久々に映画のレビュー。シャーロック・ホームズ 2 を Blu-ray で見た。
やっぱいいねー、Blu-ray。今頃言うことではないけど、ドットが細かいってのはすばらしい。何もかもが美しい。しかも、ボクがやりたい探偵モノで 1800年後半から 1900 年前半ってのもイイ。明治~大正の探偵モノ、作りたいんだよね……別にエロゲじゃなくてイイし。
さて、で、Sherlock Holmes: A Game of Shadows だが、原作の要素もたくさん散りばめてあって「おー」とは思ったんだけど、そもそももうモリアティなの!? もう終わりなの? とか思ったのが一つ。まぁでも最後のホームズの登場からすると、続きは作る気なんだろう。
あといくら 1800 年代とは言え狙撃されれば爆破現場でも気付くだろうとか、目標を視認出来てないのに迫撃砲(榴弾)ぶっぱなしてもめくら撃ちでしかないだろうとか、なんつーか土壇場の表現がルパン三世とあまり変わらなくてガッカリ。もっとシビアに現実路線で行きましょうよ。それでもホームズなら乗り越えられると思うよ。
そしてボクが作業しながら見ていたからかもしれないが、クライマックスがどこかよく解らなかった(笑)。映像的に陰鬱なカラーをずっと使用しているせいか、武器工場に乗り込むシーンとかはもう盛り上がりのところらしかったのだが、全然そんな感じがしなくて、「アレ? 実はもう佳境なの?」とか慌ててしまった(汗)。まぁ最大のシーンは和平会議の場なんだろうけど。終わり方は原作通り。あれでいいとおもいます。
個人的には 1 の方がよかったかと思った。どうにもモリアティが登場しすぎる。最後の和平会議で初めて会うくらいの黒幕でよかったのになー。
映像はすごくよかったです。うー、羨ましい。あの雰囲気、エロゲでも出したいなぁ。あと映画はスタッフロールも凝っていることがよくあるよね。エロゲだとスタッフロールなんて間に合わせで作ることが多いから、本当はもっといろいろ懲りたいんだよねぇ……。何はともあれ、探偵モノはもっともっと流行って欲しいなぁ。