//カテゴリ:ゲーム制作 *** さて、仕事始め [#c754590f] #ref(../rural_sy00a.png,nolink) 土曜日日曜日と人並みの生活が送れたので、月曜から後回しにしていた仕事を片付けることにする。まずはウェブサイトのユーザーサポート情報。[[先週の木曜日>../2008-09-11]]にマスターしたソフトの発売日までに、ユーザーサポートのページを作っておかなければならない。&br; 今回はネットのみのサポート。 それから外注費の計算。&br; 先週マスターのソフトは、シナリオ・ライターが 4 ヶ月近く〆切をぶっちしたあげく、取り上げという事態となってしまったため、いろいろと外注費がかさんだ。また最後は巻き返しを図るために、たくさんの外注さんに仕事を発注したため、どれにどれくらいかかっているかを再計算しなければならなかったのだ。&br; 予算オーバー分もこの際だからバラしてしまおう。こういう話ってたぶんあんまり触れられないだろうから。 ざっと計算して、外注費のオーバー分は 300 万円くらいだ。本数に換算すると 682 本分となる。&br; この他にも事務所の維持費は別途かかっているが、これは別のプロジェクトも動いているので、そちらとの折半となるため、正確な数字を出すのは難しいが、先ほどの金額とあわせてだいたい 500 万円くらいオーバーしたと考えて良い。 まずシナリオ。コイツは本来のライターが書かなかった分とボクが手伝った分を除いた量がそのまま外注費となった。&br; 次に CG。本来担当してくれるはずの CG 外注は、こちらのプロジェクトが遅れたため、スケジュールが合わなくなり、断られ、塗り直しになってしまった。&br; さらに原画。こちらもシナリオ・ライターの指定が遅れたため、原画家さん本人の手では足りなくなり、アニメータさんを起用した。&br; そして最後に音声関係。シナリオがぎりぎりだったため、比較的スケジュールの融通が利き、録り直しをしなくてもよいベテランの声優さんを起用することとなり、高く付いた。 そんなこんなで約 300 万。そしてシナリオ・ライターとボクは固定の給料なので伸びた分がそのまま開発費となってしまう。ただしボクは別のプロジェクトもやっているのでその限りではないが。&br; さらに電気代、家賃などが計上され、500 万というわけである。 #comment |