SVN と BTS と Wiki#ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]) 今年から本格的にフリーで活動しているわけだけれど、そのおかげで開発環境というのはいろいろと変わった。とはいえ、あまり大幅には変わってないんだけれどね。大きく変わったのは、SVN と BTS である。SVN というのはバージョン管理システムであり、日々刻々と変わっていくゲームのデータを履歴と共に保存してくれるシステムである。最新のデータどれでどのデータを誰が更新したのかが解り、何かのきっかけでゲームが動かなくなってしまったときに、ちょっと前に戻すなんてことができる。今年から本格的にフリーで活動しているわけだけれど、そのおかげで開発環境というのはいろいろと変わった。とはいえ、あまり大幅には変わってないんだけれどね。大きく変わったのは、SVN と BTS である。SVN というのはバージョン管理システムであり、日々刻々と変わっていくゲームのデータを履歴と共に保存してくれるシステムである。最新のデータどれでどのデータを誰が更新したのかが解り、何かのきっかけでゲームが動かなくなってしまったときに、ちょっと前に戻すなんてことができる。 BTS はバグ追跡システムであり、投稿されたバグが誰に手によって直され、最終的に再現しなくなるまでの過程をデータ化してくれるシステムである。 Wiki は Wikipedia などでもおなじみの、サイト構築システムである。開発に関わる様々な指示を、HTML を意識せずにどんどんと更新して、開発関係者に提供できる。 今までは、Wiki だけに頼ってきた。 ボクは時々、BTS を見て、対処されていないモノがあったらどうして対処されていないのかを担当者に聞けばそれで良いのである。報告されたバグそのものを管理する必要も、把握する必要もないのである。 それは最終的な組み込み部隊が、全てボクと同じ部屋にいたからだ。指示さえわかればそれで良かった。フリーになってもまぁそれでいいかなという感じではあるのだが(ぁ、まず BTS が楽なことが解った。問題提起(バグ報告)さえしておけば、あとは勝手に解決されていくからだ。バグが投稿されると、担当者にメールが自動で配られ、担当者は時折作業の合間に BTS を見て、バグを直す。 ボクは時々 BTS を見て、対処されていないモノがあったらどうして対処されていないのかを担当者に聞けばそれで良いのである。報告されたバグそのものを管理する必要も、把握する必要もないのである。 次に SVN である。これにはボクは否定的だった。 次に SVN である。これにはボクは否定的だった。 基本的にプログラマとの窓口はボクがやるからだ。少々複雑なシステムでも、だいたい理解して、アレコレできる。そしてそのアレコレしたモノを、スクリプトやその他、デバッグする人たちに渡せばそれで良かったのである。しかしフリーになって、変わったことがある。プログラマとの窓口は変わらないんだけど、そこから先が同じ部屋にいる人たちではないからである。 プログラマも一外注であり、ボク自身も一外注で、ボクからさらに日本全国に散る外注さんやクライアントさんに配信する必要があるのである。となると、細かい更新があるたびにそれを ML に流したりして、実行するときはどうしろだの、何のデータは消しておけだのの指示が非常に大変になる。そもそも今まではそれらのことも解っている人間が同じ開発室にいたのだから、SVN など必要なかったのだ。 SVN を使えば、最初の導入で手こずる人もいるだけれど、あとは【更新】【コミット】するだけである。いちいち何が変わったとかをボクがアナウンスする必要もない。「最新のをプレイしたかったら、SVN で更新しといてね」で終わる。もちろんすごい大幅な変更とかがあった場合は、アナウンスは必要だけどね。 今のプログラマさんが SVN を使用することをお願いするのも、当然のことだったわけである。 今のプログラマさんが SVN を使用することをお願いするのも、当然のことだったわけである。 ただ SVN には課題もあって、初期導入時のデータ・コピーにすごい時間がかかることだ。なんかこの辺は ZIP か何かで束ねて、どかっと転送の速いプロトコルで渡して、自前で展開させたりしたほうがいいのかなぁって思っている。 そんなわけで、ディレクション業がますます効率的に、時間をとられなくなった。 あとは完全に、進行管理に集中すればよいことになる。こればっかりはなかなか効率化は図れない。どうしてかというと、外注さんに声をかけたり、ご飯に誘ったりとアナログな部分が多いからだ。まー、こちらはボクも人のこと言えないしなぁ……シナリオがががが……orz ただ、フリー時の制作スタイルってのがだいぶ固まってきたように思う。 その他、箇条書きその他、細かいことまー、いろいろ箇条書きです。
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