20kbytes の壁はふぅ、シナリオがんばり中。 今回、ゲーム内の一日のシナリオを 20kbytes で収まるように頑張ってたんだけど……振り返ってみると、増えてるのよねー(T_T) ゲーム内の 1 日が 1 ファイルで書いてるんだけど、1 ファイルの容量が 30 ~ 60kbytes もあるよ~。 今日紹介する一枚は、ボクの中で King of Jazz と位置づけているっていうかそう言う意味では定番過ぎるんだけど、Miles Davis の Kind of Blue。ボクは当然この時代リアルタイムの人間ではないので、あくまでもレコードと CD 音源でしかこの kind Of Blue は体験していないのだけれども、コードの世界を離脱して、モードの世界を構築し、そして今でもここまでの完成されたモードを使った音楽というのはないのではなかろうかと言わしめるほどのものである。ちなみに現在のほとんどの軽音楽はコードであって、モードの音楽というのはあまりない(音階の一部を取り入れたものは、だいぶ普通になってきてはいる。またクラシックや現代音楽はコードではない)。モードというのはギリシア音階とも言うんだけど、簡単にいうとコードは和音なわけだけど、そうじゃなくてこの小節はこの音階、この小節はこの音階という感じで、音階を当てはめていくわけですな。ここで難しいのがアドリブで、その音階を全て網羅していなければ、自分のパートを演奏することが出来ない。Wikipedia だと教会旋法しか触れられてないけれど、Miles のそれはアフリカなどの民族音楽の音階も取り入れていると思うんだけど、ボク自身がちょっとその辺、ちゃんとアナライズできてないので自信がない(汗)。 そしてこのアルバムの凄いところはその音楽的な理論を知らなくても、当時聞いた人たちは「今までの Jazz と何かが違う」って感じたこと。ビートルズが出るまで、モード・ジャズは軽音楽の頂点にいたんじゃないだろうか? そして音楽的技法においても、未だ頂点に君臨し続けているのではないかと思うのだが、それはちょっと入れ込みすぎか(笑)。
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