原発の安全性について

#ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title])

うわぁ、なんか、全然日記が更新できていない……orz
さて、相変わらず福島第一のネガティブなニュースが絶えないが、世界的にも原発を自粛するムードもあり、まぁサルコジさんなんかはそれで大慌てなんだろうけど、ボクは今回の地震で逆に原発の安全性が証明できたとも言えると思うんだけどどうだろう?
確かに第一はご覧の有様だよと反対派は鬼の首を取ったように燥いでいるのかも知れないし、その後の東電の対応がやっつけすぎてもうなんというかそれが尾を引いているのはボクも認める所なのだが、女川や第二は耐えているのだし、今回の地震・津波が設計時に想定されたものよりも大きいことを考えると、これから建設される原発に関してはことさらに問題視することはないのではなかろうか?
福島第一は GE のエンジニアが吐露している通り、対災害の設計がお粗末であったり、日本が後付けで耐震工事を行ったりなどの不備と、炉そのものも古いというのが重なり、結局、今回のような事態になってしまったが、逆に言えばそれ以後の原発は平気であるということでもある。

まぁもっとも本当に平気だったのかどうかというのは、今の段階で断言するのも難しい。実際、柏崎は 2007 年の地震で未だ点検中の炉がある(1,5,6,7 が稼働中?)。今回の震災の対応が落ち着き始め、女川や福島第二に本格的な点検や調査が入れば、実はダメでしたみたいなことになるかもしれない。この場合の「ダメでした」というのは放射能漏れとかそういう方面のダメでしたではなくて、原発がもう使い物にならないくらいダメージを受けてましたとか、そっちの方面ね。解体するしかないみたいな。

ちなみに福島第一が収集ついてもその後、解体に何十年もかかるけどどうするんだろ的な意見を聞くが、そもそも原発は現在の技術では解体に何十年もかかるものなので、今回の事故による土壌汚染や周囲の汚染などの部分はさておき、原発そのものの解体には長い年月を必要とするものである。
もっともそれが何十年ではすまなくなる可能性ってのはあるのかも知れないけれど。

#article


    ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS