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ビジョン

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ひたすら作業な毎日で、日記に書くこともないので、政治ネタなど。

そもそも情報収集をする余裕がボクにはないので、普天間基地移転の問題をとやかく言える義理はないのだが、なんというかトータルな視点というか、結局どうなのよっていう議論がないような気がしている。いや、テレビは見てないのでわからないのだけれども、読売や朝日などの新聞のサイトを徘徊する限りでは、もめているその事象しか伝わってこない。

以下はボクがなんとなく忙しい中、集めた情報を元に思い浮かんだ疑問点である。

  • そもそも基地がなくなると、沖縄県民は幸せになれるのか?
    • 雇用問題は解決できる?(米軍基地内で働いている沖縄県民の雇用問題)
    • 米軍が出ていくと、地元の商店街が打撃がという意見に関しては、現在、基地内にアメリカのショッピング・モールなどが出来てしまって、すでに米軍関係者は地元には買い物に来てくれないらしい。
    • 基地跡地は商業地区として利用されるのだとして、所詮パチンコとかが出来るだけのような。ショッピング・モールが出来たとして、それは沖縄県民だけで活性化になるのか?
    • ちなみに沖縄の観光客は年間 500 万人らしい。これと基地跡地を上手くリンクさせれば、うまくいくと思う。
    • そもそも基地も観光地として、地元と上手く連携がとれないか? -> 一般人の入場の規制を緩くする。
  • 米軍を追い出したとして、安全保障上の問題はどうする?
    • 結局、陸上自衛隊を置く? だとしたら、兵士による沖縄県での事件は果たして減るのだろうか?
    • 自衛隊を置く場合、コストは米軍とどっちが安いのか?

要するに、ボク自身どちらを応援したらいいのかよくわからないのである。
日本の安全保障上の問題があるから、沖縄県外に移設することや、グアムに全部持っていくとかを手放しで後押ししていいかわからないのよね。東京に住んでいるボクにも関係のあることであって、沖縄に米軍がいてくれる事によるメリット(そしてデメリットも)をボクも享受しているはずなのである。
また、沖縄県以外の都道府県ももっと自分のところで基地を受け入れられるかどうか議論がわき起こってもいいんじゃないだろうか。どこかが、ババを引くんだから、日本全国どこでも我が事のように考えるべきことなんじゃないかなぁ。と、思いつつ自分は何が出来るんだろう……?


今日の一枚は、トランス・ハウスの BT。打ち込みが美しい。初期の頃が好きなんだけど、最近の Rock に寄った作りもかなりかっこいい。面白いのがね、20 年近く前 FM 音源でやった様々なテクニックが、BT のアルバムでは使われていたりするんだよねぇ。

  •  結局この問題を論議すると日米安保条約について踏み込むことになるのでどこのマスコミも躊躇するのでしょうね。日米安保条約は現在の世界情勢の中でもかなり強固な同盟条約なのに、日本人で意識している人が少ないことが問題の根底にあると思います。アメリカの少なくとも上層部は“同盟国”の意識には敏感なので、日本の対応に気を尖らせている感じですね。この問題をネタに踏み絵を追っているという。
     
