切ないのう

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一昨日の話なのだが、科博からの帰り、不忍通りで帰ってきてたんだけど、護国寺を過ぎた当たりで旧目白通りに出るためにボクは左車線を走行していた。ここは片側 4 車線あり、右側 2 車線が本線、一番左側が首都高速 5 号線護国寺 IC への左折専用レーン、ボクが走っていた左から二番目の車線が目白通りに左折するためのレーンであった。

で、ボクの前を先代プリウスが、そして本線を 4 代目カマロが左ウィンカーを出しながら走っていた。要するにカマロはボクと同じ目白通りに抜ける左折レーンへ移りたかったのだ。ところがボクの前を行っていたプリウスが一向に譲る気配がない。カマロが少し減速して、ボクの所まで来てくれれば入れてあげるんだけど……と、ボクはプリウスとの車間を開け始めたのだが、カマロはプリウスよりも先行していた。
そうこうするうちにいよいよ目白通りへと別れる交差点が近付き、車線変更禁止ゾーンへ突入。カマロは仕方なくそこでやっとブレーキ、プリウスが通り過ぎ、そのあとに車線変更してボクの前に入った。
「よかったねぇ、入れて」と思うボク。幸い本線にはカマロしかおらず、カマロの減速も他に迷惑をかけることなく車線変更できた。

が、目白通りに入った瞬間、後ろからけたたましいサイレントともに白バイが。
そのカマロがご用となってしまった。
これは切ない。あまりにも切ない。もちろん、カマロは悪い。が、そもそも入るタイミングがなかったのだし、まぁプリウスがわざと入れなかったのかどうかってのは解らないけど、他に迷惑かけているわけでもないし、見逃してくれてもいいじゃない……と、本音は思った。
白バイの警察官はカマロの一部始終見て、事情を知っているわけでもないとは思うけど……。
ボクの経験上、黄色線で車が捕まるのは見たことはないんだけど(バイクはよく捕まる)……と、ふと時計を見ると 17 時直前だった。あー、ひょっとしてノルマが足りなかったのかしら、白バイの人……。
なんともはや、ああいうのを取り締まるのに意味があるのだろうか……もっと他にやることあるんじゃないだろうか……などと思いつつ、自分が捕まったわけでもないのになんだかブルーな気持ちになった。

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