Summer Wars今頃のようだけど、Summer Wars を見た。 ボクみたいなライターが他人の作品をどうこういうのは忍びないというか、そんな立場にはないのだが、まずは全体の感想から。とにかくね、苦痛(笑)。何が苦痛かって、それは演技。もーとにかく最初から最後まで非道い。わざとらしいし、抑揚がないし、なんだこれ?? 肝心のシナリオは流れとかすごくイイとボクは思った。ちゃんと各キャラが活躍するのがよい。主人公だけとか誰か一人だけがいれば解決するものではなく、それぞれの登場人物がちゃんと役割を果たして、トリは主人公が持っていくと。中だるみも少ないし、すごいと思うなぁ。エンターテイメント作品はこうでなくてはいけないと思う。ラピュタを彷彿とさせるくらい、リズムは良かった。前作の「時を駆ける少女」よりぜんぜんイイ。時を駆ける少女はとにかく全体的にリズムが悪いので。 で、コンピュータ云々というか SF 考証の所だけど、どの部分をいわれているのか解らないけど、冒頭・中盤・最後に 2056 桁*1の素因数分解を筆算だけで解くシーンがあるんだけど、まぁとりあえずこれはない(笑)。あとは SX-9 の運用とか、これもない。SX-9 は家庭用 200V で動かすバージョン*2があったはずなので*3、そちらを数台持ってくるとよかったと思う。そうすれば熱暴走のシーンももっとリアリティのある描写が出来ただろう。ただどちらにせよ、どこかで使っていたものを持って来たのならまだしも、新品を持って来てすぐ使えるものではない(笑)。そこがとりあえずボクが吹き出してしまった所ではある。まぁ、そもそも冷却の仕方からしてもうちょっと描きようがあったとは思うけれど。それと OZ の位置づけとか AI とかの設定は無理はあるものの、あれはそういう世界でいいと思う。アカウントを賭(花札)で奪還するシーンも賭で負けても敵の AI は取り戻せるんじゃないのとかも思うけれど、あそこは盛り上げの一つとして重要なので、アレでよいのではなかろうか。 その他、墜落 1 分前に軌道修正できるのかとか、直径 1m のものが燃え尽きずに大気圏を突破して地表に到達したらどんな影響が出るのかは、ボクはまったく知識がないので考証できない(汗)。 で、コンピュータ云々というか SF 考証の所だけど、どの部分をいわれているのか解らないけど、冒頭・中盤・最後に 2056 桁*4の素因数分解を筆算だけで解くシーンがあるんだけど、まぁとりあえずこれはない(笑)。あとは SX-9 の運用とか、これもない。SX-9 は家庭用 200V で動かすバージョン*5があったはずなので*6、そちらを数台持ってくるとよかったと思う。そうすれば熱暴走のシーンももっとリアリティのある描写が出来ただろう。ただどちらにせよ、どこかで使っていたものを持って来たのならまだしも、新品を持って来てすぐ使える代物ではない(笑)。まぁ、そもそも冷却の仕方からしてもうちょっと描きようがあったとは思うけれど。 あとは起きている事件はアプリケーション層の事件であり、TCP/IP そのものが死んでいるわけではないので、OZ からの切り離しは可能、及びインターネット網を使った別手段のアクセスは可能では(現に OZ を介さずに通信をしている描写はある)? とか、黒電話を使っても NTT の交換機は既にデジタル化が進んでいるのでは? とか、気になるところではあるが、そんなことを気にするような作品ではないと思う。 それと OZ の位置づけとか AI とかの設定は無理はあるものの、あれはそういう世界でいいと思う。ただ惜しむらくは、TCP/IP 全体、少なくともデータリンク層まで支配されている所とか描写されていれば、説得力はよりあがったのでないだろうか。アカウントを賭(花札)で奪還するシーンも賭で負けても敵の AI は取り戻せるんじゃないのとかも思うけれど、あそこは盛り上げの一つとして重要なので、アレでよいのではなかろうか。 その他、墜落 1 分前に軌道修正できるのかとか*7、直径 1m のものが燃え尽きずに大気圏を突破して地表に到達したらどんな影響が出るのかは、ボクはまったく知識がないので考証できない(汗)。 というわけで、シナリオ(脚本)はすごくいいんじゃないかなぁと思ったんだけど、どうだろう。あとは見落としとかで、もっと変なところはあるのかもしらん(ぉ メラン念願のメラン装備をやっと作れた。といってもまだ「胴」と「腰」だけである。絶対領域ですよ、絶対領域! ちなみに SS のは近接武器用で、遠距離武器用はおへそじゃなくて胸が開いてて、スカートも下の方だけでもっとやらしい(ヲイ)。 これは「誰かの王冠」というアイテムで作れるのだが、このアイテムは「捜し物猫」というのからしか出ない。捜し物猫はクエストが終わるとランダムで出現するのだが、だいたいクエスト 10 回で表示されるかされないかってくらい。さらにそれで捜し物猫の探しているものをちゃんと届けたとしても、誰かの王冠をくれるとは限らない。 で、モンハンの防具は頭・胴・腕・腰・足の五つの部位に別れていて、その部位毎に「誰かの王冠」が 8 個必要なので全部そろえるのに 40 個。しかもモンハンの防具というのは、近接武器と遠距離武器で異なるため、近接・遠距離両方そろえようとすると倍の 80 個……。 それまでモンハンやってるかなぁ、ヲレ(汗)。 んでもって SP 武器を作る。 この辺は「剛種クエスト」というのが関係するらしいのだが、ボクはまだシステムがよく解っていない。とりあえずこの「剛種クエスト」というのは 2 回くらいモンスターに触れられただけで死亡確定という、とんでもない難易度のクエストというのは解った(笑)。
さてさて、秋になってもロックは紹介しますよ、と言うわけで今日の一枚はイギリスのバンド Blur。明るくてポップと思わせておいて、意外とオルタナティブっぽい雰囲気も持っている侮れないバンド。音も色んな音がするんだけど、ドラムとギターがビシッと決まっていて心地イイです。
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