Wrath of the Titans

映画レビュー。今度は「タイタンの逆襲」。同じく Blju-ray で見た。
ファンタジーいいよね、ファンタジー。でもボクはギリシア神話にそんなに明るくない(笑)。
まーこの手のはエフェクトがすべてのような気もするが、実写ならではの複雑な造形は、アニメというか絵ではなかなか出来ないので、すごいよね。でもほとんど CG だから、これからはアニメとかでもこういう表現はできていくと思う。009 なんかはそうだったし。
話は駆け足ながらも、パーティ組んで、一つ一つの難関をクリアして、最後、精神的な克服があって邪魔者を排除し、そして大ボスへって王道を行く話だった。でも 2 時間だとやっぱり一つ一つが駆け足になっちゃうねー。駆け足になってしまうと、一つ一つのイベントのディテールがどうしても細部まで描かれないから、説得力が少し落ちる。難関を半分にするか、時間を倍くらいに引き延ばせばよかったのかもしれない。特に地下迷宮の部分はもっともっと色んなことをして、乗り越える感があったほうがよかった。

大ボス戦はドラゴン・ボールなどに見慣れている日本人からすると、アニメ的と思われてしまうかもしれない。そういう意味では陳腐さを感じてしまうと言うか。溶岩などの表現はすごいけど、この間、エヴァ Q の前座に流された巨神兵のショート・ムービーの方が街の壊れ方とかはすごいなぁというか、充分ハリウッドにも喧嘩売れるクオリティなんじゃないかなぁと感じた(もっとも巨神兵のはモブが全くないので、違和感があるけど)。

とにかく落ち着く暇はなくて、ひたすらノンストップ・アクション・ファンタジーって感じで、流れはよかったと思います。

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