ラジオ・ボタンって何? 設定タブって何? デスクトップってどこ?
そんな疑問にお答えすべく、Windows の基本操作や用語についてまとめたページ。
毎日使っている OS のことだから、少しは知って欲しいなと思っている。
画面周り
デスクトップ
画面の一番下にある壁紙が表示されている領域をデスクトップと言います。
つまり Windows では画面を机に見立てて、その上で作業(操作)をしていることになります。
ユーザーサポートでは「デスクトップ上で右クリックして」とか「デスクトップはどうなっていますか?」なんてユーザーさんに指示を出したりします。くれぐれも他のソフトの上で右クリックをして「出ねーよ!」と逆ギレされませぬようお願いいたします。
ウィンドウ
タイトルバー
ツールバー
タスクバー
画面の赤く囲った部分、これをタスクバーと言います。
現在実行されているソフト(アプリケーションと言います)がここにずらりと並びます。
「タスクバーに弊社製品が表示されていますか?」とか「タスクバーを右クリックしてください」などとお願いすることがあります。
タスクトレイ
画面の赤く囲った部分、ここをタスクトレイと言います。
現在実行されている常駐ソフトのアイコンがここに表示されます。
Windows XP だとここが隠れている場合があるので注意。その場合、<ボタンを押すと、隠れているアイコンを表示することができます。
チェックボックス
設定項目などによく使用されるボタンの一つで、チェックをつけることが出来ます。
その機能を ON にしたいときにチェックをつけ、OFF にしたいときにチェックを外します。
他のチェックボックスには影響を与えません。
「どのチェックボックスにチェックが入っていますか?」とか「○○のチェックボックスを外してください」なんてお願いすることがあります。チェックボックスってなんだと混乱しないようにしてください。
ラジオボタン
こちらはチェックボックスとは異なり【ある項目の設定の中から一つを選ぶ】ときに使用されます。
一つを選ぶわけなので、他のラジオボタンを押すと、今まで ON になっていたラジオボタンが OFF になります。これがチェックボックスとの違いです。
「○○のラジオボタンはどれが有効になってますか?」とか「○○は○○に設定してください」なんてお願いすることがあります。そのときに「ラジオボタンの方です」などと補足するときがあるので、憶えておくと良いでしょう。
タブ
こちらも設定系でよく使われます。
図の赤く囲った部分がそれです。
あるウィンドウに入りきらなかったとき、一つのウィンドウでいくつものページを実現するのに使われます。
またいろんな種類の設定項目がある場合に、それをわかりやすく分けたりするのにも使われます。
「○○タブに移ってください」とか「○○タブは表示されますか?」とか言ったりします。「タブってなんだよ!」とならぬよう。
スクロールバー
操作関係
リセットを押すタイミング
ゲーム・ユーザーはよくリセットをすることがあるかと思います。
最近はリセット・ボタンがなくて電源ボタンしかない PC もありますが……
で、このリセットをするタイミングですが、せめて HDD のランプが消えている時にすると良いかも知れません。
最近は HDD や OS はキャッシュを持っているので、HDD のランプが消えている=読み書きが終了しているとは限らないのですが、HDD への負担やデータ破損のリスクを考えると、どうせリセットするならランプが消えた時にすると良いでしょう。
また電源ボタンを長押ししてリセットしたい場合は、電源が切れたあと、すぐに電源を入れずに 10 秒ほどカウントしてから入れると中の機械に優しいです。心がけましょう。HDD なんかは特に長持ちしますよ。
デスクトップ上から何もなくなってしまった状態から復帰する(NT/2000/XP)
ゲームをプレイしていて、ゲームが落ちてしまった場合、デスクトップに戻って来ますが、そのときにタスクバーもアイコンもない状態になることがあります。
むなしくリセットを押したりするのですが、これは OS にはあまりよくありません。
リセットは最後の最後までとっておきましょう。
Num Lock を確認
まずは OS 全体がフリーズしているかどうかの確認です。
Num Lock キーを押してみましょう。
キーボードの LED がちゃんと点いたり消えたりしますか?
しなかったら、基本的には諦めてリセットして OK です。
でもするならまだ OS は生きています。次のステップに進みましょう。
CTRL+Alt+Deleteキーを押す
次に CTRL と Alt と Delete キーを同時に押します。この押し方ですが、CTRL と Alt を指で押さえたあと、Delete キーを押すと確実に入ります。すべて同時に押そうと思うとうまく行かないことがあるので要注意です。
うまく行けば、以下のようなウィンドウが表示されます。
もしすぐにマシンを落としてイイなら、ここからシャットダウンしましょう。
正規に PC を落とすことが出来ます。
しかし実は作業中のデータがあるとか、メールが書きかけだったなどというときはそう言うわけには行きません。ここから【タスクマネージャ】を開いて、【応答無し】になっているソフトを強制終了するか(データを保存したいアプリケーションが応答無しになっていたら、それはもうダメかも)、タスクマネージャにある【新しいタスク】で【explorer】と入力して ENTER キーを押します。すると、スタートボタンやタスクバーが復活します。
これで通常通りにほぼ戻ることでしょう。
データを保存したら一度再起動か、ログオフ→ログオンしなおす事をオススメします。
情報収集
使っているCPUの確認方法(含動作クロック)
Windows XP
【マイ コンピュータ】を右クリックしてプロパティを出す。コンピュータの項目に記載。動作クロックまで表示される。
Windows 2000 / Windows 9x
【スタート→プログラム→アクセサリ→システム ツール→システム情報】
システムの概要に動作クロックが表示される。
搭載メモリの確認方法
【マイ コンピュータ】を右クリックしてプロパティを出す。コンピュータの項目に記載。
Direct X のバージョン番号を確認する
【スタート→プログラム→アクセサリ→システム ツール→システム情報】を呼びだし、【ツール→direct X診断ツール】を起動。【システム】タブの一番下に表示される。