Top > Diary > 2006-09-14

引き合わせと巡り合わせ

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Entis と音楽屋さんとメシ食ってきた。
音楽屋さんは最近アニメの主題歌とかでいろいろ有名になっているらしい。
というわけで、人の紹介というんでしょうか。まぁそんな感じ。
お互い気があえば良いのだが……能力が高い人同士、楽しくやってもらえれば幸いである。

30 代になってから、新しい人と知り合う機会が減ってきたような気がする。友達っていうのは大人になったらなかなか増えないとよく言うけれど、やはり裏表なくつきあえる相手というのは多ければ多いほどほっとするもので、そういう存在は歳をとっても探し続けて行けたらなぁとふと思うのである。
もちろん、相手がどう思っているかはまた別の話ではあるのだけれどね。

夜は夜で、新しいシナリオ・ライタさんを紹介してもらった。
なかなかガッツのある人で、自分に自信をもてているというのはすばらしいことである。
今、シナリオ・ライターにも困っている。とにかく不足しているのだ。
とにかく職業ライター。これを探している。ボクが新しい出会いを求めている理由もこのライター探しにある。
先日アーティストと職人の話を少ししたが、実はすばらしい作品、語り継がれる作品が作れるのはアーティストの方だ。アーティストは職人ではなかなか太刀打ちできないクオリティの作品を作り上げる。
だが残念ながらアーティストの最高作品はいつできあがるかわからない。またすごい発想が思いついても、今度はそれがいつ完成するかもわからない。それがアーティストだ。一方職人はある一定のクオリティ以上のものをコンスタントにあげる。
もちろん職人にも神が降りてくるときがある。だがまぁ、それはそれとしてやはり世間に出しても恥ずかしくないクオリティのものを、ちゃんと作り続けられることが大事なのである。
だがそんなのは芸術作品じゃないと言われるだろう。
ボクもそう思う。
でも一つすばらしい作品を世に出せば、受け手が一生を面倒見てくれるかというと資本主義という今のこの世の中、そんなことはないのである。やはり作品も消費されてしまうのだ。

というわけで、職人ライターを探す今日この頃である。

タクシーの話

深夜、雇い主に呼び出される。車、車検だよ(汗)。
というわけで、タクシーで本社まで行くことになった。この時間帯(AM2:00)だと駅から離れていく方のタクシーはだいたいお客さんを乗せているが、駅に向かう方のタクシーは空車である。というわけで駅に向かう方の車線を歩いていると程なく空車のタクシーを見つけた。
行き先を告げ簡単な道順を話すと、妙に運転士さんが何度も確認してくる。しかも細かいところまで。どの交差点で曲がって良いですか、○○道りを使っても良いですか……とかなり細かいところまで聞いてくる。この時間帯(AM2:00)ならどのルートを通ってもそう変わらないだろうと思ったボクは「テキトーでイイですよ」と答えると、それでも運転士さんは細かく確認をしてくる。
聞けばちょっとお客とルートが違うだけでお客が怒り出し、お金を払ってくれないことが多いのだとか。しかもあとで会社に直接告げ口されたりするらしい。その理由が「今日は気分が良いから夜景の見えるコースが良かったのに」とか「いつもその道を通っているから」とかそんな理由で金を払わないらしい(笑い。
だからボクにもいろいろと細かいルートを訊ねてきたわけである。曲がる交差点が一つ手前だったというだけでもう文句を言われるというわけである。
大変だなぁ……
う~ん、うまく表現できないが最近サービス過剰のような気がする。いや違うな……なんて言うんだろう、細かすぎる?? もっとざっくばらんに行こうよ。そこまで正確にきっちりやってたら、人間、気が持たないよ。人間って言うのは曖昧だし、ミスもするし、日によって体調や気分も違う。目白通り通ったって要町通り通ったってどっちだっていいじゃないの。何をそんなにピリピリすることがあろうか。

まぁでもタクシーに乗るのは滅多に無いので、いろいろ聞いてみた。東京都内を走る場合、だいたい 1 日で 300km 走り、5 万円がノルマだそうな。まぁこれはだいたい平均値でそんなにひどいノルマではないらしい。儲かるときは 15 万とか、儲からないと 2 万円とか言っていた。
まぁそれも運によって様々と言うことか。
いろいろと勉強になったなぁ。

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Last-modified: Sun, 02 Mar 2008 03:45:34 JST (5892d)