」というメールを送るぐらいである。
実際、お金なんてなくってもなんとかなるや、くらいにしか思っていないし、今でもそうやって生きていて、特に不幸に感じたことはない。
が、それだとボクの周囲に迷惑がかかるんだよね……orz
いやそれは、20 代の後半になってから少しずつ気付いてはいるんだけど……両親ももうリタイアしたし、ボクが経済的にしっかりしていないと、肉親だけじゃなくて、ボクに関わる外注さんとかにも波及するのである。
かといってねぇ、日頃から「金、金」言うのもねぇ……性に合わないって言うかなんというか。
で、それがなんで類は友を呼ぶと関係があるかって？
ボクの年収ってのは、世間で言われている「サラリーマンの平均がこれくらい」とか「30 代の平均がこれくらい」って言うのよりはちょっと高い。で、この「年収」の部分も「類は友を呼ぶ」んじゃないかなぁと思ったのよね。つまりボクがいっぱい稼げば、付き合う人の年収も上がるのではないかと。そうすると、周囲に迷惑がかからなくなるんじゃないかなぁ、なんてことを思ったのだ。
でもねぇ、「三つ子の魂百まで」というように、このお金に執着しない性格は親の教育のたまものだと思うんだよね。つまり変えられないってことだし、そもそもそういう自分が好きだし……。
どうすればいいだろう……な～んてことを、去年から真剣に考えていたりする。
でも考えているだけで、さっぱり行動に出てないけど（ぉ
今日の一枚はヒーリング・インダストリアルから、一枚。ヒーリングと言いつつも、おどろおどろしい雰囲気も併せ持ち、個人的にはクトゥルフものとか黒魔術的な雰囲気が似合うなぁと思っているんだけど、どうだろう。夜聞いていると、なかなか酔えます。
- それで何とかなってるなら大丈夫ですよ（正社員時代の僕も同じでした）。
どうこうしようとしてもたぶんできないと思うし、付き合う人も有形無形の恩恵を受けてると思います。
ただ、最低限の暮らしが危うくなってくると、拘らざるを得なくなってくるんですよね。 -- 難波鑑?
- そうですよねぇ、なるようにしかならないですし……でも、今年はもうちょっとお金と真剣に向き合わないとダメかなぁと思ってはいます。 -- たまきん
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