//カテゴリ:ゲーム制作
** 記号化 [#ie6c317f]
#ref(../bs_yasu01h.png,nolink,そうよね~)

つくづく記号化が下手である。&br;
やはり広く受け入れられるためには「記号化」が重要である。フィクションというのは、萌えにしてもなんにしても、世の中にあるものを抽出し、特化したものである。それによって受け手はその物事を解りやすくとらえ、「面白い」とか「つまらない」とか「好き」とか「嫌い」というジャッジを下せるのである。

これは 10 年以上前から言われていることなのだが、ボクが作るものは「解らない」ものらしい(笑)。&br;
ネタも悪くない。コレもよく言われる。&br;
だけど、ボクが作ったものは受け手の中にないので、まず理解に苦しむらしい。

書物には二種類あって、「読み手の頭の中にあるものを当てはめていくことによって読み進めることができる」ものと、「読み手の頭の中になく、理解しながら読み進めなければならないもの」がある。娯楽小説、プレゼンテーション、マニフェスト、そして新聞の多くの記事なんかは前者に当たる。&br;
論文や何かを説明するものなどは後者に当たる。&br;
ただプレゼンテーションやマニフェストは本来、後者でなければならないと思うのだが、読み手を考えさせると結局浸透しないので、前者の考え方で作ってしまう。だからあとから仕様変更が相次いでプロジェクトが崩壊したり、今回の民主党のようにウソばかりのマニフェストになって日本自体が火を噴いたりするわけである(笑)。

で、ボクの作るものというのはどうやら後者らしい(笑)。&br;
luv wave の時から言われているが……しかしホンマかいな(ぉ&br;
やってることは単純だし、オチもありきたりなんだけどなぁ……。

今作っているあらすじもとりあえず割り切って書くことにした。&br;
たぶんありきたりのものでも、ボクが書くと普通の人にはなんだか解らないものになるのであろう(笑)<そこかよ!&br;
というわけで今週中にまとめねば~~~~~。

#amazon(B00005OO1N,,On A Clear Day)
&br;今日の一枚はクラブ・ボッサのコンピレーション・アルバム。須永辰雄という DJ が編集したもの。春のなんていうんだろう、ちょっとまったりとした夜なんかにお勧め。お酒にも合うと思う。ぜひ!
#clear

#article

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