マシン入れ替えの経緯
さて、とりあえずマシンを入れ替えることになった経緯を。
11/4 は柏で打ち合わせがあり、19 時頃出向先に到着。来たら、マシンが「ハードウェアの変更があったから、BIOS の設定変えないとダメだよ」というエラーを出して止まっていた。何だ? と思って、とりあえずリセット。
すると普通に起動。ところが、ログオン画面が出て数秒でブルースクリーンで Windwos が落ちた。
そもそもハードウェアの構成なんか変えてない。
しようがないので、BIOS 画面に入ろうとするも、キーボードを押しても BIOS 画面に入れない。キーボードがおかしいのかと予備のキーボードをつなげても、まったく反応無し。相変わらず「ハードウェアの構成が変わったぞ」とエラーを吐く。このとき、キーボードで Yes か No を押すのだが、そもそもキーボードが全く反応しないのでどうしようもないのだ。
まぁ、もともとこのマザー、いろんな実験に使いすぎて CPU の温度が出なかったり、1333MHz のメモリをさしてるのに 1066MHz と誤認識したりと、まーいろいろ怪しかったのよね。しかもリセットすると、なぜか二度リセットするし。ただ、たぶん BIOS を一度入れ直したら治るのかも知らんとか思いつつ、今はそんな場合じゃない。朝の 10 時から夜の 21 時までアフレコがびっちり入っている。しかもマスターアップまでそう日がない。故障の原因を調べている余裕がない。
というわけで、とりあえず CPU とマザーを入れ替えることにしたわけである。
マスターアップが終わったら、じっくりこのマザーと CPU の故障箇所を探る予定である。
で、いちおうボクの開発環境はサーバが AMD、クライアントが Intel という伝統がある。これには理由があって、AMD がサーバからの派生、Intel が PC からの派生という固定観念があるからである(そしておそらく固定観念は正しくないであろう)。ただ AMD の CPU というのはサーバ用から PC 用にいろいろそぎ落としたというイメージがあり、Intel は PC 用からリッチに発展してきたというイメージが、ボクの中にあるのだ。ここで勘違いしてもらっては困るのだが、この言葉は信じないように(汗)。あくまでもボクの勝手なイメージだからだ。
で、最近の Intel CPU は個人的に好きになれなくて、1156 のものはどれも魅力がない。そもそも GPU 機能いらないし、QPI じゃないし、それなら Core 2 シリーズの方が好みだった。で、自動的に 1366 の Core i7 ということになってしまったのである。
夕方秋葉に行き、マザボと CPU を購入。あとメモリと、システム用のドライブも。
で、出向先で組み立てたんだけど、問題がすぐに起きた。トリプルチャネル環境下ではメモリ不良が発生する。しかし Windows 7 って、メモリ・エラー起きても落ちないのね。スゲー。まぁ OS のクリティカルな部分でメモリ・エラーが発生したらどうしようもないんだろうけど、アプリケーション領域らしく「メモリが壊れているよ」というエラーを吐いて、OS 自体は平気だった。
で、いろいろ試すウチに、原因の 1 枚を発見。その 1 枚を排除して、元々の壊れたマシンについていた DDR3 メモリを差したら問題なくトリプルチャネル環境下で動作した。
不良のメモリはマスターアップが終わったら交換してもらいに秋葉に行こう。
そんなわけで、ケースや HDD 、ビデオカード、キーボード、マウス、タブレットはそのままである。
秋葉から出向先に戻ってきたのが 20 時頃。それから OS をインストールし、各種アプリをインストールし、開発環境を整え終わったのは日付変わった AM4:00 であった……。
CPU | チップセット | GPU | プロセッサ | メモリ | グラフィックス | ゲーム用グラフィックス | HDD | 備考 |
Intel Core i7 970 | Intel X58 | RADEON HD4670 | 7.7 | 7.7 | 6.9 | 6.9 | 5.9 | 新マシン |
Intel C2Q Q9550 | Intel X48 | GeForce 9600GT | 7.3 | 7.3 | 6.9 | 6.9 | 5.7 | 自宅開発機 |
Intel Core i5 650 | Intel H57 Express | CPU 内蔵 | 6.9 | 7.1 | 4.8 | 5.3 | 5.9 | 知人マシン |
AMD Phenom II X4 945 | AMD 760G/SB710 | ATI RV610 | 7.3 | 7.4 | 4.2 | 5.1 | 5.7 | 親父マシン |
恒例のエクスペリエンス・インデックスは上記の通り。GPU は変わっていないので、全く同じ数字である。また HDD は WesternDigital の VelociRaptor なのだがあまりその効果はないっぽい……orz やっぱり素直に SSD にすれば良かったか(汗)。まぁ SSD は別途あるので、そのうちまた試す予定である。
Core i7 の 970 は物理 6 コアの HyperThread 付きであるため、タスク マネージャで見ると、このようにスレッドが 12 個も表示される
一番試してみたいのは動画のエンコードだが、それも当分マスターアップまでお預けになりそうだ。
ファンがデカい(汗) | メモリをセットした所 | VelociRaptor |
出向用開発機は 24 時間つけっぱなしにするので、マザーはチョット古いが、コンデンサなどに信頼があると言われているものにした。まぁ、気休めにしかならないだろうが(汗)。ちなみにボク的に ASUS のマザーを買うのは敗北に等しかったりする(下手物マザー大好きっ子だから ASUS などという定番マザーは大嫌いなのである)。
VelociRaptor は中身は 2.5 インチ HDD である。
さぁ仕事がたんまりとたまっている
現在のボクの仕事は、ほとんどアフレコに占有されてしまっている。しかしそのほかにも、画像の切り出しや、スクリプト業務が残っている……。アフレコのせいで他の作業が全く出来ずに滞るばかりである。一応、夜の 21 時までアフレコやって、それから出向先に移動して、朝の 4 時頃まで作業をして、家に戻り、6 時頃寝て、8 時には起きてアフレコ現場に向かうという、そんなヤバい感じで動いているのだが、それでも作業が間に合ってない~~~~~。
なんとかせねば~~~~~~。
- RADEON HD4670 のスコアが涙目なので、是非 Quadro 6000 を(ぇ -- L.Entis
- 1 万しないカードだからねぇ。いいんだよ、エロゲの開発なんだからこれで!(ぇー
1 枚 50 まんですけどー。SLI で100万円~>Quadro 6000(関連記事) -- たまきん
- 段々と価格ほどのスペック差が小さくなってきますよねぇ…メーカーも大変だ; -- 阿修羅?
- ↑価格差ほどの性能差あると思いますよw それに昔からこんなモンですwww 因みに、この前買った廉価ワークステーション用の Quadro FX 380 では CUDA プロセッサは16基、6000 は 448基。メモリも 256MB:6GB。その他も全然。 -- L.Entis
- メモリは2.86G回りっぱなし、と。すごいなぁ、サーバ機。 -- へぽかる?
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