農薬あれこれ
親戚一同(20 人くらい)が集まるイベントがあった。
ボクの母方の母方の兄弟姉妹一族である。
農業をやっており、家の裏手の山一帯に様々な畑、みかん畑、田んぼ、キウイ畑などがある。で、農薬について話をしていたのでそれを横で聞いたことをメモしてみた。
減農薬と銘打てる作物は、法律で定められて使用が許可される農薬の半分以下の量で栽培されたもの。ただこの辺の農家ではすでにどこも半分以下の農薬で育てており、特に減農薬と歌ってはいないが、減農薬に相当するものしか作っていないとのこと。
また、農薬の分野も進んでいて、種類によっては一週間で揮発するものもあり、そういうのは効き目は弱いが、出荷前など散布し、流通過程で虫がついたりするのを防ぐことができるらしい。
農薬と化学肥料を一切使わない有機栽培は、そもそも 3 年以上、それらを使わない土壌で栽培する必要がある(みかんにいたっては 5 年以上。作物によってこの辺は決まっているようである)。さらに有機栽培は、一つの農家がやっただけでは意味がない。というのも周囲のほかの農家が農薬を散布したりすると、それが飛散するし、化学肥料も水に溶け込んで流れてくるので、有機栽培をするときは、地域ぐるみで取り組まなければならないとのこと。
それでいて出来あがった作物は虫食いのあとが残ったり、虫がついていたりで、見た目に
あまりよくなく、値段も高いため、消費者がもっと有機栽培について知ってもらえればと言っていた。なお、龍英の話によると、無農薬&有機栽培で虫食いのあとがない作物は遺伝子改良してあるらしい。
ああああああ……
仕事してたら、あっという間に振り切れた……orz
最初の三日で最高額突入ですよ><
- 怖い話ですねえ。ホントにそれは改良なのか?という気がする。<遺伝子改良 -- ときたみ
- 本当に食品の製造工程については、メディアがもっと取り上げたり、学校で教育してもらいたいです。有機栽培は高コストなのもありますが、ミミズの養殖やたい肥製造など手間や体力が必要なので、高齢者中心の農家では難しくなってきています。今度現場の話を聞かせて下さいね。 -- 龍英
- 遺伝子組み替えは、身体の害という部分は未知数ですが、少なくともすでに解っている農薬の害からは免れることができます。ただ、遺伝子組み換え植物は非常に種として強く、一度栽培するとその畑ではそれしかとれなくなると言う欠点もあります。というかそれぐらい強いらしいです。ので、ほかの畑に飛んでいかないように充分管理する必要があります。というわけで、その辺の話は直接意見交換しましょう>龍英 -- たまきん
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