収録中に思うこれは日本のドラマや映画なんかもそうなんだけど、今、収録しているヤツも、どうしても「演技している感」というのが出てしまう。ボクは英語がわからないかも知れないが、ハリウッド映画はあまりそういう感じがしない。ただ、英語ぺらぺらの弟も同じことを言っていたので、ハリウッドの俳優というのはやはち何かが違うのかも知れないが……。 これは日本のドラマや映画なんかもそうなんだけど、今、収録しているヤツも、どうしても「演技している感」というのが出てしまう。ボクは英語がわからないからかも知れないが、ハリウッド映画はあまりそういう感じがしない。 ただ、英語ぺらぺらの弟も同じことを言っていたので、ハリウッドの俳優というのはやはり何かが違うのだろう。 まぁとにかく、「脚本」というものがあり、役者はそれを読んで演技をする。 で、収録中に思いついたのが、脚本を用意せず、まず役者にはどういうキャラクタかというのを把握してもらい、そのシーンでは何が趣旨なのかを説明し、各キャラクタに思い思いに喋ってもらうっていうもの。で、この収録したものを元に、テキストを書き起こす。 これをもうちょっと上手く発展させて、アウトライン脚本というのを考えた。これは出だし、中盤、終盤、そして決め台詞と絶対必要な台詞を作成しておき、その間は役者自身が埋めるというものだ。もちろん役者には慣れが必要だが、この慣れさせるのにロールプレイとディスカッションを導入する。 ロールプレイはシナリオ・ライターが様々なシチュエーションを用意し、キャラクタになりきった役者に対してそのシチュエーションを提示して、演じてもらい、キャラクタと違う行動をしてしまったら、シナリオ・ライターがその都度アドバイスする。 これでキャラクタに慣れてもらったら、次に、役者同士である議題について「キャラクタとして」討論してもらう。つまり、そのキャラクタになりきって、そのキャラクタの意見というものを創出してもらい、さらに発言してもらう。 これを繰り返すことによって、キャラクタをすりこむのである。 そして、アウトライン脚本に従って、演技をする、というのはどうだろう? 今日紹介するのは、アフリカはセネガルの語り部、Youssou N'dour。といっても現地の語り部そのままを聞いても理解が難しいので、こちらのアルバムはアフリカの民族音楽とヨーロッパの音楽+デジタルって感じの作り。 一緒にしてはいけないのだろうけど、ノリとしてはヒーリング・インダストリアルかな。 こちらもじっくり浸れます。
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