Top > Diary > 2011-05-23

マンガリッツァ

お肉~♪

吉祥寺は車を止める場所が少ないというかなんというか……。
吉祥寺で飯を食べない理由は、なんと言ってもそれが一番の理由である。メシ屋に駐車場がないのは、駅近くのお店なのだからいいとして、吉祥寺は駐車場が中途半端な所にしかないのだ。なので、どこか食べに行こうにも外れの方に駐車する羽目になり、めんどくさい……ってなってしまうのだ。

で、何の話かというと、要するに豚しゃぶが食いたくて、あじとに行きたかったんだけど、近くに駐車場ないし、雨降ってるし、畜生、駐車場付きの温野菜しゃぶしゃぶで我慢するかっていう<ヲイ
あ、吉祥寺に温野菜しゃぶしゃぶあるけど、吉祥寺じゃなくて駐車場のある別の場所に行ったんだけどね。

で、そこでマンガリッツァ豚って言うのをやってて、ちょうど豚しゃぶ食いたかったし、ナイスタイミングであった。
まぁ、写真見れば解るけど、すっげー脂! 体脂肪率 70% だそうな。

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すごい脂肪!左がバラ肉、右がロースデザート

被災地の状況

日記ではあまり震災のことはあまり触れないようにしてきたつもりである。原発も含め、思うことはいろいろあるが、まー、いつも通りの生活が出来てしまう自分が何を言っても、何の説得力もないし、安全な所にのうのうと座っている人間が、何を言うか、である。
だがボクの周りには実際に被災地入りして頑張っている人も多く、生の声というのはちらほらと聞かせてもらっている。死亡診断書をつくるためにひたすら検死をした医者からも話を聞いたし、その状況というのはなかなか日記に載せるべきものか悩む所である。
これらの情報はクリスチャン・コミュニティ(教会など)から得ているものだ。彼らは地震が起こったその日のうちから被災地入りし、いろいろとボランティア活動しているのだが、そうした活動をしている牧師から聞いた話を少しだけ紹介しようと思う。

まずこういったボランティア活動は欧米からのクリスチャン・コミュニティの方が迅速で、さらに対応も早く、非常に手慣れているとのこと。また、まだ日本のクリスチャン・コミュニティは原発 30km 以内の場所に入っていないが、アメリカのクリスチャンたちがすでに中に入って活動しているとのこと。
話をしてくれた牧師は、大きな避難所は回らず、小さなコミュニティを回って、身の回りの世話、炊き出しなどなどを行っている。その理由の一つが、避難所を支援する場合、全員に平等に支援できることが条件なのだそうだ。
例を出すと、山崎パンが震災後、いち早く在庫をかき集めて被災地にパンを送ったのだが、ことごとく受け取りを拒否されてしまった。何故か? それは同じパンが被災者の人数分ないからという理由だった。つまり配るパンが異なるとそこで不平等が生まれるから、というのだ。
他にもたった一つ足りなかっただけで、毛布や下着が受け取り拒否をされるという事態が相次ぎ、話をしてくれた牧師も、大きい避難所は大きな団体に任せ、小さな場所、行き届いてない場所を巡回しているとのこと。
なかなか支援というものは難しいものであるが、しかし、融通が利かないなぁとも思ってしまうのは、現地の人間ではないからなのだろうか?

それと被災地の人が東京に来てショックなのは、東京が(というか、被災地以外の場所が)、普通に過ごしていることらしい。被災地とのギャップと、そして被災地のことを遙か遠い別の場所で起きていることのようにとらえられているようにみえること、そしてそれに関連して感情がまったく共有できていないことが、とにかくショックでいたたまれないらしい。これをきくと増々、震災について語ることはできないなと思うのではあるが……つい書いてしまった。
報道が不十分なのか、それともボクら人間の感じる心というのがまだまだ未熟なのか……その辺は解らないが、もっともっと重く受け止めていかなければならないのであろう。

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Last-modified: Wed, 25 May 2011 13:48:51 JST (4713d)