プロジェクトに思う

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今回のプロジェクトは精神的にいろいろ来る、なんともいやな仕事であった。
そしてなんと言っても、呪われているとしか言い様のない、人的トラブルの連続が今回のプロジェクトだった。
そもそもスパイシーは 11 月に始まり、4 月 13 日に終了するプロジェクトで、highsox ブランドの 3 本目のソフトであった。highsox は 1 年に 3 本出すという基本条件がオーナーからあり、そう考えると、2 ライン体制で、1 ライン 8 ヶ月の開発期間ということになる。
つまり、1 ラインが 8 ヶ月でソフトを制作し、その4ヶ月遅れで 2 ライン目がスタート*1、そうして 4 ヶ月ずらしで動かすことによって、4 ヶ月ごとに1タイトルを発売するブランドだったのである。
が、ここの日記を毎日見ている人はご存じだが、1 本目、2 本目ともに事務所内のライターにより、1 本目に関しては 2 回も発売日を延期するという為体を演じてしまった。1 本目 の「エプロン着用」は 7 月発売予定が 9 月発売に。
延期は流通やお店からの信頼をなくすため、大手はともかく、うちのような弱小は命取りである。
そこで、次に発売予定だった「絶対女子寮域!」は当然発売延期は許されず、シナリオ・ライターが 3 ヶ月以上締め切りをぶっちしたにも関わらず、11 月に発売。広報期間が 2 ヶ月しかなかったことも相まって、売り上げは燦々たる状況である(笑)。
そうしたなか、当然 11 月に 4 を足した 3 月発売のソフトが控えていたのだが、「絶対女子寮域!」でディレクタとシナリオ・ライターが喧嘩。次は絶対くまないという事態に陥っていたので、エプロンのシナリオ・ライターと絶対女子寮域!のディレクタを組ませ、絶対女子寮域!のライターには別プロジェクトを任せることになった。それが、スパイシーだったのである。
がしかし、この絶対女子寮域!のシナリオが遅れに遅れたため、スパイシーはいっこうにスタートできなかった。そこで開発期間も鑑みて、発売を 4 月に、そして原画家を二人用意してのスタートとなり、絶対女子寮域!のライティングが終わるまで、ボクの方で進められるところは進めていた。

ところが原画家二人のうち、一人がどうしても


*1 正確には同時スタートで、2 本目が 12 ヶ月というスパンであった

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