さらば日本

さようなら、マスターさん……

すごい夢を見た。
じつは今、マスター前なのね。だもんでいろいろ忙しいんだが、それでも今日は自宅で作業していたんだ。とはいえ決して優雅な作業ではなく、マスターの作業をしたいのに別の会社からがんがん電話がかかってきてて、そっちもやらなくちゃ行けないという状態だったんだけど。で、20 時頃、寝落ちしちゃったのね。そのときに見た夢がとんでもない夢だったので、聞いてくれよ！

そもそもなぜかマスター前なのに四国に帰らなくちゃ行けなくなったのね。それは祖母が倒れたからなのか、何か葬式なのか、そういうのは覚えてない。とにかく帰らなくちゃ行けなくなった。でもまぁ、二日なら何とかなるかと言うことで帰るんだけど、その手段がなぜかフェリー！

フェリーは高知か徳島について、大阪に寄り、そのあと鹿児島を回って、喜界島、沖縄に行くというフェリーだった。なんでそんな細かい事を覚えているかというと、そういうフェリーがかつて実在し、それを使って田舎に帰ってみたいという願望があったからだ。それがそのまま夢に出てきたんだと思う。

ところがボクはなぜか徳島で乗り過ごしてしまった。これはいかん、まぁ大阪からになるが仕方がないと思っていたら、フェリーは大阪なんかには行かずに外洋に……！！

次の寄港はシンガポールだったんだ！

すでに携帯電話は通じず、連絡する手段も絶たれ、ただただ呆然とした。マスターが……マスターが！！ ただその言葉を繰り返しつつ、どうしようもないという状況。海に飛び込んでも泳いでいけるわけでもないし、シンガポールなんて着くのいつよ！！？？ そこから日本に帰るのっていつよ！！？？

いやあああああああああ！！！

ってところで目が覚めた。
いや、マジで恐ろしい夢だった。夢とはいえ、あのときの感情はしっかりとボクの心に残り、起きてからもしばらく呆然としていた。いや、ほんとに恐ろしい夢であった。

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