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※ここにある設定や各種資料そしてつぶやきは大和環の個人的な情報です。 C's ware のオフィシャルなデータではありません。ここに書いてある件で、C's ware には問い合わせないでください (^^;

法条まりなに関する諸設定

情報官の定義

 情報官は諜報員を束ねる諜報員の親玉で、1ミッションにつき一人、指揮、進行役としてその責任を担う。もしくは、特定の方面への情報コネクションを独自に構築し、一人ないしは複数の諜報員を独自のコネクション上に配置し、その方面の情報を一手に入手、統括する。
 法条まりなは後者の情報官に相当し、アメリカ経済界、ロシア・マフィア界、中国経済界(華僑)、イスラエル情報界の情報コネクションを持つ。アメリカ経済界のコネクションはルース・ブラッチフォードから受け継いだものか? ロシア、中国界は父より受け継いだものと思われる。さらにイスラエルとの情報界とのコネクションは、まりながイスラエルへの経済援助と情報提供を行ったために出来たと思われる。

ゲーム開始時

 The Lost One で現場から引退して教官になったのは表向きの理由と言うことにする。
 EVE burst error 以降情報官としての素質を高めながら、杏子などの教育に当たっていたことにする。The Lost One 以降は自主的にアメリカ、ヨーロッパ、中東をめまぐるしく駆けめぐっていたと思われる。物語冒頭では、SIS の訓練を受けて戻ってきた。タフなやっちゃ。

肉体戦その他

所持銃→ Sig Sauer P228
M1919 はいい加減任務にそぐわないので、このあたりに落ち着ける。大口径銃よりは、Walther PPK とか同じ SIG でも P232 とかの方がいいのだが制圧力と殺傷力を考えると弾数と威力を優先したいところ。

格闘技→ジャケット技術を有するもの
打撃では勝負にならないが、グラウンドが出来ればそこそこは戦えよう。ただ、多人数相手だとやっぱり打撃? まぁ、女だし体重も軽いので腕力などには限界があることにする。

法条まりなの資産

 諜報界で生き抜くために彼女が広げたコネクションと資産の数々。
 中国が麻薬でベトナム戦争を制したように、まりなもまた麻薬という、絶対に需要のなくならない産業を手中に収めることによって、諜報活動に必要な莫大な経費を賄っている。内調での給料だけでは、まりな一人だけで統括している地域を網羅することは不可能であろう。

セイフ・ハウス

 法条まりなのセイフ・ハウスは、アメリカに30カ所以上、日本に5カ所、フィリピン、台湾、香港、中国、シンガポールに1カ所ずつ、ヨーロッパに20カ所以上、イスラエルに10カ所、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアに1カ所ずつ。
 これらのセイフ・ハウスは、まりなの下で働くまりなが雇い入れた人間によって管理され、何ヶ月かに1回は場所を変える。管理人はまりなの経営する会社から雇われることもあり、管理人が諜報員のセイフハウスであることを知らないことも多い。

まりなカンパニー

 ペーパー・カンパニーをふくめ、法条まりなは諜報活動を行う現地での隠れ蓑として、現地法人を作ることが多い。ここで作られるカンパニーは基本的に一時しのぎで、採算は度外視だが、諜報活動を長く続けたい場合は、それなりに持ちのある会社を興すことが多い。
 特にアメリカではガン・スミスや中古車屋、レストラン、モーテル、病院、商社などといった会社を作って独立採算制をしいている。
 基本的に内調のまりなの部下が、現地法人を立てるために奔走するが、そのために下りる予算はたかが知れているのと、足がつきやすいため、まりなが自分の資金を使って現地の人間にやらせることの方が多い。また、まりなに協力している他国の友人や諜報員が会社を建てる時もある。
 このような仕組みから、末端の会社からまりなまでたどることは、並大抵では不可能とする。

 ブラック・マーケットとしては武器商人、麻薬密売、公文書/私文書偽造業、不法入国の斡旋、売春の斡旋など。

武器商人

 アメリカに本社を置いて、武器を輸出入している会社を持っている。もともとは、自分の部下や国外で活動する内調調査員に武器を行き渡らせるために作った会社だが、現在では台湾、東南アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパに主に武器を売っている。ただし、日本、中国、北朝鮮へは売っていない。

麻薬

 まりなが扱う麻薬は主にロシア産、中国産の二つ。ルートは東欧ルート、東南アジア・ルート、華僑ルートの三つで、卸先は西ヨーロッパ各国、北米、中国、東南アジアなど。日本へは当然卸していない。

マネー・ロンダリング

 ルース・ブラッチフォード譲りのタックス・ヘイヴンでのロンダリング、闇組織(マフィアなど)を経由したロンダリングなどを行う。また、寄付という名目で、教会や慈善団体に寄付し、その見返りとして現地へのボランティアと称して諜報員を送り込んで活動範囲を広げることも行う。

部下達

 表向きな部下というのは、内調のまりな直下の部下になるわけだが、それ以外に現地で雇い入れた人間や、まりなの色香に騙されてヒモになってまりなにいいように利用されている男などがいる。
 さらに世界中に散らばっているまりなの会社の従業員なんかも部下といえなくもないか?

