妄想力を高める#ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]) ボクはどこに行くにも車を使う。自転車や電車、バスというのは、年単位で乗ったことがない。いやまぁ、この間、電車には乗ったんだけどね(汗)。まぁでもそれくらい、移動は徒歩か車である。 で、車を運転するに当たり、周囲の車の動きをいろいろ予測するというのがある。「この車はこっちの車線に来たそうだな」とか「あ、あの車はボクに気づかずに一時停止せず、そのまま交差点に入りそう」とか。まぁこれはわかりやすい例だけど、じつは細かいことを含めると、ドライバーってのは常に変わる道路状況を無意識というレベルで把握し、それを運転にリンクさせているのである。 まぁでもべつにそういう話を書きたいわけはなくて、まぁとにかくドライバーはいろいろ周囲の状況をなんだかんだで常に情報収集してるんだよ、と。で、その一つに車のナンバーというのがあるのだ。 で、東京と言う所はいろんな人が集まる場所だから、いろんな地名のナンバーが走っている。そしてそれを見て、いろいろと想像するのがボクは楽しいんだな。たとえば、白の盤のカローラで名古屋ナンバーとかみると、何かの業者関係だなぁと。で、積み荷を見る。なんかパイプっぽいのがいっぱい積んである。水道関係だろうかとか。しかもそれが、東京を素通りしてさらに北の方に向かっていくのを見たら、さらに北に行くのか。群馬か? 栃木か? はたまた東北地方か? 名古屋から大変だなぁ、がんばれ、とか、そんなことを考えながら運転しているのである。 ひどいのになると、冬、関越方面に走っているカップルが乗っている車とかだと、中の会話シミュレーションとか、阿呆なことをしたりしている。着いたらまず一発だな! とか。いやいや、我慢出来なくて、まずは三芳 S.A. の車内で一発とか。しかし早すぎて彼女が怒り、旅行はキャンセルになるに違いないとか。いや、我ながら本当に馬鹿である。 ただこの地名ナンバー、東京を走っているといろいろ役に立つことがあるのだ。その地名とその車が走っている方向を鑑みて、その人が次ぎどこでいなくなるかがだいたい解るのだ。ウチの近くを名古屋ナンバーの車が東に向かって走っていたら、「あ、コイツは環八で曲がるな」(環八から東名に乗って帰ると予測)とか、そんな感じ? また、たまにそういう車について行って、意外な裏道を発見することもある。特にハイエースやプロボックスとかカローラのバンとかの業務車は道に明るい。東京の街を何の迷いもなく、スイスイといく地方ナンバーの車は割といろんな道を知っていることが多く、おもしろい。 #article |