魔法使いの憂鬱#ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]) 今書いているシナリオには「魔法」が出てくる。今書いているシナリオには「魔法」が出てくる(前回の日記)。 今回も、出来る限り D&D の魔法戦闘を自分で消化して表現しているのだが、やっぱり魔法使いは弱いわ(笑)。シナリオ書いてて、困ってしまった。 魔法を使うには「詠唱」が必要とされるものが多い。 D&D では魔法によって、詠唱の時間が決まっている。 そして、今回もっとも気を配ったのが、マジック・コンポーネントだ。魔法は詠唱と精神力(MP)だけで実現できるわけではない。様々な触媒や素材が必要だ。いわゆるイモリの尻尾とか、処女の生き血とか、その手の類のものである。これを忠実に再現しようとすると、戦闘中に魔法を使うのがいかに大変かがよく解る。 やはり、魔法使いというものは、塔や城にこもって謀略に明け暮れる事こそが本分なのだ。 たとえば戦闘中にファイア・ボールの呪文を唱えるとする。 そんなわけで、乱戦になればなるほど魔法使いというのは使い物にならない。 そこで今回は「戦闘が始まる前に、どれだけ準備ができているか」が肝になる。つまり、どのような戦闘が起きるかをあらかじめキャラクターがいろいろ思案し、戦闘が始まるまでにある程度呪文を唱えておくのである。 あと気をつけたのが、呪文の選択。 「今日はファイア・ボール取ってません」とか「今日は霊を見つける呪文取ってません」とか。 魔法使いは常に、今日何が起きるかを予想しながら、呪文の選択をしなければならないのだ。しかも学園モノなので、学園生活で必要な魔法ってなにってことを考えるのもこれまた面白い! D&D には攻撃だけじゃなくて、普段生活に使う呪文や補助呪文が山ほどあるので、普通に学園生活を送るだけでも呪文選びに迷ってしまうくらい面白いのだ。 で、生活に必要は呪文ばっかりとってしまい、不意打ちを食らって、何も出来なくて逃げ回ることに(笑)。 今日はファイア・ボール取ってません、とか、今日は霊を見つける呪文取ってません、とか。 魔法使いは常に、今日何が起きるかを予想しながら、呪文の選択をしなければならないのだ。 さらに気をつけたのが、マジック・ユーザ呪文とクレリック呪文の違い。 そしてどうしてマジック・ユーザがクレリック呪文を使えないのか、クレリックがマジック・ユーザ呪文を使えないのか、とかその辺もしっかりと表現してみた。ただこれは「訓練及び勉強する時間が充分にあれば」、どちらも使えるようになるというふうにはしてある。D&D で言うところのマルチ・クラスである。 まぁそんなわけで、魔法ってすごく大変! しかも触媒がわりとグロいのが多い。墓場の土とか動物の糞とか死体とか、精子とか! そんなのを常に持ち歩いているヤツってどんだけ変態なのよっていう(笑)。 とにかく世の中の作品は魔法をお気楽に使いすぎるので、今回はとことん使いにくい魔法の姿を再現してみました! そして相変わらずボクはユーザの望んでいない方、望んでいない方へシナリオを作ってしまうのだなぁ……(ぉ ちなみに世の中でメジャーになっている魔法のステッキとかの類。 #article |