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//カテゴリ:ゲーム制作
*** 湿気がすごいね~ [#rcf708a3]
#ref(../rural_sy00h.png,nolink)

目が覚めたら、身体がじっとりしている。&br;
別にあついってわけじゃないんだけど、布団がひっついて気持ち悪い。&br;
そう、湿気だ。&br;
雨の日が続いたというのもあるが、なんといってもこれからはどんどん湿度が上がっていく季節。ボクは夏はスキなんだけど、なんというかやっぱりこの湿気というのはいかんともしがたい。&br;
以前イスラエルに行ったことがあるんだけど、あそこは逆に乾きすぎていて、30 度になってもちっとも暑くないんだよね。ただその代わり、皮膚からどんどん水分を吸われるらしくて、旅行者なんかは知らず知らずのうちに脱水症状になるらしい。&br;
というわけでこの湿気がなんともボクの安眠を妨害するのよねぇ。

とはいえ相変わらず昼夜逆転が続いていて、目を覚ますのは 15 時とかその辺なんだけどねorz

窓をあけても温度は下がるんだけど、湿気は余計に入ってくるし……。&br;
かといって 4 月からエアコンの除湿使うのってなんか屈辱的じゃない!?<バカ&br;
もう除湿器を買うしかないのだろうか!?


*** プロジェクトの進捗状況 [#t1ef3948]

さて、江古田で動かしている二本のプロジェクトのウチ、一本が割とヤバい(笑)。&br;どれくらい遅れているかというと 1 ヶ月だ。&br;
ただ一部に至っては 1 ヶ月以上遅れているといっていい。ただ頓挫とまでは行っていない。まだマスターアップ予定日までにアップすることはできる、がしかし広報展開用の素材は全くない。&br;
広報用にあらかじめ先に作っておかなければいけないデータがあるのだが、製作が遅れているため、まったく広報に素材が出せない状態だ。このままだとゲームは完成してもほとんど広報展開できないまま発売になってしまう。&br;
これでは「いろは」の二の舞である。もっともあっちは、素材がないとかそう言う原因で広報展開できなかったわけではないのだが。

個人的にはスケジュールを延ばしたいが……[[以前の日記にあった>../2008-04-08]]ように、前の会社での活躍を知っている江古田事務所のオーナーは我々のチームに絶大な信頼を置いている。年に何本も作ってきたチームが、まさかスケジュールが遅れるわけないだろうと(笑)。&br;
まぁ端的な説明ではあるが、要はそんな感じである。&br;
そして各メンバーにその自覚があって欲しいとボクは心の中では思っていた。それだけ期待されている、それだけ信頼されているということが解っていれば、自ずと仕事も進んでやるというものだ。&br;
しかしながら、そうではなかったようだ(少なくともボクにはそう見える)。&br;
後から始まった二本目のプロジェクトがすでに一本目に追いつきつつあるのだ。&br;
絵はもうすぐ追いつく。バストショットに至ってはすでにもう追いついている。&br;
そしてなんと、シナリオは一本目を追い越してしまったのだ。

つまりそれだけ一本目は進んでいないと言うことである。

オーナーの期待と信頼は大きい。したがってそれが裏切られたときの反動も大きいとボクは予想している。とりあえず水曜日にオーナーとボスにスケジュールについて相談する予定であるが、手痛いペナルティがあるかもしれない。&br;
だがこのような状況になった場合ペナルティは当然であるし、実際に結果を出して「ちゃんとできました」と証明していくしかないとボクは思っているのだが、そのペナルティが余計にゲームを作っているメンバーに悪い影響を与えて、プロジェクトが進まなくなってしまう可能性がある。&br;
ボクが一番恐れているのはそれである。

ただボクはこの職場に移動してから、こうなることは予想していた。&br;
もちろん進行管理役として、いろいろ各担当者には警告はしていたが、強制はしなかった。ある意味わざと放置していたとも言える。&br;
そしてそれが原因で今回の遅れはボクの責任になる可能性もあるし、そのリスクを覚悟の上で進めてきた。

なぜか?

彼らに自覚してもらうためである。&br;
どうしようもない状況にまで、彼らを追い込む。&br;
ボクは手助けをしない。&br;
苦しんで、苦しんで、そしてゲーム制作のなんたるかを自分でつかみ取って欲しい。&br;
じゃないと、これがもう最後なのだ。江古田事務所のメンバーはほとんどが 30 歳を超えた。今ここで、自分の力でゲームが作れなければ、この業界にいる意味はない。というか、いる資格はない。普通のサラリーマンになった方がいいし、今ならまだサラリーマンになれる。&br;
だから苦しむ場所はとことん苦しんでもらおうかと思っている。

二つ目のプロジェクトは、実は一度上記のような状況になりそうな場面もあったのだが、今のところ各メンバーは自覚を持ってやってくれているみたいなので少し安心している。


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