おおお、青いカレー!?

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知人から、こんな記事が送られてきた。

お店のサイトはたぶん、こちら
う~ん、北海道かぁ。
食い道楽の旅は、名古屋大阪と行ってるんだけど、次の予定は福岡~長崎なんだよね。
北海道も行くべきか!
北海道っていうとさ、海産物ってイメージが強くてネェ。他にもメロンとかジンギスカンとか、あと乳製品とか思いつきはするんだけどね。六花亭とか。まぁ、夏場かなぁ。今年の夏とか行けるといいなぁ。

コンピュータを使うとバカになる?

ワープロはもとより、Google や Wikipedia など記憶を使わなくてもすませるツールがコンピュータには溢れている。ネットのおかげで情報の画一化や、ネットにない情報をまったく参照しないという現象を目の当たりにしていて、自分でももっと足で知識を得なければと思ってはいるのだが、そういった焦りを感じさせる一つの技術に IME がある。
仮名混じり漢字変換プログラムのことである。
これのおかげで、まず漢字が書けなくなった。ボクは高校から本格的にワープロを使うようになったのだが(それ以前はタイプライターとポケコンであった)、とにかく漢字については書けなくなったのを憶えている。ただ読みに関しては強くなったし、ワープロによって変換された普段使わない漢字でも辞書を見るようになったので、憶えるようにはなった。
これは今でもそうなので、ワープロの弊害というのは個人的にはあまり感じていないのだが、さすがに Atok に搭載されている「連想変換」はヤバいと思った。マジで自分の脳が衰えているのを実感するのである(笑)。
連想変換とは最初の数文字を入力しただけで以前変換したものや、想定する単語や熟語、文を表示し、その中から入力したい文章を入力できる変換方法である。たとえばキーボードで「しめん」と入力して TAB キーを押すと、以前変換したことがある「紙面を使った」「紙面にある」などいう候補の他に、「四面楚歌」なんかが表示される。
ことわざなんかもうろ覚えで、「みつごの」まで入力すると、「三つ子の魂百まで」と表示してくれるのである。

これはヤバいよ、いや、マジでヤバいよ!
言葉を覚えないんだよ!!
Atok にこの機能が付いてどれくらい経つだろうか…… 3 年くらいかなぁ、ちょっと記憶にはないんだけど、ここ数年で確実にヤバいとボクが感じるぐらいだから、そうとうヤバいんだって。とにかく言葉を覚えなくなったんだよ!! なんでもかんでもうろ覚えなんだ。これの困ることは、会話に困ると言うこと(笑)。
ことわざや四字熟語、そして専門用語が出てこないんだよ!!
前は出てきたのに……orz

で、なんでこんな話題を日記に書いたかというと、これまた知人が送ってきた記事が元なのだ。

最初、辞書を共有するものだけかと思ったんだけど、よく使われる単語の候補なんかを最初の数文字入れただけで表示する機能があるみたいなんだよね(ボクの推測だけど)。しかも有名人の名前とかまで適用される。
やばいって、漢字憶えなくなるって(笑)。

もちろん、こういうことを言い出すと、じゃぁ自動車乗るな、電車乗るな、そもそも文明の利器なんか使うなみたいな方向に話が発展してしまう。コンピュータなんか使ってるなよ、と。文明の利器のおかげで、ボクらは今まで煩わされていたことから解放されてきた。その解放された分、ボクらは自分の人生のための時間が多くなった。自給自足の時代から較べれば、労働以外に使える時間のなんと多くなったことか。そうして科学が発達することによって、豊かな生活が送れるようになったのである。
そしてついに我々は読み書きさえも煩わしくなってしまっているということなのだろうか。つまりこういう感覚を持つ、ボク自身が古い人間になってしまったのだろうか?

これについて一つの解答が古文と現代文にあると思っている。
そして、明治期に導入された句読点と主語という概念。
古文の人から見たら、明治期に改編された日本語は、やはり「乱れた日本語」だったのだろうか?
このまま読み書きが簡略化され、もっともっと抽象化が進んで行くと、コミュニケーションがどんどんとれなくなってしまうのか? それとも逆にもっともっとコミュニケーションが発展していくのか?
一応これでも日本語で飯を食っている身として、興味は尽きないのである。

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