DV の動機が解らない
最近 DV の話をちらほら聞くようになった。何を今更、と思われるかもしれないが、ニュースとか事件ではなくボクの身の回りでの話である。もちろんボクの直接の知人にはいない(と思う)のだが、それでも知人の知人くらいの範囲にはいるようだ。
昨日の日記にも書いたが、ボクは割と幼少の頃からバイオレンスなもので育ってきた。オヤジにはよく殴られたし、今思えば母への DV っていうのはなかったわけでもなさそうだ。あとその影響かどうかは知らないが、戦争映画は大好きだし、小学校の頃は兵器が大好きだった。まぁいまでも、ある程度好きだけど(ぉ
とは言え、理不尽な暴力をふるおうと思ったことは、子供の頃はともかく、高校以上になったら一度もない。そもそも暴力そのものを行使しようと思ったことすらない。
たとえば例にとると、ある女性と食事の約束をしたら、その女性が前につきあっていた男性が突如訪れ、食事に行くことを話すと殴られて行けなくなったとか。聞けば別につきあっていたわけでもないらしい。が、この辺は男性はきっとつきあっていたつもりだったんだろう。
ただそれにしても、なぜ殴る?
その女性は少なくともその殴った男性のことはもはや好きでもないし、関わりたくもないわけで、そこで殴ったらよけいに嫌われるだけではないのか? と、ボクなら考えるんだけど……世の男性はそうでもないのかな?
例の千葉県の殺人拉致事件
(魚拓
)でも、次女と容疑者の関係が壊れた理由は容疑者の暴力がきっかけだと報道された。出会い系サイトで出会って、一時期は同棲もしていたのでたぶん最初は意気投合したんだと思うんだけど、そこでなんで容疑者は次女に暴力をふるったんだろう?
それとも最初から暴力で脅して無理矢理同棲させていたのかな。
ただ女性にも解らないことがあって、あくまでも聞いた話ではあるんだけど、男の人にぞっこんで毎日のように DV を受けているんだけど、その人から離れない女性というのもいるらしい。これもさっぱりボクには理解できない。ストックホルム症候群なのか?
今の所、DV を仲裁するような目には遭っていないのだが、これから先、ひょっとしたらあるのかもしれないなぁと感じている。そうなったとき、単純に殴る方が悪いと決めつけるのは簡単だが、それを解決するにはなぜ殴るのか、その衝動の原因とその人の背景を知る必要があるんじゃないかなぁと、そしておそらく DV をする人には何か共通のコンプレックスとか、プライドとか、性格とか、そう言うのがあるような気がする。そしてこれはたぶんまだボクの予測に過ぎないけれど、DV をする人は選択肢が少ないんじゃないかなぁと。
もっともっと相手のことや自分自身のことを知り、さらにいろんな人の性格を知ることによって、暴力に出る以外の方法っていうのを頭で理解するんじゃなくて、感覚で理解していくことによって、その暴力に出てしまう感情を多種多様な方向へ分散できるのではないかなぁと思っているのだけど、それは甘い考えなんだろうか。
まぁなんにせよ、DV とは今後関わりがありそうだから、暴力をする方からもされる方からも一度じっくりと話す機会ができるといいなぁと思っている。でもアレだよね、それでその暴力の方向がボクに向けられて刺されちゃったりすることもあるかもしれないねぇ(ぉ
- その時は俺を護衛に連れて行くように、傷害罪確定だ<ヤバい
マジレスすると俺も嫁が教育関係者なので、DVの話はよく聞く。しかし当事者にあって大丈夫なのかと嫁に聞いてみると「あの人たちは絶対反撃しないと確信した相手にしか暴力をふるわないから大丈夫。」なのだそうだ。たまきん
の指摘のように、DVは夫婦やカップル二人の問題のようだ。俺も気をつけよう(笑) -- 龍英
- あぁっそうか! 内弁慶の凄いヤツってことか。と、理解すれば何となく動機も解ってきたぞ。でも、仲裁に入った人が刺されるというような事件も全くないわけでもないよね。 -- たまきん
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