ZIP いろいろ

ふ~ん

アーカイバはゲーム開発ではなんだかんだで必要不可欠なツールである。
それでもネット回線自体が太くなり、さらに SVN や VPN といった技術を使い始めると、生データのままでやりとりする機会が多くなったことも事実である。2000 年入った頃なんてのは、何でもかんでもアーカイバで固めてやりとりしていたのに較べると、ずいぶんと贅沢な使い方をしているモノである。
とはいえ、やはり現在でも、ギガバイト単位のデータを渡そうとすると、アーカイバのお世話になることはよくある。

で、ボクは伝統的に explzh というソフトを使っている。
このソフトが外部 DLL を使って圧縮しているのか、それとも ZIP とか LHA のような最低限必要と思われるモノに関してはその伸縮エンジンを内部に持っているのかどうかは知らないのだが、デフォルトの設定で使っていると、マルチコアに対応しておらず、だいたい CPU 占有率 8% で頭打ちになっていた。
圧縮というのはマルチコアの出番……のはずである。
これがたとえば 40% まで使ってくれれば、ひょっとしたらもっと圧縮の速度が速くなるのではないか、とは思っていたのだが、まーでも特に困ってなくてなんとなく放置していたのだが、知り合いが CubeICE なるソフトを送ってきたので、試してみることに。

このソフトは 64bit のバージョンもあり、さらにマルチ CPU 対応らしい。

で、1.6GB の PSD データを圧縮してみた。圧縮時間は 64 秒、CPU 占有率は 36%、できあがったファイルサイズは、354MB だった。これはいい成績かも!? と、explzh で同じファイルを圧縮してみた所、48 秒だった。但しできあがったファイルは 11MB 小さい。
もし回線速度が、704KB/sec 以上出るなら、explzh でもいいやってことになる。
そこで今度は explzh の ZIP の圧縮プログラムを、7-zip32.dll に変えて同じファイルを圧縮してみた。すると、できあがったファイルは CubeICE より 4MB 小さい 350MB なのだが、圧縮にかかった時間がなんと 298 秒……。

まー、その後いろいろ設定を試したんだけど、結局 explzh のデフォルトで使うのが一番バランスがよい感じがした。CubeICE、64bit ネイティブに対応しているのは魅力的なんだけどねー。まー、こんなのに 1 時間以上かけてしまった(汗)。

その他、箇条書き

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