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//カテゴリ:ゲーム制作
** 指定いろいろ [#p5a665f3]
#ref(../
同人ソフトの指定ついでに、今ボクが抱えているいろんなプロジェクトの指示書を書いていた。&br;
メインのシナリオもちょこっと入力して、合計が 50Kbytes になった。&br;
進みは遅いけど、今はこんなもんでいいかなぁって感じ。
ついでに、ボクが作ったイベント CG 表ってのも公開。&br;
ただし本物というか、製品のは守秘義務があるのでここでは公開できないので、昨日準備した同人ソフトのものを。
#ref(chart_events.png,50%)
ボクのイベント CG の指定に項目の数はこんな感じ。全部 Wiki で実現している。&br;
多くの会社やライターさんは Excel を使っていて、ボクも 4 年くらい前までは Excel だったんだけど、何度も「表をもう一回送って」とか「この表のどこの何をみればいいの?」と聞かれ、そのたびに指示するのがめんどくさかったので、Wiki に移動した。&br;
Wiki なら URL を張るだけですむし、常にそこが最新となる。&br;
表を書き換えた時、最新なのを送り直す必要もないというわけである。
項目はゲームの内容によって様々なんだけど、今回の同人だとこんな感じ。&br;
差分に関して、明確に解るようになっている。これは今回、差分を多めで行くつもりだからだ。この差分のファイル名というのが会社さんによっていろいろと名付け方が違ってて面白い。&br;
ボクはエッチシーンも、キャラにも分けずに基本的に c をつけるだけ。これは luv wave の頃からそう。この c は「カット」の頭文字から取っている。
c001, c002, c003,・・・
差分の表現は、基本(ベース)には何もつけず、後ろに a, b, c, とつけていく。
c001, c001a, c001b, c001c・・・
ただこれには欠点があって、差分が 26 種類しか作れないと言うこと。z になったら終わりだからね。この辺、各社、創意工夫があって、例えば、c001aa, c001ab, c001ac と続いたり、例えばキャラが二人登場する場合、最初のアルファベットはキャラ A の差分、次のアルファベットはb はキャラ B の差分とかで区切って、c001aa, c001ab ……なんてことをしたりしているメーカーもあるようだ。
あとベースと差分のファイル名の違いを設けない場合もある。つまりベースにもアルファベットが突いている。
c001a, c001b, c001c ・・・・
と言う具合。今回の同人ソフトも、これに倣った。こうする利点は、ファイル名の長さが常に同じになること、CG 鑑賞とかの差分の表示プログラムが若干楽になること等があるけど、昨今はこんなことが利点にはもうならないだろうなぁ(笑)。
さて、最初の c の部分の話もしよう。&br;
c だけなんてのは少数派で、だいたいどの会社さんも「通常シーン」と「エッチ・シーン」でファイル名を分けることが多いみたい。さらにキャラごとに分けることも多い。そして c じゃなくて「イベント」の ev を使う会社さんが多いみたい。
ev001, ev002, ev003, ・・・
エッチシーンでは h をつけるみたい。
h001, h002 h003・・・
で、さらにキャラの種別も付くと、以下のような感じになる。
com_ev001 -> 共通の common から取って、com とする。kyo なんてのも見かける
yun_ev001 -> 夕奈(Yuna)の通常イベント(EV)
rin_ev001 -> 凛(Rin)の通常イベント(EV)
say_h001 -> 紗雪(Sayuki)の H イベント(H)
ボクがキャラ別、シーン別(通常とエッチ)をやらないのは理由がある。&br;
それは''シーンは違うのに同じ番号のファイルができる''からだ。&br;
共通も各キャラのルートに入った CG も 1 から数えるため、単純に番号だけではシーンを特定できなくなる。単純に○○番と言えばもうそのシーンしか有り得ない状況というのがボクは重要だと考えているので、こうやってキャラごとやシーンごとに分けたりしないで、すべての通し番号を振ってしまうのだ。&br;
もちろん欠点もある。すべてのファイルを一つのフォルダに放り込んだ時、ボクのやり方だと''なんのシーンだかファイル名では判別できない''。これがファイル名で別れていれば、「com から始まっているから、これは共通だな」とか「h がついているから、これはエッチシーンだな」というのが解りやすくなる。
なので、これは一長一短と言えよう。
#article