正しい人間とは?

 悪いヤツ、良いヤツという枠組みは人間としておかしい基準である。優れた人間、劣った人間という枠組みこを正しいとする。優れた人間が善人であるとは限らない。そしてまた、その人間が目的を達成するためにあらゆる手段を吟味し、シミュレートした結果、法を犯すことも非人道的なことを行うことも必要だと核心したなら、そして結果的にそれらの行為によってその人間の目的をしっかりと達成したのであれば、それは優れた人間であり、優れた個体として【正しい】存在なのである。

 しかしその【目的】が人間という種を残すためという目的でなければ【優れた個体】とは言えない。私利私欲や一部の者の富、安全のためにその優れた力を使う場合は、やはり正しい人間とは判断できない。

 つまり正しい人間とは、人間の繁栄と種の保存を第一に考え、世界の状況を政治、経済、宗教、民族、風俗などなどあらゆる角度から分析し、さらに自分の置かれている立場を充分に認識し、もっとも効率よく人間が残るように思考し、行動できる人間が【正しい人間】であり、そのために失敗なく、上手く行動できる人間が【優れた人間】だと定義する。

 法条まりなはそこを人間の反映ではなく、【日本国の反映】という部分に置き換え、【優れた人間】であることにする。

両親

 諜報員の純正培養という位置づけは今までになかったかも知れないので、その布石を考えてみる。もともと、まりなの両親に関しては母は死亡、父はまりなの手によって殺されているという漠然とした設定が、EVE-ZERO にあったのでそれに肉付けする。

 戦後の占領政策を見てきたまりなの父はいずれはアメリカからの完全分離を何となく予測していたらしい。しかし、その気配はいっこうにない。戦後日本がとった道は、軍備をアメリカに肩代わりさせる変わりに経済復興を第一に掲げることで、それは団塊の世代を含め多くの日本人が身をもって体験してきた。
 まりなの父親は経済の復興とともに、国として独立した国家を目指していたようで、そのため、多少危険思想と思われる節もあったようである。が、基本的には、純粋に日本独自の目と耳を持つべきであって、アメリカの情報を頼るのは良くないと考えていた。と、同時に日本を含め、アジアの富がとんどんと欧米に流出していくのを食い止め、世界をヨーロッパ、アメリカ、アジアに分けたかったようである。
 そして日本がアジアに経済だけではなく、国家としても盟主となり、他の経済圏と対等に渡り合う土壌を築きたかったのだと思われる。そう言う意味では、中国もライバル視していたようである。

 これらの考え方は、法条まりなが幼少の時より言い聞かせ続けられたとする。
 母は諜報界の汚さを知っているので、まりなには普通の女の子として育って、いいお嫁さんになって欲しかった。まりなの教育を巡っては、両親はいつも対立していたようだ。

▼以下はイベント画の指示書からそのまま引っ張ってきたまりな母の設定

【法条 智佳子】
身長172cmのモデルのようなすらりとした身体。髪の色はまりなと同じを希望。
母親は 16 の時にまりなを生んでいるので、このとき、まだ20代後半です。役職は陸幕二部(陸上自衛隊幕僚監部第二部)のエージェントです。性格は自分に厳しく、ストイックで真面目(なんでそれで16で子供産んでるんだというつっこみは無しです)。冗談が通じない女性ですが、頭は良く、機転に優れ、実力主義者です。男性の趣味はまりなと全く同じ。結婚相手のまりな父とは 16 歳違い。結婚は 16 の時。親の反対を押し切って、ほとんど駆け落ち同然で、まりな父のところに転がり込みました。
(当時)ソ連に関する情報収集を行っており、日本国内に潜入している KGB のインフォーマを探し出したり、暗殺や特殊工作作戦などを行っていました。あまりにも派手にやりすぎたため、KGB の刺客に帰宅したところを銃殺されます。刺客は法条家のガードマンになりすましていたのですが、それを手配したのがまりな父であったと言うのがオチです。

まりなの目的

 まりなの目的は【自立した日本】を作るのが目的とする。
 自立した日本とは、中立国としての基盤を築き、目も耳もすべて自前の機関によってそろえた文字通り自立した日本。

 そしてもう一つは、真弥子を受け入れてくれる環境の建設である。
 今の真弥子は生き返っても、犯罪者として問われるべき存在であり、また法的にそれを免れたとしても、彼女自身がその罪と後悔にさいなまされるであろう。そこで、彼女を抱擁できる環境を整えるために、まだだれも見ぬ理想郷の世界を作ろうとしているというのはどうだろうか?
 そしてその目的が、栗栖野亜美の EVE を独立させるという目的と符合してゆく。しかし、それらの環境を作るためには、多くの犠牲が必要である。誰かが幸せになるためには、誰かが不幸にならなければならないのだ。
 その汚れ役をまりなは、まりななりにやっているのかも知れない……


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Last-modified: Thu, 06 Mar 2008 02:43:00 JST (6105d)