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** 国として取り組むべき、業界 [#o64d50ec]
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以前、トップページに談合の違約金カットの記事を載せた。

-[[談合業者に救いの手「地域経済守る」違約金減額の動き:http://www.asahi.com/national/update/1009/TKY201010090372.html]]([[魚拓 1:http://megalodon.jp/2010-1010-1017-28/www.asahi.com/national/update/1009/TKY201010090372.html]]、[[魚拓 2:http://megalodon.jp/2010-1010-1018-53/www.asahi.com/national/update/1009/TKY201010090372_01.html]])

まぁこれとは関係ないんだけど、こんな記事を見つけた。

-[[中小・零細の建設会社保護へ制度改正 国交相が基本方針:http://www.asahi.com/politics/update/0107/TKY201101070183.html]](&ref(TKY201101070183.mht,,mht ファイル);)

う~ん、建設業界ばかり助けてても日本の未来ってないと思うんだよねー。ただ確かに建設業界って、日雇いとかしやすいのかなとは思うのよね。その日に集めて、その日から即戦力的な使い方ができる仕事がある、みたいな。これが IT 業界だとなかなかそうはいかなくて、その日集めて即プログラムやって、明日はもういいですみたいな事はなかなかできない。不可能とは言わないけど、誰にでもできるわけじゃない。&br;
そういう意味では建設業界って、確かに雇用そのものも作りやすいのだろうけど、だけど時代とともに必要とされる職業ってあるわけで、まぁ、記事では海外への需要も見据えているわけだけれど、やっぱり国民一人一人のスキルってのもその時代とともに変わって行かなくちゃいけないと思うんだよね。

たとえばアメリカって実はクリントンの時代に次に来る産業は IT だってことで国を挙げて IT 、特に OS や CPU などの必ず必要な分野に関して莫大な税金を投入して促進しているんだよね。だからなんだかんだ言って、コンピュータが普及すればするほどアメリカにお金が入る仕組みってのができあがった(Intel とか Microsoft とか Google とか Apple とか)。まぁ、その次の行動ってのをアメリカが起こしているのかどうかは解らないけど……。&br;
日本もいい加減ハコモノから次のステップに進まないと行けない。それはなんなのか、日本政府が考える必要はあるけれども、そうじゃないと日本の労働力がいつまでも成長しないまま、どんどんどんどん使えない人ばかりが増えていく。雇用する側は、もっと複雑な仕事を効率的に動かしていかなければ、国際競争力を獲得できないのに、多くの従業員はセメントを右から左へ渡すことしかできない人ばかり、ってことになってしまうと思うのよね。

まー、そんなことを思いながら、この記事を読んでいた。&br;
もし建設で行くなら、もっと上流の部分を中小でもできるようにするとか。例えば巨大な建築物なんかでも IT やその他、効率化、チェック項目の見直しなどで少数精鋭で建築の管理・運用ができるノウハウを作り出すとか、現地の民族性、気候などの周辺環境から最良の街作りというのを低コスト・短期間で構築するノウハウとか、そっちの方にシフトして、単純作業ってのはもう日本人はやらない。複雑で付加価値の高いものを日本人が抑えていく、そういう風にしていかないとダメなんじゃないかなぁ?

#article


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