ボクが稲川淳二を張るようになったワケ 2前回の続きである。 前回から、何となくその現象そのものは気になっていたのだが、霊障ということはあまり考えていなかった。実はあの路線で過去に男を見ているというのはしばらくは忘れていたからだ。なので、そのことに気付いてから、前回の現象もひょっとしたら何かあるのかもしれないと思ったのである。 というわけで、週末、一通り作業が終わったあと、今度は霊感の強い龍英を誘って二人で行くことにした。彼とは何度か霊障に同時に遭遇しており、また一緒に男を見ているときも助手席に座っていた人間なのである。 さて、今回は時間もなかったため、直接現地を目指すことにした。相模湖東で降り、ぐるーっと相模湖を回って現地へと向かった。ところが、そもそも相模湖東で降りたとたん、なんて言えばいいんだろうね、霊気に襲われたって言うのかな(笑)。あんまりこういうこと書くと、ボクが狂人だと思われかねないわけだが(いや既に思われているとは思うが)、まぁとにかくひどい。 迫ってくるような、大量の視線のような……とにかく一つじゃない。たくさんの霊が迫ってくる感じ。全身に鳥肌が立ち、耳鳴りに似たような音がし、身の毛のよだつという言葉通りの感覚? うまく言えないんだがそういう感覚にずっと襲われた。ところがこの感覚は目的の現場に近づくにつれ徐々に薄れてしまった。そして現地に着いたら、まったく霊気(?)は感じられなくなってしまった。 思うにあれは相模湖にいた霊であって、今回のとはなんの関係もないのであろう*1。 結局、現地では何も起きず、また何も感じなかった。 肩すかしである。 仕方がないので、そのまま南下し、宮ヶ瀬の方を通って帰ることにした。 この辺は枝葉の道路も含めて行き尽くしており、勝手知ったる土地なので、テキトーに進む。R413(道志みち)を越え、県道 64 に入ったところで事件は起きた。なんと、今度は小さい女の子の声が、後部座席から聞こえてきたのである。楽しそうな笑い声がしばらく続き、そして消えていった。 バックミラーをボクはすかさず見たが、姿は解らなかった。そして車を駐める勇気までは持ち合わせていなかった。ただ場所が離れているので、先週の事件とはまったく関係はないだろう。これはこれで別の霊だと思う。 宮ヶ瀬湖も自殺の名所であったが、ただ子どもが飛び込むのは考えにくい。 結局の所、相模湖~宮ヶ瀬湖はどちらもかつては人死にが多かった(らしい)、そしてそれに関連して、霊がたくさんうようよしている……くらいのことしか解らなかった。 さらにもっと言えば、相模湖~宮ヶ瀬湖は自殺の名所だったという先入観がボクの中にあり、その情報を元に脳が勝手に幻覚を見せ、幻聴を聞かせたと考えることもできる。霊なんてものは、本物がいるかどうかはともかくとして、大概は気のせいである。 とはいえ気になるので、さらに女の子の声の正体を究明すべく、マスターアップしたら調査を開始しようと思う。 下の写真はお昼に食べた、浅草橋のつけ麺屋「素や」。カメラは N-05D。 燃費給油:55.81L(走行距離:503.0km/燃費:9.013km/L)br;単価:151 円 /L 曲はドライブの時に良く聞く EGO-WRAPPIN' から。
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