     自分も”基地国内県外移転”の論議は必要だと思います。個人的には地理的及び歴史的経緯や沖縄の経済的な貧困(全国的にダントツで低い)などから移転は困難であるという意見ですが、その分のリスク料を全国の都道府県が人口に比例して沖縄に払うべきだと思います。安全はタダではないのだから。 -- 龍英 2009-12-05 (土) 12:09:04
  • 関空でどうこうする、なんて案を大阪知事が言っているらしいですね。
    沖縄県への迷惑料、いいと思います。ひとり1円だって1億はいきますからねぇ。 -- へぽかる? 2009-12-05 (土) 22:51:33
  • アメリカは本当はグァムに移転したいっていう話ですけどね。戦闘機の性能がUPしてるからグァムでも時間的には問題ないのと、中国の軍事力がUPしてるから当たりを弱める意味で少し距離を置きたいとかで。
    沖縄自体、今は攻撃力云々よりも情報収集がメインになってて、日本に置いてるのは、軍艦が寄って修理する際、日本の造船技術が使えることと何よりも補給等で金をいくらでも出してくれるからだと。
    ただ自主的に移転するよりは、引越代諸々ひっくるめて日本に金を全部出させたいっていう。
    いくつものTV番組を合わせた情報なんで全部が信憑性があるかどうかわかんないんですけど(笑)
    でも沖縄の人の気持ちは大事にする意味でも(現在米兵犯罪者の引き渡しを拒んでる事件がありますが、どうなったんでしょう?)、また本当の独立国家になる意味でも(どこかのゲームで聞いたような)安全保障についてはこの辺できちんとしてほしいです。 -- 難波鑑? 2009-12-05 (土) 23:43:27
  • 龍英
    自民党時代、安保の利点ってのを国民にアピールしなさ過ぎだよね。たとえば前にキミが指摘していた、日本に米軍がいなければ、外交で軍事的な牽制をしてくる中国・ロシアなどの問題とか。社会で習うのは、安保反対のムーブメントとかその辺くらいだものね。
    かるさん
    橋下知事のあのコメントは、個人的には感心しました。ああいう働きかけが、もっと全国の都道府県からあっていいと思います。
    難波さん
    なるほど。まぁ軍事力がないなら、お金を出すのでいいとは思うんですけどね。日本軍を作って国防をやるのと、アメリカ軍に駐留してもらうのと、どっちが安いのかとか、その辺も議論するといいのかも知れません。あとは外交の下手さですよね。今回の場合も、何というか、開港以来 150 年もアメリカとは付き合っているんだから、もうちょっとこうやり方とかあったんじゃないのかなぁって……今までの歴史で何を学んでいるのか、政治家たちよ……という気分ではあります(汗)。 -- たまきん 2009-12-06 (日) 07:07:36
  • ぼくは『安全=軍』ってのが疑問なんですよね
    確かに抑止力という面はありますが、どうも胡散臭いと感じてしまいます(爆)
    また、攻めてこられたらという仮定を用いる方が居ますが、攻められる理由を明確にしないで議論するのはナンセンスな気がします。
    逆に軍が攻撃の理由になる場合もありますし。
    安全に関しては軍についてだけでなく、安全とは?という根本的な議論をして欲しいですね。
    平和ボケ意見かもしれませんが… -- ぼくかけ 2009-12-06 (Sun) 13:51:08
  • それは単純に身の回りを見渡しても、わかると思います。たとえば警察力とか。警察力があっても、犯罪の起こる毎日です。また、歴史を振り返れば、戦争の果たしてきた役割は大きいと思います。現在でも北朝鮮の拉致問題、同じく北朝鮮そして中国やロシアによる領海侵犯問題などがあります。また、ぼくかけさんやボクたちがこうして平和でいられるのは、まさにアメリカ軍とその核の傘のおかげもあるとボクは認識しています。また、日本人はあまり認識していませんが、諸外国(これはアジアもヨーロッパも含め)は日本に軍事的な脅威を感じています。日本が原子力発電所をいつ核装備に転用するか、なんてことを諸外国は心配してたりするのです。そしていつまた、60 年前のように攻めてくるかも……なんてことを考えている国もあるわけです。つまり、日本も充分世界の軍事バランスの駆け引きの中に置かれていることを、もっと日本人は知らなければなりません。
    ただもちろん軍事力全てが平和や安全を守ることではないことも我々は知っています。たとえばシンガポールなどのように、国際的に重要な国になることによって、日本の価値を高めること。また、外交力を高め他国としっかりと駆け引き出来ていくことなどにより、軍事力に頼らずに平和を維持することは可能だと思っています。 -- たまきん 2009-12-06 (日) 18:27:24
  • 歴史を振り返れば、戦争の果たしてきた役割は大きいと思います。>そうですね。
    だからこそ、これからは違ったものを求めたいんです。 -- ぼくかけ 2009-12-06 (Sun) 18:38:52
  • ボクもそう思います>違ったもの
    それらのヒントが、軍事力を持たない国にあるのではないかなぁと何となく思っていたりします( Wikipedia に丁度こう言う記事があります)。また、経済や通商でのばしていくのなら、税制の改革や日本の古い商習慣の撤廃などがあるのかなぁとか。戦争に反対する人も、基地を追い出したい人も、「反対」と叫ぶだけでなく、どんな未来にしたいのか、どんな未来が理想なのかという「ビジョン」を語っていくことが大事なのかなぁと、「違ったものを求める」というのはそう言うことなんだと思います。 -- たまきん 2009-12-06 (日) 18:49:22
  •  たまきんの紹介の記事を読んでみましたが、やはり軍事力を持たない国というのは大国の保護下にあることが多いようですね。安全を他国に依存するのか自前で補うのかは難しい問題ですが、それを我々国民が一人一人認識することが大切ではないのでしょうか。
     
     随分以前、大学時代に外国の学生達とこの問題について論議した時に、「もし日米安保条約が破棄され、在日米軍が完全撤退したとしたら君達日本人の男子は徴兵に応じる覚悟はあるのか。」とアメリカ人に質問され、日本の学生に動揺が走ったことがあります。僕が「この問題と徴兵とは別問題だ。アメリカだって徴兵制ではないではないか」
     と反論したところ、「アメリカは志願制度で必要な兵員を確保できている、イギリスも同様だ。大国の庇護から独立する際自前で軍隊を賄うのは当然で、兵役について真剣に考察しない学生が、国家防衛を論議するのは偽善だ。」と反論されてしまいました。
     この意見にそれまでアメリカ人学生に比較的反対の立場をとっていた、マレーシアやタイやシンガポール、韓国の学生が一斉に賛同したので議論の流れが一気に変わってしまったことを、今でもハッキリと覚えています。彼らアジア諸国の留学生の多くが兵役経験があったので、言葉に重みがありました。
     自分はそれまで真剣に「国防に自分自身が参加する」という意識がなかったので非常にいい経験になりました。「完全に他人事で論議している自分の意見なんて説得力がないよなあ。」と凹みましたが。

     前にたまきんがイスラエルに旅行に行った時「イスラエルは女性にも兵役がある。」と教えてもらった時も似たような衝撃を受けた記憶があります。
     確かに軍事力だけが国防や抑止力になるわけではないと思います。大切なのは、自分たちにも平和を享受している以上何かしらの責任があることを忘れないことだと思うのですが。 -- 龍英 2009-12-06 (日) 20:34:35
  • 国防ということに関して、やはり日本以外の国の国民は、自覚を持っているということなのですね。日本では教育で戦争=悪としか教えませんからねぇ。でもそれは縄文時代から続いていることかもしれません。と言うのも、大陸から日本列島に人が渡ってくるまで、日本では戦争のあとがないという考古学的研究もあります。そして、大陸から戦争が持ち込まれるのですが、大陸の人たちと融合していく中で戦争が減っていくという研究もあるようです。それはそれで、凄いことかも知れません。あぁ、話がずれました。まぁ、とにかく沖縄の件は、基地問題にとどまらず、日本の安全保障の議論を全国に広められると良いかも知れませんね。 -- たまきん 2009-12-07 (月) 07:12:28

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